気分が滅入りそうだったので外に出かけた
庭園ギャラリーに行ってみた
黒い塀に囲まれた中は和風庭園
軽食を頂きながら整備された庭園をながめるらしい
チラリと庭を見たが興趣が湧いてこない
そんな取り澄ました庭園よりも
室内に置いてある物に目がいった
人の手を経て歴史や時間の経過を感じさせる物がイイ
金にあかして
したり顔の二流を目指す野卑な俗っぽさは受け入れられない
もう、おでんの季節だった
おでんを一皿、みたらし団子、お好み焼きで
熱燗を2本・・・・
道路にはみだしたテーブル席に陣取り
通り過ぎる善男善女や子供たちを眺めていた
行ってみたいカフェがあったのです
あいにく木金土の三日間しか営業していないので
今日はお休み
ちょっとやそっとでは探し当てられないカフェ
外観からはカフェだとは思えない
店内はどんな風になっているのか興味が沸いてくるね
入り口付近にあるジャンクな物たちを見ていると
このカフェのオーナーの温かい意識が分かってくる
居心地のよさそうな店なんだろうな
お店は休みだったけど
のんびりと時間が流れていく
その佇まいには十分に満足できた
昨日の哀しみに包まれているときにこそ
こんな場所と巡り会えることの喜び
また足をむける楽しみができた
きっと近いうちに来るだろうな