初めての雑貨屋さんに行ってきた
思うんだけどね
世間には雑貨屋さんがごまんとある
ごく普通の仕入れ商品ばかりを置いてある
雑貨屋さんもあれば
店主自らが物作りをしている雑貨屋さんもある
それぞれがオーナーの意識が現れているんだけれども
物つくりの端っこにいるボクが色んな雑貨屋さんを見て
楽しかったり
啓発されたり
勉強になったり
する店は数少ないんだ
裏返せば
勉強もせず
自分の鑑識眼を養うことをしない
作家を見抜くことの出来ない
雑貨屋が多いと言うこと
作家の個性やオリジナリティを見つけてやって欲しい
今日訪れたのは
店主がコラージュ作家でもあり
ミシンを踏む作家でもある
しかも
色んなクリエイターを発見し
育てていこうとしている雑貨屋さんだった
ちょうど ひびのこづえ さんの作品展をやっていて
その感性と色感豊かなバッグ類には驚かされた
ご主人の日比野克彦にも通じる
色彩感は見ていて楽しくなるよ
店主がひびのさんの作品に惚れ込み
一面識もない作家を訪ねていき
作品展をやりたいと口説いたんだってさ
話していて「熱い」ものを感じた
売らんかなの店主や
月●●万円は売りたいと
売上ばかりを追求している
ほとんどがパクリなくせに
クリエイターを名のる商売人が
多いご時世で
自分が発掘し支援していきたいと熱く語る
店主のものを見る目は素敵だった
店主のコラージュ作品群はとても
刺激を受ける
またもや・・・
自分もやってみたいというムズムズ感が
もたげてきたよ
封印ふういんと呪文を唱えるぼく
学生の頃
課題でコラージュやフロッタージュ作品を
提出した頃を思い出した
これが
ひびのこづえ さんの作品
ビビッドな色遣いは真似が出来ない
しかも材料もCM撮影に使った衣装や
舞台衣装を流用したリサイクル・バッグ
ボクがお邪魔をしているときに
お客さんが高価な作品を買い上げていくのを二人見たよ
お客にも恵まれているお店だった
帰り際に店主から
うちの豆本を作って欲しいな・・と
依頼を受けたよ
嬉しかったね
即 OKさ
好きな人
大切な人
素敵な人の
豆本を作るのは
とても気持ちの良いことだからね