2009年6月19日金曜日

新刊であれ中古であれ本は香しい-21

クリマがおわったら
少しのんびり過ごせると思っていたけれど
今度は古民家再生なんてプロジェクトが
始まりそう

そうしたらじっくりと本なんて
読んでいられない日々が来るぞ

そうは思っていても活字中毒には
本は栄養源だからね
好きな本を読んで刺激を受けて
それがまた物つくりに影響を与えてくれる

そんな本が集まってきたよ

味のある紙を
アジ紙
と言っているこの本は
本屋で出会ったときにぴーんと来た
紙好きにはたまらない本だと思うよ

豆本にコラージュに革細工に木工に
夢は枯れ野をかけめぐる・・・




ウイリアム・モリスの
アート&クラフツ展の図録なんだけれど
2400円は安い豪華本だよ
パラパラとページを繰っているだけで
次の物つくりへのアイデアが沸いてくるんだ




2010年に開催される
あいちトリエンナーレのプレイベントとして
開かれた現代美術 平田あすか サボテンノユメ展

会場で見た瞬間は
童画だとおもって行き過ぎるところだった

なんのなんの・・・摩訶不思議な世界観をもった絵だった
70年代に大きな影響を与えた
佐伯俊男にも似てるよ

ふと
ニンジンを描き続けている仲間の
Tontoさんに見せたくなって手に入れてきたんだ


ここ20年くらい山頭火には憧れに近い感覚をもっているんだよ
彼の生き方や生活も表現もね
憧れを持ちながら
全く違う生き方をしているんだけれどね
似ているのは酔いどれだけ

以前 山口県の湯田温泉にいったときに

ちんぽこも おそそも 湧いて あふれる湯

の句碑をみて こんな俳句ありかよ
ってぶっ飛んだんだよ