2009年2月28日土曜日

自作豆本の世界に魅せられた -16

あすくりまーとに出かける前に
豆本のハードカバーの表紙になる革を染めた
全部で10冊作るつもりだから
5色×2枚ずつ

帰ってから作業を始めた
革はきれいに染まっていた


本体とハードカバーをくっつけて
接着剤の圧をかけている様子だよ
豆本展に出品するためには
プロフィールブックや納品書
そして値札も付けなくてはならない

さあもう少しだ
頑張るぞ

あすくりまーとに行ってきた

社会のためにクリエイターができること
未来のクリエイターとなる子供たちに
笑顔をおくろう
という趣旨に賛同して
JUNK雑貨クリエイターと
自由書画の勇輝くんが
コラボレーションをするというので
参加に同行してみた

イベントの収益の一部は
UNHCR(国連高等難民弁務官事務所)を
通じて貧困や就学のお手伝いをする

とは言っても
そこはクリエイターの集まり
いろんな人たちとの交流の輪が広がり
次のステージへとつながっていくだろう

おかしかったのは
明日の豆本展への
納品締め切りに間に合わせるために

内職作業を持ち込んで
豆本のページを折っている勇輝君の姿だった









2009年2月27日金曜日

自作豆本の世界に魅せられた -15

友人から贈られた端布を見ていたら
今回の豆本に花布をつけてみたくなった。

使えそうな布を選び参考書どおりに
作ってみたよ

豆本本体への付け方も基本通りにやってみる
良い感じにできた


どうせならばクーターという言う
本体を守るための筒状の紙も作ってしまえ

なるほど作っているうちに製本の仕組みが
何となく理解できる
ハードカバーを思い切り開いたときに
カバーと本体には引き合う力が出る
それをこのクーターが緩衝するってわけだ


花布をつけて
見開きもつけたし
クーターもつけた10冊の豆本の本体

明日はハードカバーをつける段取りだが
昼間はお出かけだから
夜なべ作業だな

2009年2月26日木曜日

自作豆本の世界に魅せられた -14

仲間たちとのおつきあいで
すっかり遅れてしまった自分の豆本に取組み始めた

試作品を作ってあるから
少しは気分が楽なんだ

改善しなくてはならない点や
製本の手際も考えた

まずは本体ページの制作だよ
プリント出力したのは全部で10冊分
まずはカットカットの流れ作業

それが終わったら
折る折る・・・と
またまた流れ作業

折り目をきちんとして一冊ずつ仕上げていく

なんだか袋貼りの内職でもしている気分になってきた
途中にタイ仲間の友人がきて
タイの政情や航空運賃などの情報交換
現国王の病状が心配だ
崩御したらタイは大変な混乱になるだろうね

いろんな話をしながら
彼にもページの分類を手伝ってもらい
折りは続く

4時間後に10冊分の本体が
出来上がった

今日の作業はこれでおしまい
明日はページ揃えの確認と
天のり加工をして

ハードカバーの
革をカットするよ






2009年2月25日水曜日

自作豆本の世界に魅せられた -13

自由書画(?っていうのかな)の
クリエイター勇輝くんが
豆本を作りに来ていた

彼はMacを持っていながら
宝の持ち腐れ的な扱い方しかできなかったから
Photoshopやillustratorの使い方からの
指導だった

自分の描いた作品をスキャンして
画像を色調補整・修正して豆本に使えるようにした

ページ立てを考えレイアウトしてきたデータを
プリントアウトして
試作品を作ることにした

納品まであと4日しかないのになぁ
自分も同じ状況なのに
若いクリエイターのことが心配になってしまう


裁断した紙を折り
天のり加工をして製本までこぎ着けたよ


念願の豆本第一号
喜ぶ勇輝くん

でも・・・
それは試作品だからね
何部作るのかは知らないけれど
画像修正や表紙もこれから考えるんだよ
間に合うのかな・・・

なんて言っていないで
ボク自身の豆本制作も急がなくては









2009年2月24日火曜日

自作豆本の世界に魅せられた -12

豆本展の納品日も迫ってきたことだし
納品する現物をお見せしますね
・・・と残りの豆本を作っていたら・・・



できたぁ・・・見て見て!! と
ジャンク雑貨のAYUMiが自作の豆本を
見せにきてくれた

絶句・・・
ボクはぶっ飛んだ

PICNIC WORKSさんの豆本にも
驚いたけれど
もっと驚いたよ

可愛いでしょ と
自画自賛するAYUMi



ボクの豆本と並べてみる
お粗末に見えていたボクの豆本が一見輝いて見える

でも度迫力なんだよ
内心 ボクもこんな奇想天外な豆本を
作ってみたい と
思った

仲間だから言うんじゃないけれど
AYUMiの豆本は
彼女の豆本は既成概念への爆発だった


表紙部分はペットボトルを焼いて小さくしている
中身コラージュと手描きのイラスト
ローマ字で爆発とか動くというAYUMik
心象を
線画で表現している

ジミー大西や岡本太郎も真っ青だ

前からアイデアノートに描かれたスケッチを見ると
独特のイラストが輝いているのは
知っていたが・・・・



ボクはこの豆本と記念写真に収まった次第であります

さあ納期まであと5日だ
ショックから立ち直れるかな・・・・


























2009年2月23日月曜日

忙中閑あり???

消しゴムはんこ作家のモリヨと一緒に
シリコンで型取りをしたよ

感性豊かなクリエイターだから
話していても次から次へとアイデアが出てくる
まるでブレーンストーミングをやりながらの
作業だった

勉強家の彼女だから楽しい談論風発ばかりで
説明書をよく読まずに
肝心のシリコン液と触媒の硬化剤の分量を
間違えてしまった

もう9時間も経っているのに
硬化は遅々として進まない

心優しいクリエイターは
失敗は成功の元・・なんて慰めてくれる

まあ時間がたてば硬くなると信じているけどね


素敵な新しい革のトランクを持っていたので
最近手に入れたアメリカのホテルステッカーを
見せた

そのトランクの撮影を忘れてしまったが
そのうちに昔の映画に出てくるように
いろんなステッカーやスタンプで
存在をアピールするような
トランクに変身するんだろうね

次回持って現れたら
撮影をさせてもらおうっと




2009年2月22日日曜日

自作豆本の世界に魅せられた -11

あと一週間で「豆本展」の納期が襲ってくる
豆本展に出展する仲間たちからのプレッシャーもすごい

ジャンクな豆本を作り世間を驚かせた
PICNIC WORKSさんは余裕で明後日には
納品するという
彼らから届いた豆本画像は
ラッピングというか豆本ケースまでもが
こりに凝っている


同じくJUNK雑貨のクリエイターAYUMiも
新規オープンの雑貨屋さんへの納品が終わり
やっとエンジンがかかったようである
届いた画像は信じられない素材を使っている

自由書画のクリエイター勇樹クンは
今晩泊まり込みで豆本を作りに来ている

そのお相手でオイラの作業は中断さ・・・
集めた豆本の参考作品を色々と眺めては
雨夜の品定めと相成っているんだよ

明日は消しゴムはんこのモリヨがお泊まりなんだ
彼女は豆本を完成させているから
次なる作品へのチャレンジ

ぬらりくらりと時を過ごしていたボクも
そろそろ腰を上げなくては・・・

全貌はお見せしないが
試作品は完成したよ
現在あて木をしてプレスして形を整えている

製本の材料に凝ってしまったので
販売するとなるとコストは高く付いてしまう

あと一週間だから5冊もできれば
許されるかな
イヤイヤもう少し頑張らねば





チラリとだけお見せしましょう
表装はまだ内緒だよ

2009年2月21日土曜日

革細工ただいま修行中 -7

携帯ホルダーの第二弾試作品が
完成したよ

前回作った携帯ホルダーと比較すると
男っぽくなっている

どちらが良いか仲間の意見を聞いてから
本番に取りかかろうと思っています



メディスンバッグも着々と進行しているよ
本体と上蓋を取り付けた
ふたを開けると小さなポケットが付いていて
煙草なんかが入れられる


ポケットは革を揉みしごいて
クタクタにしてから取り付けた
こうすればポケットを使わないときに
ポケットの厚さが気にならないんだ

裏側には大きめのDカンを取り付けたよ
コレにカラビナでも取り付ければ
腰に装着できるって寸法さ

これは小さな小物ポウチ
ベルトに通せるようにするつもり
本体はカッチリと作り
フタはクタクタにした革を使ってみた

そして残った端革たち












2009年2月20日金曜日

革細工ただいま修行中 -6

携帯ホルダーの型紙を2種類作り
革を裁断してみた

まだ試作品だから
不都合なところが出てくるだろうね
だんだんと深みにはまっているのが
自分でも分かる

携帯ホルダーは硬い革を使っているけれど
その革をクタクタにすることにも
挑戦している



今はカービング用の唐草模様を
描いているんだ



3月1日に納めなくてはならない
豆本が手に付かずに困ってるよ
豆本展に参加を呼びかけた張本人だから
頑張らねば・・・とは
思っているんだけどね

そんな時に思い出す映画の台詞がある
「風と共に去りぬ」でビビアンリーがつぶやいた

「明日考えよう」





2009年2月19日木曜日

春日井市はサボテン・多肉植物の日本一

ジャンク雑貨クリエイターのAYUMiと
多肉植物を求めて春日井市に行ってきた

人脈豊富な友人の八木さんに相談したら
商工会議所の方を紹介してくれて
初めての体験

サボテンや多肉植物の栽培農家を初訪問
ビニールハウスの中は30℃前後に保たれていて
メガネもカメラのレンズも曇ってしまい
この通り

サボテンラーメンなるものも
考案して実際に販売にも力を注いでいる八木さんは
目を細めて慈しむようにサボテンを眺めていた


商工会議所の話でサボテン・多肉植物の実生栽培では
日本一の出荷だと知った

以前ボクが住んでいた伊豆にあるシャボテン公園や
惜しまれながら2005年に閉園した
宮崎のサボテンハーブ園の話をすると
春日井から出荷したサボテンだという


栽培農家のご主人からお聞きした苦労話や楽しい話は
自分の襟を正すことが多く聞き入ってしまった

親になる多肉植物を大切に育てて
実生や葉ざしで幼い苗を育てて行くには
人間の子供を育てると同じくらいの
愛情と根気と管理が必要なんだそうである

それにしても可愛いよ
昨今の多肉植物のブームが理解できる
例によってAYUMiのテンションは上がりっぱなし



たっぷりと鑑賞を楽しんで
外をみると梅が満開


栽培農家のブロック塀には
子供が隠したんだろう
ミニカーが穴ぼこに格納されているのを
発見した

久しぶりホッとした時間を過ごすことができた
山羊ちゃんありがとうね