2011年2月7日月曜日

Metal Embossing 事始め-家の中には

毎日見慣れている物がある

もう何10年も前のことだけれど
タイ チェンマイ奥地のビルマ国境近くの
FANG村に滞在していたことがあった

リス族 アカ族 モン族などの
山岳民族の村を訪ね回っていたんだ

まるでテレビ番組の
ウルルン滞在記みたいな
ホームスティだった
お別れの時に
村の人たちからプレゼントされた
ナイフがある

そのナイフは彼らが山に入るときの
必需品なんだ

メタルエンボッシングを
やり始めて
昨日始めて発見したんだ

山岳民族の男たちからもらった
ナイフのシースには
細かいエンボス加工の装飾が
施されていることに気がついた

今までは単なる飾りとしか
見ていなかったんだけれど

改めて観察してみると
技術的には雑だけれど
どんな道具を使って
こんな細かいエンボスを施していたのか
興味が沸いてきた

タイの土産物屋には
エンボス加工されたピューター製品が
たくさん売られている
高価なものには興味がないけれど
安物のピューター製品が
欲しくなってきたよ



画像右端のナイフのシースには
お箸が一緒に携帯できる

実際に小動物を解体して
食べる時に使っていたのを
思い出した


これは煙草ケースなんだけれど
USAって入っているから
ベトナム戦争時代の
アメリカ軍事顧問団が山岳民族の村に
おいていった物なんだと思うよ

これにも飾りの
エンボッシングが入っているんだ