2008年10月11日土曜日

鰻と吉兆と木彫と・・

我が愛車「湘南号」の車検のために整備工場に運んだ

整備工場の社長でもあり
ボクの木彫を何点も引き取っていただいている友人でもある

そして彼は僧籍をもっている

整備工場の横に私費で
京都の六角堂を模した大きなお堂を建立し
「親鸞堂」と名付けている

ボクの「昇り龍」と「鳳凰」は
この親鸞堂に飾られている

ロビーでボクの大好きな親鸞聖人の話や
自社で預かっているタイ人技術研修生の話や
ボクのタイ旅行の話で盛り上がった

盛り上がりついでに「飯喰いに行こう」と
連れて行かれたのは老舗の鰻屋さん

今ではすっかり影を潜めてしまった「吉兆」で修行した親方だという

「さっき帰って行ったお客の残りを出すのかな?」 と
こっそり言うと
「可哀想に・・最近よく言われてるらしい」と笑っていた


昼飯なのに「肝焼き」と「かつをのタタキ」を肴に
ビールをいただいた。

吉兆で修行をしたというだけで
なぜ一万円もするのか分からない昼飯

でも美味かった






ビールのお陰か
親鸞堂に納めたい木彫作品の話をしてみた

蓮の花と飛天を彫るから是非買い上げて欲しい と
願い出たら少し迷われたようだが
快諾してもらった。

帰宅後 
木彫の材を手配するために
富山県の井波に電話をいれた

木彫材は「井波彫刻」で有名な木彫の里で
探すことにした

楠材のサイズと厚さを告げると
あっさりと一枚10〜20万円以上だなと返ってきた

真ん中に蓮華を
左右に飛天を一対
計3枚の発注である

つくづくジャンク雑貨を製作している
仲間のコスト対比が羨ましくなった



1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

YUさんが希望する木彫作品を 大きな心で快諾! 素晴らしき交友関係ですね。
彫りあげる過程には なんとも言えない至福の空間に抱かれることでしょう。
羨ましいです。