久しぶりにバンコク郊外を走るメークロン線に乗ってみた
一日8本しかないのんびりとした列車
マングローブの原野から
広大な塩田を過ぎ
民家がおおくなってくると
列車は極端にスピードを落とし始める
昨日のブログでは警笛を鳴らさないことを書いたが
終点のメークロン駅に近づくと警笛はよく鳴らしている
あまりにゆっくりとした走りなので
乗客は駅を待たずに飛び降りていく人がいる
スローダウンした列車は警笛を鳴らしながら駅の構内に入っていく
しかし、車窓から見ている限りは駅の構内なのか
市場なのか分からない
窓の下には列車ぎりぎりに店が続いている
走っている列車から下を撮ったので少しブレているけど
下の写真がそれ・・・・
右側のブレているのは車体だよ
列車ぎりぎりまで商品があるでしょ
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で、列車は市場か駅か分からない場所に着く
下の画像を見る限り普通の駅構内に見えるね
ところが乗降客がいなくなると・・・・・
線路上にイスの露天が現れた
線路上に延々と続く市場
次の列車が通るまでこの市場を開いているわけ
そして、列車が来れば店を列車に触れない位置まで店を下げ
列車が通り過ぎれば瞬時にお店はオープン
レールの間を買い物客は歩く
野菜・果物・肉・魚・調味料・衣類・玩具・・・
普通の市場と変わらない品揃えが嬉しくなって
奧まで歩いていったが最終地点まで行けずに
折り返してきた。
で、線路脇の屋台でビールを飲む
市場とタイ国鉄の共存共栄って
ボクにはたまらない幸せ
駅構内を鉄道共済会が占領している某国とは違う・・・