2009年8月26日水曜日

バースデイパーティとタトゥーの夕べ

またお呼ばれでバースデイパーティへ

親しくしていただいている
美容院アンテナさん
オーガニックCafe&Food Lala Naturalさ
ファッションブティックfalineさん
素敵なお店が並んでいる通りがあるんだ

それぞれのお店が個性的でフレンドリーで
楽しいことが大好き
オーナーもスタッフもお客も一緒になって
いつも遅くまで盛り上がっているという

そんなLala NaturalさんのスタッフYUKARIさんの
誕生会に誘われたんだよ
先日ブログで紹介した豆本ペンダントと
タイ料理の ヤムウンセン を一品作って持っていった

一緒に行ってくれたのは
テディベアを作って10年になる作家の

誕生日当事者のYUKARIさんは
スタッフとして料理を出したりして忙しい中
ボクのプレゼント作品も褒めてくれた
keik*さんはモヘヤで出来た可愛いテデイベアをプレゼント

ビールから始まり
みんなが食べ物の一品持ち寄り
お店のスタッフの手で
美しく盛りつけ直された料理を食べながら
楽しい仲間と愉快な話をして気分は最高
ボクは自分の作ったヤムウンセンを食べ損なったよ

参加している仲間の中にタトゥーで体を飾っている
若い女の子達がいることが分かった

その内の一人の若い女の子は
ボクが興味を持って作り続けている
ヌメ革のロングウォレットを
ジーンズの後ろに入れていたんだよ

いい風合いに変化している財布の写真を
撮るのを忘れてしまったけれど
革もしっかりしていてとても素敵な丁寧な仕上がり

そのロングウォレットを見せてもらい
色々と話を聞けば大型バイクのハレーを乗り回している
バイカーだったよ
先日もバイカーズ小物の作り方の
参考書を買ったばかり

女の子のバイカーと話すのは初めてで
新鮮な感覚で話は楽しい

Tシャツの袖から
タトゥーが少し見えているので
興味はそちらに移っていったんだ

タトゥーの図柄は鳳凰だという
これまたボクが木彫で仕上げた作品の一つでもある

ボクは当然のように見せて欲しいと頼んでみた

素直で明るく気さくな彼女はTシャツを脱いで
見せてくれた

色んな刺青の撮影をしてきたから
彫り方も多種多様の作品を見慣れているボクでさえ
とても繊細でキレイなぼかしの丁寧な彫り方で驚いた
艶のあるキレイな若い女性の肌と
墨一色のタトゥーは
すごい迫力

その肌を撮影させてもらい
図柄が隠れているブラも取って欲しいと
ワガママなオイラはお願いする

そのぼかし彫りの精細さを撮影したいと思ったけれど
接写レンズを持ってこなかったのが
悔やまれたよ

若い女性がボクの前で
肌を見せてくれたことにも感謝したけれど
それよりもボクは鳳凰の繊細な彫りに感動した
バイカーである彼女にお礼をしたくなった

新しい挑戦の一つとして
革細工の課題として
バイカー小物に挑戦することにした



素敵なタトゥーを見せてもらったボクの
テンションは上がりっぱなし

他の女の子のタトゥーも撮影させてもらった

刺青や入れ墨と呼び
旧来の隠微な世界でなく
裏社会に生きる者のモンモンではなく
クリエイティブな若者の中には
そんな偏見を蹴飛ばして自己主張をする
一つのキレイな表現として
タトゥーが選ばれているのは事実だよ

まるで江戸時代のいなせな若い衆が肌を飾ったように
若者文化の一つとして定着している

隠す刺青から表現としてのタトゥーの存在は
楽しくもあり憧れの一つでもあるんだね

ボクも機会とお金に余裕があれば
彫ってみたいと思っているし
息子のようにつきあっている若い友の
刺青の仕上がり工程を
ずっと撮影し続けている
10月には横浜から尋ねてくるので
久しぶりに背中を撮らせてもらおうと思いを
新たにしたのです



バースディパーティなのに
肝心の写真はほとんどがピンぼけのブレた画像ばかりだったよ
ゴメンなさいYUKARI様