お祭りを目一杯楽しんできた くらふとフェア蒲郡
昨日と少しレイアウトを替えるために
早朝から集合しての楽しい移動作業
レイアウトを替えるだけで見てくれる人の反応が違う
タイから持ち帰った不思議な革があったんだ
ヌメ革でもなくクロムなめしでもなく
多分 多脂牛革だと思うんだけど少し違う
まるで水や土の中に2~3年漬けておいたような
一見すると汚らしい革
厚さは3mm無いのだがサドルのような固さもない
その革を使ったA6用のノートホルダーを
一点だけ展示しておいた
値段もそこそこに高く設定していたんだ
9時のオープンと共にやってきた女の子が
すぐに見つけて色々と触っていたけれど
サッと買っていった
革の作品を出しているブースは何軒もあり
昨日一巡してボクのこの革に目をつけていたという
ジャンクな物や革が大好きで という
昨日はお金が足らずにあきらめたのだけれど
朝イチでやってきたと言ってくれた
朝からとても励みになったよ
汚いと思って少ししか買ってこなかった革
次に行ったときにはもう少し買ってこようと思った
気が向くままの一品製作が多いんだけど
これは実験的な作品だから展示用にと思っていたら
オイラと同じ視線を持つ人がいた
そんな二日目の嬉しい幕開けだった
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この二人はボクの木工を気に入ってくれて
アレもコレもと選んでくれたのだけれど
バイクで来たのでたくさん買えないとことを悔やんでいた
次の機会を楽しみにしていますって言ってくれ
再会の予定を打合せ
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違う分野の作家たちから話を聞くことが出来るのも
クラフト展の醍醐味なんだ
フラフラと色々なブースを訪問しては雑談してくる
革の作品を出しているブースにもビール片手にね
会うといつも色々な知識や技法を伝授してくれる
そんな仲間からもワザや道具を教えてもらった
いつも教わるばかりで頭が下がるよ
彼の描く 書のライブには大勢の人が取り囲む
その中でも永い時間滞在して話し込んでいる人が多い
彼の丁寧で優しい語り口に取り込まれたように
キラキラと目が輝いてくるのが
よく分かるし
話した事柄から彼が成長していくことも
よく分かる
ワァ・・っと言う声にブースを飛び出してみると
空には渡り鳥の群れが次々と晴れた空を横切っていく
方向は西南の方だから
きっと暖かい土地を求めて旅立っていくんだろうな
お客さんも出展者も立ち止まって
みんな空を眺めている感動のひとときがあったよ
パイプ煙草をくゆらせることが多くなった
若い人たちには物珍しいんだろうね
バニラの香りのする煙に曳かれて話しかけられる
いつものようにビールのつまみ持参
上のお嬢さんはお父さんっ子でいつも手をつないでいて
羨ましい
いつもフワリと姿が見えなくなり
フワリと姿をあらわす
素敵な帽子を見つけたと言ってハイ ボーズ