2011年3月7日月曜日

忙中閑あり/松前漬けを作ってみる

どうもプリンターの調子が悪いんだ

豆本制作の本文印刷をしてるんだけれど
マット用紙を選択すると
とたんにスピードが落ちてしまう

A4一枚刷り上げるのに
2分もかかるサボタージュなんだ
あまりサボるとリストラだぞ

プリンターの子守をしていても
つまらないので
冷蔵庫の探検をしていたら

スルメと数の子が見つかった
お正月の残党というか
江戸時代の隠れ切支丹みたいに
人目につかないように潜んでいたよ

大好きな数の子と巡り会えた

豆本制作のちょうど良い息抜きになるね

スルメ 数の子とくれば
松前漬けでしょう

スルメはお酒で拭き
少しお酒に漬けておく
数の子は白い袋みたいなのを除去して
何度も塩水を買えて塩抜きをするんだ
これも塩とお酒で時間をおく

その間に昆布と人参を千切りにして
昆布もお酒に少し入浴
人参は塩でもんで放置
酒風呂に入っていたスルメも
柔らかくなったから千切りに

ゲソは明日大根と煮てみよう

生憎なことに
ジップロックが無くなっていたから

数の子以外をボウルに全部放り込み
お酒 少量の味醂 適量の醤油
そして鷹の爪にかつを節

クチャクチャと揉みほぐす
昆布からはほどよい粘りが出てくる

ボウルの中身がしんなりしてきたら
塩抜きした数の子も ほぐして仲間入り

冷蔵庫で少し日をおけば
美味しい松前漬けの出来上がり

とは
いかないのが飲んべえなのさ
到来物の薩摩焼酎を開封するよ

まだ熟成していない
松前漬けを無理矢理に
ツマミとして付き合わせてしまう
まるで時代劇の悪代官みたい

プリンターは誰にも見取られずに
静かにのんびりと作業を続けている