いつか入ってみたいと思っていたけど
いつも素通りしていた
大きな赤提灯のぶら下がっている店があった。
入ってみるとびっくり・・・
真ん中に通路があり
両サイドは屋台がずらりと並んでいた。
ビル全体が屋台村のようになっている。
「オデン」「焼き鳥」「モツ煮」「ラーメン」
「お好み焼き」「たこ焼き」「一品料理」
それぞれの専門店がそれぞれの香りを振りまいていた。
一つのお店に腰掛けて、親父に好きな物を注文すれば
他の店からでも出前が出来る。
タイの屋台と同じシステムなのが嬉しかった。
タイの屋台ならばお手のもの
会社帰りのOLグループ、年の離れたカップル(親子かも??)
いかにも町内会という集い、若者のグループ・・・・
ワ〜ンと言う感じで会話が耳に入ってくる。
ビールから始まり、ほどよく酒が回ってきた頃には
屋台の客ともうち解けていた。
談論風発・・・ちょっとだけ日本の行く末なども心配そうに語った。
ボクは一見さんなので
深く入り込んだ話題を避けて軽い会話を楽しんだ。
他の席からビールや焼酎が回ってくる。
撮影していても何も文句は出てこない。
気軽な雰囲気にボクは安心してシャッターを切る。
でもほとんどがブレていた。
酩酊・酩酊・・・気持ちの良い夜だった。