2009年11月19日木曜日

神戸ビエンナーレ/その四

まだまだ神戸ビエンナーレ

鉄や金属を素材にした作品もたくさんあった

クリエーターズ・マーケットに
特別参加していたTレックスの作家である
ジュンちゃんやまつやまさん達と
一緒に神戸に来ていたら
また違った説明を聞くことができて
感銘を受けたんだろうな

下の写真はバク進する象さんのタンク
象さんの鼻が大砲になっている
コンテナの中いっぱいに作ってあって
撮影できないくらいの迫力
戦車のキャタピラの部分だけ撮れた

上の人物も鉄が溶接されている
下はその人物オブジェが
フードコートの入り口に飾られてあり
斜めになったコンテナは飲食コーナー

中を覗くと部分的に水平になっていて
階段状のスペースでは食事ができるんだよ


真っ暗なコンテナの中では3D画像が
怪しげな光の中で
怪しげな動きをしていて
次から次へと色々な怪物が飛び出してくる
観客は
小さな穴からその3D画像を見る仕組み

どうやって作るのか
不思議な体験だったよ

幼い日に見た
テント小屋の怪しげな覗きカラクリみたい



これも何種類も展示されていた
細かいラインストーンや輝石をたくさん貼り付けて
一枚の絵に仕上げてある

カメラを開放して撮ったのだけれど
三脚の使用も禁止だから
鮮やかな色彩は再現されていない
残念だよね


写真家たちの作品も多く素敵だった
その中のフクロウの表情を組写真にした作品
その表情が可愛くて
手持ちで苦労して撮ったんだ

まるでフクロウに笑われているみたいだった



暗いコンテナの中には何百本と空き瓶が
並べられていて
その瓶の中には水草が入れられてある
それを照明で浮かび上がらせていて
幻想的なシーンを醸し出していた

その幻想的なシーンを眺めながら
これだけの空き瓶や水草を用意するのは
大変だったんだろうな と
現実的な採算を
考えてしまうのでありました


コンテナには扉がついていて
その下の方に覗けるくらいの小さな鍵穴が・・・

その穴から中を覗き見ると
おばさんの大きなお尻が見えるという寸法

みんな覗き見が好きなんだね
しゃがみ込んで中を覗いているんだぜ

2009年11月18日水曜日

神戸ビエンナーレ/その参

不思議な提案

人が誰も入っていなかった不思議な空間
コンテナの中には
順番に並んだ絵と
大きな甕がひとつ

絵も独特の暗い感じだし
間違っている説明書きの文章も
日本人ではないような
感じだった

夢の世界みたいな提案
水から生まれて水に戻る
それと
自分の夢が繋がらないんだ

展示をじっくりと見て考えてみたけれども
???の世界だった



でもAYUMiには理解できるんだろうね
興に乗って一生懸命
甕の中をかき回していたよ

2009年11月17日火曜日

神戸ビエンナーレ/その弐

他人の感性から学ぶこと

今回一緒に行ったのは
書で絵を描く勇輝君と
ジャンク雑貨クリエーターのAYUMi
そしてボクの三人なんだけれど

三人とも趣向が違い
それぞれが興味の対象や反応が違っていて面白い

AYUMiは生け花の師範でもあるし
ジャンクガーデンにも取り組んでいるから
創作生け花にも興味があるようだった

ボク一人だったら見逃してしまう作品群とも
AYUMiの手引きで巡り会った

ボクや勇輝君が通り過ぎるような作品に
彼女は立ち止まる
そして一人で悦に入ったり
感動の声をあげている

価値観の違いを知るいい機会だったよ
そして価値観のちがいがあっても
好き嫌いが違っていても
お互いに啓発されることってあるんだね

ボクはボクで目に入ってきた作品を
新鮮な気持ちで撮ってみた

花器をつかった生け花には興味が沸かなくて
ひと味違った展示作品が多くなった

実作者の意見を聞いてみたくなるよ

この作品は
花器が絵になっている
描かれた絵に
本物の植物が活けられているんだ

これには大きなヒントをもらうことが出来たよ

ブールーのコンテナを背景に
怪しげな生け花と
コンクリートを固めた白い器

これもゴミではなく作品だよ
青いチューブや
古いラベルで何とも言えない風情だった
このチューブの使い方も
ボクにはヒントを与えてくれた

展示会場なんだから
きっとゴミではなく作品なんだと思う
現代世相の侘びさびなのかな

よく分からなかったよ

これはボクもやってみたいことの一つ
そのための表現したい小道具は
少しずつ集めているから
いつかはオブジェを作ってみたいと
詳しく観察してきたよ

ボクは花や植物は飾らないけれどね


2009年11月16日月曜日

神戸ビエンナーレ/当日

神戸ビエンナーレって??

震災後の神戸は
文化事業にも乗り出した

神戸全域のあちらコチラの
会場で色々なイベントが催されている

ボクたちはメリケン波止場の会場だよ

その会場には
全国から色んな分野のクリエーター達が
作品を展示していた

会場内のブースは
大物運搬に使うコンテナがたくさん並んでいて
コンテナが一つのブースになっていてビックリした

長い列を作って鑑賞待ちのブースは省いて
次々と見て回った
大胆な発想や仕掛けの素晴らしさには
感動したんだよ

フラッシュ撮影は禁止なので
思うように作品撮影が出来なかった


いくつも見て回ったブースの中から
ボクが作品作りの参考になった展示作品を
紹介するね

これは遠くから眺めると
仏様に見えるのだが
素材はなんと段ボールだよ

何枚もの様々な段ボールを重ねていき
仏様の立体像を作り出しているんだ

木彫をやっていて
その造形の難しさはよく分かっているから
驚いてしまった

クリエーターズ・マーケットに
参考作品として展示されていた
恐竜Tレックスもいろんな廃物をつかって
一つの造形物を作り出していたけれど
それと同じバージョンだね

段ボールを利用した立体物の作品は
よく見かけるけれど
こんなに精巧に作られていて
遠景と近景のちがいを 表現した作品を
見るのは初めてだった

いつも飲んだくれていて
井の中の蛙状態で色んな作品に接することなく
過ごしているボクは猛反省
いろいろな作品を見て歩き
自画自賛ではない物つくりに励みたいと
思ったよ



展示作品の仏様自体も段ボールなら
コンテナの中の雰囲気作りや
荘厳な背景も段ボールでできていて
照明効果も感心するほど神々しく感じられた


これは目の錯覚を利用した
錯視作品だよ

コンテナの中には一枚の紙があるだけ
遠近法や錯視効果を狙った絵なんだ
空中浮遊しているような
いろんな物体を
じっと眺めていると

だまし絵とは思えなくて
自分の存在感が薄れてきて頭がクラクラしてきた


じっと観察したのだけれど
よく分からなかった作品

本物の牛舎が再現されていて
牛舎独特の臭いまで漂ってくるんだ

コンテナの波形になった天井の形状を
トタン屋根のように感じさせ
外からの木漏れ日や本物の藁
飼い葉桶などの小道具も
懐かしささえ感じさせてくれる

そんな牛舎にいるのは
二頭の大きな白い牛さんが
こちらを向いていた

何なんだろうね



2009年11月15日日曜日

神戸ビエンナーレ/出展 前夜

楽しかったよ 神戸ビエンナーレ

神戸の友人JIJIさんへのお土産は
地元の人も知らないという
ふたつの煎餅だよ

JIJIさんに渡すと初めて見たと言ってくれた
仲間の勇輝君やAYUMiとアレコレ迷った甲斐があった

JIJIさんは早めに店を閉めて
ボクにぴったりの接待場所を探しておいたと
案内されていったのは

自家焙煎珈琲 にっぽん という店

へぇ こんな喫茶店がボクにぴったりだってぇ
席に着いた我々の前に出てきたのは
大皿に盛られたカレー
店主はニコニコ顔で
今日は餃子を入れてみたという

得意そうなJIJIの顔
何かあるぞこの店は
チョイと不安な我々
まあそれでも乾杯を

お腹は空いていたし
へんてこなカレーを
全員食べましたとも
カレーの次に出てきたのは
刺身の盛り合わせだったよ
オイラ外に出てそっと看板を確認してきたよ
自家焙煎の喫茶店だ
他のお客も和やかな雰囲気なんだ

ビールから始まり
焼酎へと座は盛り上がり
談論風発 冗談は乱れ飛ぶ

ニコニコ顔の店主は
どうぞカラオケをやってくださいと言う
喫茶店?
食堂?
カラオケ屋さん?

カラオケねぇ
どうリアクションすればいいの?

空気を読めない我々は少し遠慮がち

では ワタシからと
店主は曲を選び出した
ここは小父さんホストクラブ?

エプロンを外し
ブレザーに着替え始める店主
笑いをこらえて観察する我ら
やがてガハハと笑い出す我ら

思い入れたっぷりの店主の歌
聞けば元歌手だという
サービスなんだろうね
ムード歌謡を2〜3曲歌ってくれた

クラクラと急に酔いが回ってきたよ
JIJIが歌い
AYUMiも立ち上がる
勇輝は振り付けありの歌が乱れ飛ぶ
もちろんオイラもね

それぞれが相手を選んでデュエットになり
別の席で静かに飲んでいたカップルまでが
入ってきて
そりゃ大騒ぎになっちゃった

酔いを覚ましに外へ出ると
喫茶店だと思い入るのを
悩んでいた女性三人組がいた

扉をあけて説明して安心してもらう
さすが関西人
ノリが違うよ
ズカズカと入ってきてくれ
またまた大賑わい

ビエンナーレ?
出展?

そんなことすっかり忘れてしまい
飲んで騒ワ〜いで丘に登ればァ〜

さあ 次に行こう・・・・

JIJIの的を射たおもてなしに
無頼漢と化した我々出展者は肩を組み
放歌高吟

神戸の夜は更けていくのでありました


2009年11月14日土曜日

神戸ビエンナーレ/出展

これから神戸へ行ってきます

先月訪ねたJIJIさんの店からすぐ近くの
メリケン波止場が会場のひとつが
ボクたちの出展するアートマーケット

出発前であわただしいから
簡単にね

ボクたちの出展ブースのレイアウトスケッチは
こんなものなんだ

神戸ビエンナーレには初めての出展だから
他の人たちの雰囲気も分からない
例によって
出たとこ勝負のブース作りになる

作品展といってもお祭りだからね
うんと楽しんでくるつもり

どんなクリエーターたちと出会えるか
それが一番の楽しみ

では行ってきまぁす

2009年11月13日金曜日

My Dear Friend -20/ ひなぎく動物園

みんな頑張ってるね

常滑の陶芸作家のミホさんから
個展の案内が昨日届いた
彼女は豆本教室での同窓生だよ

ミホさんの作品はウチにもあるけれど
童画のような繊細さと優しさが可愛らしいよ

ひなぎく動物園と銘打った展示会では
可愛い動物が器の柄になったりしている

展示会場は
先日のクリエーターズ・マーケットで
ゼロイチプロジェクト賞を受賞した一人

11月14日から29日までなので
初日はボクの出展する神戸ビエンナーレとかぶってしまう

さっそく届いた60枚のハガキを持って近くの
知り合いのギャラリーや
カフェをまわり置いてもらってきた

ハガキの反応は良いから
きっと見に来てくれる人も多いだろうね



2009年11月12日木曜日

革細工ただいま修行中 -46 新作

新しい財布に挑戦

覚王山での展示会からかなぁ

ボクの作品の中では
どういうわけか財布が一番評判が良いんだよね
一つ一つ柄や細部も違っていて一品製作なんだ
手が込んでいるから値段も安くはないんだけれどね

今までのカッチリした財布作りに飽きていたときに
Mrs,kichenのオーナーヨシエさんから
プレゼントされた財布を
YOSHIE Styleとして模作してみた

その財布をモニターしてもらって
改良版を作り
Ver,3くらいまでタイプは変わってきた
それはもっと手の込んだ仕様になっているから
値段も上げてみたんだ

作品の在庫が無くなるから
チマチマと財布屋さんになって作っていた

同じ財布は二つと出来ないのが
良いのかなぁ

でも少し飽きてきたので
違うタイプを作りたくなってきた

週末からの神戸ビエンナーレには
間に合わず持って行けないけれど
半日かけて試作品を作ってみたよ
作っている最中に欠点も見つけた

でも
この新作はサンプルとして
神戸に持って行き
自分で使ってみて反応を見てみることにするんだ


2009年11月11日水曜日

クリエイターズ・マーケット-24/出会った怪人

おかしな連中

会場内を散策していると
奇妙な格好をしている人たちに出会うよ
何度も出会うので
自然と話し込んでしまう

マニアックな話題も好きだからね

この女の子は
SMの女王さま
まさかクリマの会場で
団鬼六の話題が出るとは思わなかったぜ

お互いの作品の話もしたよ
制作の注文まで頂いてしまった
かいま見たSMの世界は別次元だけれど
ものを作るという情熱は感じられ
嬉しくなっちゃった


変装前の素顔は見せられないけれど
前日とは違う変装が面白く
この怪人のメイクアップシーンを撮らせてもらった
洗面所というシチュエーションだから
本人は嫌がっていたけれどね

大まじめな自己表現もここまで突き詰めると
頭が下がってしまう

変身が完成したので
引き連れていきTレックスの前で
はいパチリ



2009年11月10日火曜日

クリエイターズ・マーケット-23/いきなお土産

やっぱりお祭りは楽しいね

ブースにいるといろんな仲間たちが
いろんな差し入れを持ってきてくれたよ

一番多いのはビールやワインだけれどね
酒のつまみも多いね
中には自分の作品だと言ってプレゼントされることも

おかしかったのは
友人のHAVANKの英輔クンと
ヒツジ工務店の伊藤クンが現れたとき

ハイ と
伊藤クンから渡されたのは黒い板

?????
最初は分かんなかった

よくあるでしょ
自分の顔写真が公開されるのがイヤなとき


さっそくご本人たちに登場してもらう
彼らと月末に飲むんだけど
次回はどんなビックリが出てくるのか楽しみなんだ

真面目でおかしい伊藤君
楽しみにしているからね

これってヒツジ工務店の商品かなぁ

ブースを通り過ぎていく知らない人をつかまえたり
クリエーター仲間たちに持ってもらって目線を隠す

そのアイデアには喜んでくれる人が多い
撮った顔写真はみんな笑顔になっている

で・・・
ボクは色んな人を撮りに歩いたよ

2009年11月9日月曜日

クリエイターズ・マーケット-22/出会った作品

すごい男と出会ったよ

Tレックスの作者ジュンちゃんに連れられて知った
高橋耕也さんのブース

ブースの上には
大きな怪鳥が飛んでいたんだ
ギーギーと不気味な音をたてて大きな羽根が動いてる
鉄を使ってオブジェを作っている
ジュンちゃんの解説付きだから
その仕組みや感動を学ぶことが出来た
自分の目だけではなく
大好きな友人の目で見た作品を知ることも
今回の学習だったよ

感動したボクはすぐに撮影許可をもらい
気に入った作品をシャカシャカ撮りまくった

さっそく握手をさせてもらったよ
厚くて固くて大きな手から
鉄や廃材を素材として
繊細で夢のある
からくりオブジェ作品に巡り会うことができた

彼は宮城県出身
ボクのお客さんが宮城県の鎌先温泉にある

そのことを話すと
このクリマ会場で鎌先のことを知っているのは
ボクだけだと喜んでいただいた

仲間に紹介したくって何度も何度も見に行ったんだ
ボクはジュンちゃんや高橋さんから
教えてもらった話を得意になって話してた

こんな素敵な作家や作品に出会うと
体の奥底からゾクゾクと湧き出てくるものがあるね

いつか一緒に飲める日が来るといいな