2009年5月1日金曜日

不思議なお店に行ってきたよ

友人の塗装職人である
翼クンに誘われて一軒のお店に行ってきたよ

彼は絵を描き
シルバー作品も作り
革作品にも挑戦する多彩な感覚の持ち主

彼はそのお店の外壁を塗り直していた


ウインドウから外を眺めているのは
アンドロイドみたいな人物大のロボット

実に繊細で不思議な部材で出来ていて
外に出て行くことの出来ないもどかしさと
寂しさが漂っているんだ

ホラ見て
この手と指

お店のオーナーである加藤さんとは初対面
迎えてくれた少年のような笑顔に誘われて
握手をした
その手のひらの柔らかいのに驚いたんだ

このお店にあるのはほとんど彼の作品
鉄や廃材を利用して作られたオブジェは
素材を感じさせない夢や優しさやユーモアを感じるんだ

そして  このロボットとも初対面
思わず握手したくなったよ


このロボット
顔立ちはりりしく美しいから
スタイルの良いベッピンさんだよ

頭の構造や配線具合を見てみると
単細胞のボクと違って
何だか頭も良さそうだね

博物館でもギャラリーでも
カフェでも雑貨屋さんでも
無いんだよ

このお店の中には
素敵なオブジェがいたるところに配置されていて
飽きることがない

しかも
時々 オブジェの展示は変わっているという

お客様はいたんだけれど
その合間をぬって撮影させてもらった

撮影しながら
いろんな作品の表情に
感心してため息ばかりついていたら

オーナーである加藤さんから
2階も見るかい? と
誘われたんだ

始めてきたのに
上がり込んで良いのかなぁ・・・

なんて思わなかったけれど
探検したくなって2階に上がっていったよ

ナニ?
ここは武器庫

この空間はスタッフが休憩したり
加藤さんが仕事の合間にくつろぐ場所

オイラもいろんな武器を持っているので
嬉しくなっちゃった

2階を案内してくれたスタッフの一人
しぐさや話し方がとても可愛くて・・・

しまった
名前を聞くのを忘れちまったぜ


ところで
このお店はナニ屋さんだと思うかい?

店内全体の写真を撮り忘れちゃったけれどね

分かった人
手をあげてね

いま作っている革細工が落ち着いたら
作ってみたいと思っていた次の課題が
決まってきたよ

このお店のスタッフが使っている
道具類を入れておくシザーケース

プロが使う本物を見せてもらった
無骨で頑丈そう

オイラが作れば
きっと優しい顔をしたシザーケースになるだろうな

でもプロフェッショナルなスタッフに
認めてもらえるか
試作品を作ってみようっと


このお店の名前は

って言うんだよ

教えたくなかったけどね