2011年3月24日木曜日

My Dear Friend -147/どうか無事でいて欲しい

楽しく過ごしてきた横浜

でも帰ってきてみると
やっぱり
友人達のことが気になってしまう

横浜の報告もしたいと思っているが
たくさん撮った画像の整理もできず
頭も回らない

同じく豆本を作っている仲間から
呼び出されると嬉しくて
飛んでいくんだけれど
その瞬間は忘れられる

被災地から避難してきた
クリエーターとの交流を持ちたい
持ちかけてくれたTASK君の
話には
何だか嬉しくて
躁状態になってしまう

相変わらず福島 岩手の友人とは
連絡が取れず
安否が気になっている毎日

ずいぶんとお世話になったまま
何の恩返しもしていないのに

新聞の亡くなった人のページを
細かく調べている自分がいやになるよ

本を読んでいても
同じ文章の所をグルグル回っていたり

豆本を作っていても
メタルエンボッシンクをやっていても
何だか心ここにあらず
という感じで小さな制作ミスが多い

いまは自分の出来ることをやろう
そう思ってはいるんだけれど
でも それは?って
考えてしまい
何も無いような気分になってしまう

10年ほど前にも
こんな状況になったことがある
その時に教えてもらった歌で
ボクは助かった
自分に立ち返った大切な歌

歌の題名も忘れていて
横浜に向かう列車の中でも
ずっと思い出そうとしていた

東海道線の熱海を過ぎて
湯河原
大磯・・と
長い年月を過ごしてきた
湘南の海を眺めていた

辛いことや悲しいことを
封印してきたんだ

歌詞を少しずつ
思い出してきた

そして今日とつぜん思い出した

Tomorrow