2009年6月30日火曜日

新刊であれ中古であれ本は香しい-23

嵐の前の静けさというのか
今週末には飲み会や打ち合わせが2件入っているんだ

だけど今はのんびりと過ごしていて
本を読んだり
画像を整理したり
作ってみたかった革細工をやっているよ

こんな時間は滅多にないから
映画でも見たい

ケーブルテレビに入っているから
洋画は毎日のように見ているんだけれど
やっぱり劇場で映画は楽しむのが一番だよ

5月に見逃してしまった映画に
クリント・イーストウッドの
グラン・トリノという映画があったんだよ

調べてみてももうドコの映画館でもやっていない
やっていないとなると
たまらなく見たくなってくる

そんな時にいつもの本屋で偶然見つけてしまった

詩や文学や思想や芸術の評論誌では質の高い

その雑誌の5月号が大好きなクリント・イーストウッドの
特集を組んでいて
映画グラン・トリノを中心に論じている
ユリイカを買うのも久しぶりだけれど
見逃した映画の論評をユリイカが取り上げているなんて

詩を書かなくなって
もう20年は過ぎているから懐かしいよ

論評はクリント・イーストウッドの監督作品を
フィルモグラフィのように
時系列で論じていて
読み進めていく内にますますグラン・トリノが
見たくなってしまい困ってしまった

見られなかったグラン・トリノを知るために
これまた 久しぶりにキネ旬を買ってしまった
これはamazonで100円だった




いつだったかPICNIC WORKSさんと話していて
この映画の話題になったんだ
日本映画はほとんど見ないのだけれど
お奨めもあって
いつか見ようと思っている

まずは原作本でもと思って
amazonのwishlistに登録したのは二ヶ月も前だった
これも200円の本だけれど
キネ旬と一緒に届いた

何だか映画館に行かれないボクのために
映画関連の本が集まってきたよ

楽しいね

2009年6月29日月曜日

Lala natural Organic Cafe & Deli

ぼんやりとしていたら
急に友人の加藤さんや可愛いスタッフに会いたくなった
そうアンテナという美容院のマスターだよ
店の前や店内には鉄のオブジェが展示されている
あのお店だよ

しばらく行ってないので
絶対に何か新しい作品がある

そう思いはじめたら
行きたくなってアポなし訪問

お馬鹿なボクは新作の作品を撮り忘れてしまい
加藤さんからプレゼントされた
潜水艦ノーチラス号に夢中になってしまった

この潜水艦はライターなんだ
変わったライターを手に入れたとき
大好きな煙草をやめなくて良かった
思ってしまう




新作の一つだよ
お店の入り口の上に魔除けとして かざってある

逆光だったので分かりにくくてセピアに
変えてみたけど分かるかな
オオカミかな
猛犬かな




隣のとなりにある
Lala natural Organic Cafe & Deliで
変な時間の食事をした

オープン前のセレモニーでは
美味しいオーガニック料理を堪能したからね

このお店のメニューには
豆本で・・・
と依頼されているんだ

メニューつくりのための料理撮影日は7月7日に決めたよ
それをアンテナの加藤さんに伝えたら
奇しくも彼の誕生日だってさ

単純な重なりなんだけれど
単純なボクは何だか撮影日が楽しくなってきたよ




2009年6月28日日曜日

レイモンド・ローウィ

アロマ・トリートメントを施術している
新しい友人と話をしていたら
レイモンド・ローウィというデザイナーの名前が
飛び出してきた

若い人でしかもデザイナーでもクリエーターでもないのに
彼の名前を知っていることで感激してしまった

ボクも忘却の彼方に沈んでいたローウィというデザイナーを
懐かしく思い出した

まだデザインを学んでいた頃に
口紅から機関車まで
というキャッチフレーズで
商業性と芸術性のバランスのとれた
革新的な工業デザインを次々と生み出していった

ストリームラインとアールデコ調のデザインは
ボクたちデザイン学生の伝説の人であり
憧れの人だった

そんな素敵な会話を楽しめる友人を持ったことが
とても嬉しいんだよ

下の画像は
レイモンド・ローウィのデザイたちです
知っているデザインが沢山あるので驚くでしょ



2009年6月27日土曜日

クリエイターズ・マーケット-14 仲間番外編 

先日終わったクリエーターズマーケットに
出展した仲間たちと
クリマの主催者を囲む
飲み会をやろうと言うことになった

某日某所で・・
なんてこと書いても意味がないけれど
駅に近くて安くて・・・
みんなでワイワイガヤガヤやれる場所

そんな居酒屋を探していたんだけれど
一軒見つかったので
下見に行って
たらふく飲んできたんだ

当日参加する仲間のためにこのブログで
紹介しておくね

以前よく集まっていた人情屋台から
そのまま道路を上に登ったすぐのところにある
普通の居酒屋さん

ウマかったのは
名物 月見つくね 200円
安いしビールにもよく合うからみんなの注文は多分一番多いはずだよ

他にも居酒屋さんはあったんだけれど
駅から少し歩くのでここに決めちゃったよ

遅れてくる仲間もいるけれど
7時半からという事で
ボクの名刺を渡して予約もしてきたからね
え~っと
ラストオーダーは11時だってさ

以上 報告はおしまい


2009年6月26日金曜日

スライドショーに挑戦

大好きなカフェを訪問するたびに
不思議な変化を し続ける店内の風景を
撮らせてもらっている
その画像の一部は豆本を作ってブログに載せたから
知っているよね

500枚近い画像の中から261枚の
出来映えの良い画像を選んで
ページめくりのトランジョンでスライドショーをつくり
BGMは何にするか悩んだ末に
エリック・サティにしてみた

店内の穏やかな時間の流れている画像と
サティの環境音楽が
このカフェにぴったりで
我ながら嬉しくなってきた

それをDVDに焼くことを思いついて作ってみたよ

ついでに
DVDのラベルも作ってしまえ
と言うわけで
出来上がったのが下の画像ね

DVDはお昼頃に焼き上がったんだけれど
ラベルのデザインに
ああでもない
こうでもない・・と
時間がかかってしまい
完成したのは夕方4時だった

今日は営業している日なので
出来上がったら そのカフェに出かけていき
プレゼントしょうと思っていたのだけれど
時間的に遅くなってしまった

さて いつ持って行こうかな
はやく行きたいな


2009年6月25日木曜日

革細工ただいま修行中 -28

頂き物の端革をつかって
もう一品違うデザインで
メディスンバッグを作ってみたんだ

先日紹介した表革同士を縫いつけてから
裏返しにした革を胴体にして
そこに被さるフタの部分を制作

このフラップの部分にオーバーレイにしたよ
今回の縫い方は
わざと縫い目を不揃いにしてみたんだけど
どう??

フラップをあげると
ペンケースがついているんだよ



パイソン革のコインパースも
ジャンパードットのホックをつけて完成した
後ろの茶色のは普通のホックだよ

コインパースの場合
ジャンパードットの方ががっしりしていて
安全なようだね


2009年6月24日水曜日

革細工ただいま修行中 -27

カメラや手帳を入れていつも持ち歩いている
ワンショルダーのバッグがあるんだけれど
去年の秋くらいに
プラスチックのアジャスターバックルが壊れてしまった
直すのが面倒なので針金で縛って
応急処置

そのまま現在も使っていたんだ


先日ハンズに行ったときに
アジャスターを見つけて買ってきた

革細工をやっていなかったら
絶対に修理しようなんて思わず
針金のママ使っていたね

端革はある
手縫いもお手の物になってきた
で・・・
布製のベルトをほどいて
端革にアジャスターをつけて
バッグの本体に縫いつけてみた

うんうん
頑丈になって以前の物より
丈夫だよ と
自画自賛のオイラでありました

2009年6月23日火曜日

革細工ただいま修行中 -26

時間をかけていたコインパースが仕上がり近くなってきた
頂き物のパイソン(大蛇)の革をインレイにして
やっと縫い上げて
コインが入るところを折りたたんだよ

あとはホックを付けて完成だ


これも頂き物である女性用ハンドバッグの革を利用して
ちょいと小さめのメディスンバッグを作ってみた

ベルト通しには革紐を組んでみたんだけれど
ベルトから外れてしまわないか
実用的なのかどうか
これから自分で使ってみて実験だ



上等な鞄なんかの縫製の仕方に
二枚の表革同士のヘリを縫い合わせてから
ひっくり返して表を出す やりかたがあるよね

先日のクリマでもそんな作品を見かけたんだ
ボクが作るとどうなるのか
ちょいと勉強のために縫ってみたよ

上品さを出すならば
間にパイピングを挟み込めば良いんだろうね

少々硬い革を使ってしまったので
頑丈そうなものができた

これもメディスンバッグに仕上げてみようと思っているんだよ

2009年6月22日月曜日

新刊であれ中古であれ本は香しい-22

友人から借りていた大切な本を
熱帯魚水槽の水替えの時に濡らしてしまったよ
すぐに濡れたところを拭き取りアイロンをかけたんだけれど
ページとページがくっついてしまった
あわててamazonで探して発注

届いたのは古本とは思えない程度の良い本
安心したよ

友人に話したら笑っていた

本と水槽は場所を違えないとイケナイよね


猫の本を探していると
コラージュの本も見つかったので
これまた発注

届いた本の奥付を見ると
著者は名古屋の作家だった


JUNK雑貨クリエーターのAYUMiと話していて
自分のこれまでの作品をデータベース化して
作品画像と一緒に
制作データや販売価格も管理していく話題になった

二人ともパソコンはMac
それならばバンドルされている
Apple Worksを使おうということになった

しかし バンドルされていることは知っていたけれど
今まで使ったことがない
データベースも表計算もボクの仕事には関係がないからね

で 困ったときはamazonだよ

安いねぇ1冊は300円
もう一冊は1円だった
どうなっているのかなぁ

まずは参考書を元に学習するんだよ



amazonの欲しい物リストに登録しておいた本が
希望価格300円で出品され届いたよ
送料が340円だから それでも安い買い物だ

物つくりの参考書みたいな本ばかり買っているけれど
いまの日本の小説は時間つぶしみたいな内容で面白くないから
本当は本格的な推理小説か冒険小説を読みたい気分なんだ

歴史書でもいいなぁ




2009年6月21日日曜日

民家再生プロジェクト /番外編

今日は夏至だったらしい
ここに来るまでそんなことには
全く気がつかなかった

音楽プロデューサーとして昔から活躍している
大姉御のミクロに誘われて
Tribal Artsという店に行ってきた
アジアの雑貨や料理そしてライブ
外には思い思いのお店が出ていたよ
夜はローソクを灯すと言っていた

古民家再生には若い人たちの力が必要
そんな話をミクロにしたところ
レゲエクルーの若い青年たちを紹介してくれるという

アジアやタイのことが大好きな若者たちが
アジアやタイの雑貨がいっぱいのお店のテラスに
陣取っていてボクを迎えてくれた

まずはビールで乾杯




なんと30年以上も昔
ギターをかき鳴らして反戦歌を歌っていた
フォーク歌手の いとうたかお(ペケ) と再会した

ミクロが いとうたかお からもらったという
言葉を教えてくれた

笑みは 花
涙は 救い

日没後に彼のライブがあると言っていたけれど
飲み過ぎたオイラは忘れて帰ってきてしまったよ


ミクロの紹介で
生きのいい元気な青年ナオトくんと話したよ
行動的で意見も意志もはっきりしているんだけど
自分と違うタイプの人間に対して大人として交流していけるのか
まだ未知数だった

これから色んな話をしていく中で
見えてくることもあるだろうね

良寛和尚と同じ 大愚 という号を持っている
ナオト(右)が作ったという陶器のビーズを見せてくれ

どれでも好きなのを選んでイイヨって言ってくれた
ボクはその中から5個選んだんだ
その玉を見たときに
革細工に使えば面白いと思ったんだ

レゲエクルーの仲間たち
まだ20歳という若さだから
古民家再生に参加してくれたら戦力になるねぇ
まずは7月4日に行う説明会議に出てもらうことにした




去年のフラワートラベリングバンドのライブの時にも
一緒に楽屋でたむろしていた青年もいた


フライヤーを配っている人がいたので
話してみると彼はミュージシャン
7月25日に
SUMMER FESTIVALという
音楽やフリーマーケットなどのイベントがあるというんだ

場所をきいたら・・・
なんとジャンク雑貨クリエーターのAYUMiの実家の場所
これまた何かの繋がりが出来そうな予感
きっと忙しい夏が待っているんだろうな

とても良い機会を作ってくれたミクロ
ありがとうね


2009年6月20日土曜日

久しぶりの刻字

刻字をやりたくなったよ
クリマが終わってから
ヒトとの交流に齟齬がうまれてしまい
何だか気分がザワザワしていて落ち着かない

次の活動も目に見えてきているのに何だ?

クリマ出展には間に合わなかった革細工の
作品の仕上げに入っているんだけれど
革を縫っていても気分が乗ってこない

こんな時には
自分の荒ぶる気持ちを抑えるために
彫刻刀を研ぐことにしている

気持ちがぐらついているとすぐに指を切ってしまう
幸いなことに指は切ることもなく
研ぎあげた彫刻刀を見ていたら
木と向かい合いたくなってきたんだ

いろんな書を撮影させてもらい集めている
判じ絵のように書かれた文字の意味を推理してみるけれど
分からない文字の方が多い

流れるような墨痕を見ているだけで
意味は分からず単なるビジュアルとしてしか
捉えられないけれど
彫ってみたい字を選んでみた

この字は聲だと分かった
今の文字だと 声 だね

真ん中の文字は分からないけれど
声が分かれば
右側の文字は聴く だと分かる

人の話を聞かない
人の心を理解しない
いまの自分の気持ちにピンと来て
この字を選んでみた


下の三つの文字はどうしても
字も読みも分からないんだけれど
彫ってみたいと思った字なんだ

誰か分かる人がいたら
教えてね