2008年12月31日水曜日

今年も無事に終わったよ

一晩明けるだけでお正月というのも
今更ながら・・・という気分だけど

毎年おせち料理の何品かを作るのは
楽しみになっている

今年は「黒豆」をはじめとして
「煮しめ」「だし巻き玉子」「田作り」「きんとん」を
作ったぜ

黒豆は最高のできばえだった

昨日のコメントにあったけれど
甘さを控えるので
塩なんて入れたこともないし
皺も無いのがオイラの黒豆さ

見てよ・・・
このつやつやとプリンとした肌を

本の整理が未遂に終わったけれど
おせち料理も完成したことだし

さあ一杯やるとするか

みなさん酔いお年をお迎えください


2008年12月30日火曜日

抜け出して散歩に

おせち料理を作っている

黒豆を350g 水で洗ってザルにあけてある

厚手の鍋にお湯を沸かし
砂糖110gと重曹を小さじ半分を入れて
よくかき混ぜる

その中に黒豆を入れて
一晩置いておいた

今朝から煮込みにかかる
沸騰したら落とし蓋をして
とろ火にする

汁が少なくなったら足し
何度も鍋を見ていた

このとろ火で約八時間煮る
箸でつまみ柔らかくなったら
千切りにした生姜を放り込み
いったん沸騰させてから
火をとめる

そして味を染みこませるために
また一晩おく

ハイ 美味しい黒豆のできあがり
出来上がりの写真は明日だよ
=======================

一日中鍋のお供はしていられない
そこで抜け出して散歩となる

明後日は元旦
通りは気ぜわしさが伝わってくる

そんな人間には興味がないので
路上観察


オブジェのようなものに出会った
太い丸太を縦に割り
蝶番でつないである

何に使うのだろう


タイルの塀になぜか
扉でもないのに鍵がつけてある


石垣を伝うように
雨樋が下がっていた
その雨樋は石垣に似せた塗料がぬってあり
虫かツタが這ったような足跡が
模様に見える


素焼きの壺に
小さなタイルが貼られていた
漆喰とタイルの小作品を考えているので
記録しておこうっと


US MAILとあるんだから
郵便受けなんだろうな
作りはどうなっているのか
覗いてみたかったけど
不審者に思われるからやめた

かわいいね















2008年12月29日月曜日

新刊であれ中古であれ本は香しい-7

お正月の三賀日は
読書と映画とお酒と決めている

そのための本はずいぶんと集まった
この辺でいったん参考書集めは
お終いにしようと・・

本屋に行ってしまった

吉田カバンの創業者吉田吉蔵氏の
次女が著者だと知り
買ってしまった


年明けには2月から栞展 豆本展と展示会が続く
新しい分野なのでやる気満々

ボクのいけない癖は新しい分野に取り組むときに
参考書と道具から入ってしまう

今ある道具で初めて見るということができず
まずは参考書を求め
参考書に出ている道具を漁る

で…

また買ってしまったのだ
すてきな本を…






2008年12月28日日曜日

豆本展の主催者を訪ねたよ

消しゴムはんこのモリヨと豆本の打ち合わせ後
3月にある 豆本展の主催者を訪ねた
n.r.e-planのイワタノリエさんという女性

天窓のある小さなお店の中にハンドメイド作家の
作品が所狭しと並んでいた

豆本展の募集要項も
小さな案内ができていたので
配布するためにまとめてもらってきたよ


店内でみつけた小さな小箱
廃材で作ってあり
フタはブリキでできていた

ほしかったけれど
売り物ではないとのことで
あきらめてきた

こういう雰囲気のある小品を
見ると創作意欲がかきたてられるね

2008年12月27日土曜日

おまたせの刻字納品

年の瀬も迫りちょいと慌ただしくなったかな
そんな頃に
パソコンのメール機能が作動しなくなり
メインテナンスに明け暮れていた

そんな合間をぬって刻字2点が完成した

施主は気長にできあがるのを
待っていてくれたので
満足のできる作品に仕上がった

やっと納めることができて一安心
干支のネズミも一緒について行ってくれた

これで仕事納めだといいんだが
パソコンのメンテに時間がかかるだろうな

1月 あまり物展
2月 しおり展
3月 豆本展
4月・・・・
と展示会が続きそう
そのための材料集めと制作準備に追われる

その合間に恒例のおせち料理も作るよ



2008年12月26日金曜日

***豆本作品募集***


豆本展を企画している

イワタノリエさんから

募集要項が届いた


たくさんの方がこのブログを読んでいてくれるので

このブログにも引用しておきます


=================引用開始だよ===================


*「豆本」 …手のひらにすっぽり入る小さなミニチュア本。

 この小さな本の小さな世界の展覧会のはじまりはじまり。

 そこで、豆本展に出展していただける

 豆本に興味のある作家さん。豆本作家さんを募集致します。


「豆本」 はじめまして展 概要

 開催期間:2009.3.7~3.29 開催場所:n.r.e.-plan

 募集期日:1.31 sat.マデにご来店か

メールでエントリーをお願い致します。


 出展費用:500yen 

納品期日かそれまでにご来店かお振込でお納めください。


 ※お振込される場合は振込先をお教えしますので、

ご一報ください。

 振込手数料が発生した場合はご負担ください。


 委託販売:手数料30%(n.r.e.-plan)

 納品期日:3.1 sun.マデ 郵送可。

 精算&返却期日:会期終了後随時。

29日も可。(但し、ご来店のみ。)


 ※返品を郵送&振込でご希望の場合は

住所と振込先を明記の上、納品の際に教えてください。

 振込手数料が発生した場合はご負担ください。

 29日も含め精算を来店でされる際は、

ご来店できる日を事前にご一報ください。


 精算に必要なもの: 

領収書と印鑑 (振込の場合は必要ありません。)


*納品する際、必ず、納品書を添えてください。

 納品書には以下の明記を必ずお願い致します。


 Book mark Nagoya vol.2

 宛先: 委託 n.r.e.-plan

 納品者の作家名、氏名、と押印、住所、電話番号、

 商品名(タイトル)とその数、 

消費税込み(5%)の7掛の下代の値段 と 上代(売値)

 納品の合計の数

 既製でもオリジナルの納品書でもどちらでも構いません。

 非売のみも納品書が必要です。


 *納品していただく際のお願い

 商品には必ず1つずつ、

値札を付けてきてください。(剥がせるもの。)

 値札には作家名とタイトルと税込み価格を記入してください。

 商品の他に非売品としてご自身の

プロフィールブックをご自由に1つ制作してください。

 商品の横に置きます。


 他、配布されたい名刺やフライヤーも

ありましたら添えてください。


 商品そのものに作家名や

サイトアドレスがついているといいですね。


 その他例、1つは非売見本として置いて

他の在庫はパッケージして販売。そのパッケージに

 作家名やアドレスを記載する等、アレンジしてください。 

(強制ではありません。)


 染料インクでプリントしたものは

水濡れの注意事項を添えてください。


 製本の種類は何でも構いません。

 ※作品の内容によっては

販売をお断りさせていただくこともありますので

ご了承ください。


 ご不明な点がありましたらお知らせください。

 どうぞよろしくお願い致します。


*n.r.e.-planイワタノリエ

 *090-7047-7740

 *nreplan@gmail.com

 http://www.nre-plan.com


=================引用おしまい================

2008年12月25日木曜日

ひとつのコラボが完成したよ

来年のことを書いても
もう鬼も笑わない頃だろう

1月10日からJUNK雑貨のAYUMiが始めて個展を開く

その案内状を一緒にデザインした
ボクだけではこんな風変わりなデザイン表現は
なしえなかった。

まさにコラボレーションの妙味だよ。

一つのことに専念することが出来れば
どんなに楽だろう

でもいつも同時進行で
何点かの作業を行うことに慣れてしまった

一段落・・という間もなく
次の作業に取りかかろう

明日は明日でまた一つの区切りがあり
又一つの
区切りがスタートする

2008年12月24日水曜日

新刊であれ中古であれ本は香しい-6

まだ行ったことのない国の本は面白い
多分行かないと思う国の本も面白い

本ってそんなものでしょ

自分が体験できない想像できないことがらを
いろいろと書いてくれる人たちがいて
ボクたちはその本を読むことで
いろんな体験の世界に遊ぶことが出来る

自分の人生で出来る事なんて知れている
でも本は未知の世界を探検できる

でも いつのまにか読む本は偏ってしまっている

そんなことを思いながらも
届いてしまった本の紹介
東欧のレトロという惹句にひかれたよ
東欧にもレトロってあるのか?ってね

じゃあタイの田舎は本家正統派のレトロじゃん

フリー百科事典の『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば

レトロ(Retro)とはretrospective(回顧)の略語。

懐古趣味のこと。

人によっては「徒に古い物を珍しがり懐かしむだけ。

単なるデカダンス」と見る事もある。

日本ではこのような懐古趣味の指向現象が盛り上がり、

幾度かの流行となっている。

1986年から数年間に起こったレトロブームは

1920年代から1959年頃あたりまでの時代を

懐古したムーブメントであった。

現在のレトロブームの波である2000年代初頭からは、

昭和30年代から40年代(1955年 - 1975年)の時代を

懐古するのが人気となり、現在にまで至る。




この本は
来年からとりかかる木彫「飛天」と「蓮華」を
知るための参考書だよ
彫り上がって納めるときに
ウンチクの一つでも語りたいからね



本と映画は似て非なる物だけど
未知なるものへの体験と言うことでは
似ているよね

そう 映画の選び方も偏ってくるよ

この本は
そんな偏りから救ってくれる一冊
作者の映画への愛情と作者自身の思い出が
上手にミックスされている

昔見た映画をもう一度見るときに
始めてその映画を見た当時のことを
思い出すことってあるでしょ

そんな感じで映画を紹介しているけれど
その映画を知らなくても
楽しめちゃうぞ





銀塩カメラ(フィルムカメラ)の時代から
勘定すれば30年以上カメラとつきあっていることになる

でも心はいつも初心者だ
カメラ雑誌を見て
どうやって撮るのか分からないとき
いまだに友人のプロカメラマンに教えてもらう

忙しいカメラマンに相手にされないときには
自分で調べるしかない
だから初心者向けの入門書には惹かれてしまう



表紙の刺青に惹かれて手に入れてみた

昔から刺青に興味がある

刺青の下絵も描いてみたことがある

刺青を背負った友人たちもいる

いつかボクも自分の書いた下絵で
刺青を入れたいな・・と思っている

実はタイでもタトゥショップを
たくさん覗いてきたんだ
時間が無くて彫ってはもらわなかったけれどね










2008年12月23日火曜日

暇つぶし

依頼されていた刻字作品が仕上がり
一段落

使った彫刻刀を研ぐ前に
2×4材の端材が目に入った

クリマで知り合った
革細工のピクニック・ワークスさんという友だちがいる
その彼は革をとても大切にしていて
端皮で色んな物を作っている

彼のことを思い出していたら
この端材に何か彫りたくなった
通常の木彫や刻字は下絵を書くのだけれど

下絵も無しに思うままにザクザクと彫ってみた
そして刻字に使った朱墨もまだ乾燥していなかったので
塗ってみた

何だかトライバルアートか壁画みたいな
文様になった
2×3材だから木彫には向いていない木だ

丸い穴は試験管を立てられる
小さな花でも飾ると素朴な感じ

自画自賛の暇つぶしをしてしまったよ。







2008年12月22日月曜日

タイで見かけた色んなもの-31

7月末から8月にかけてのタイ旅行の
画像はまだまだあるんだけれど
今年も残りわずかになってきたから
今回のタイでの画像はこのへんでおしまいにするよ

タイで知り合った人達とは
今でもメールや画像のやりとりが
続いている

タイで撮った画像を元に
小さなフォトブックを作ったのが
きっかけで
豆本にたどり着いてしまった

いつのタイ旅行も
楽しくて話題が尽きないのだけれど
今回の旅ほど
自分の可能性や自信に結びついた
旅はなかった



旅の報告の最後は
女性で締めくくろう

20年ほど前一人旅をしていて
このお婆ちゃんのゲストハウスに
逗留していたことがある

あまりお金もない貧乏旅行だった
しかも年末年始を挟んでいた
年越しも一緒に祝った
ご馳走にもあずかった
いまは市庁舎になっている場所に
サーカスや移動遊園地がきていて
家族と一緒に遊びに行った

お婆ちゃんの家族にはお世話になった
今回そのゲストハウスを訪ねてみた

お婆ちゃんは仕事から引退していた
フロントにいた娘さんは
立派なオバサンになっていた

大昔の写真を持って行ったので
ボクのことを思い出してくれた



地方都市の川沿いにあるナイトバザールの屋台で
隣になりその街のことを色々と教えてくれた女性
翌日ボクがバス停で待っていると
偶然通りかかってまたお話をしてメルアドの交換

一週間ほど前に届いたメールには
現在チェンマイで働いているという



この女性はデザイン専門学校の学生
持っていたスケッチブックには
デッサンがたくさん描かれていた

ボクがタイで撮り溜めた画像を見たいというので
見せてあげるとタイ人でも行ったことのない
地域に行っているので
びっくりしていた




カンチャナブリからの長距離バスで
一緒になった一人旅の女性
タイの旅を始めてからまだ10日だという
でもオランダを出てから3ヶ月といっていた

バンコクの喧噪を逃れて
田舎町を訪ねる旅をつづけるらしい
途中昼飯を一緒に食べ
オランダの国歌を教わり
日本の国歌ということで岡林信康の「山谷ブルース」を
歌ってあげた

隣のバンガローに投宿していて
毎朝ボクのビーチデッキを用意していてくれた
ボクが朝からビールを飲んでいるので
彼女もつきあうようになった

川端康成が大好きだという
日本文化に詳しい女子大生
日本滞在中は物価が高くて逃げ出したと言っていた

一度メールが届いて元気だと書かれていた

そろそろタイを出て
インドにいるはず
ムンバイの事故を聞いたときに
彼女の安否が気になったけれど
安宿巡りだから大丈夫だろう


2008年12月20日土曜日

新刊であれ中古であれ本は香しい-5

仲間と豆本展のことについて
話をすることが多くなってきた

仲間たちも豆本を作るのは始めてだし
製本なんて全く知らない

一人の仲間などは
JUNKな豆本をプランしている

ボクは2冊豆本を作り
年末から年明けにかけてもう一冊か二冊の
豆本を作るつもりだ

その為の参考書が集まってくる


豆本師匠の田中栞さんから
届いた本だよ

創刊号は在庫無し

本や豆本・製本への蘊蓄が満載で
本好きにはたまらないよ
とても役に立ち 読んでいても楽しい






2008年12月19日金曜日

雑貨イベントで目に止まった

先日行ってきた雑貨イベントで
興味をひいたり気になって撮影してきた物



アンティークミシンをレジンで作ってある
前回のクリマで「レジン」で
色んな物を封じ込めた作品に興味を持っている
それで気になって撮影



一つ一つは単なる瓶の口金だけれど
集合すると一つの生き物のように
存在感をアピールしている


これもレジンか何か樹脂で
プランターボックスに作ってある
板に荒いリネンを貼り
そこにプランターボックスと
ドライフラワーを活けてある
こういうジャンクな生活の一部分を切り取ったような
作品にも挑戦したい



今年の初めに
英文字をよく切り抜いていた
販売単価を上げるために
最大300mm角の文字を切り抜いて完売したっけ

年が明けて温かくなってきたら
このエッフェル塔のような形をもった
オブジェも切り抜いてみたい



これなんかピクニック・ワークスさんなんかが
作ったら
もっとJUNKな風合いを出してくれそうだよ

英数字は焼き印
鉄のプレートを切り抜いて焼き
材の上に乗せて制作したと言っていた

鉄板を切り抜くって??
どうやるんだろう

いつか溶接なんかが出来る人と知り合いになりたいよ



このトルソーは20cm位のミニチュア
飾り棒のスタンドに紙粘土で造型してある
そしてエイジング加工

これと同じ物は作らないけれど
何かを表現するには
いいヒントをもらったよ


この漆喰作品を見ていたから
仲間の作家達とのランチでは
漆喰や珪藻土の話で盛り上がった

屋外で使うなら漆喰でも良いんだろうが
室内で使うならば絶対に珪藻土を使いたい

そして作品のアイデアや構想も温めてある

その時の師匠はDEPOさんと勝手に決めている



小さな端材利用の原点のような作品

一個作ったんじゃ絵にもならないけれど
たくさん作って並べて街並みのようにすると
自分がガリバーになったような気分に浸れる

販売するとしても
たくさん並んでいないと売れないだろうな
いや たくさん並んでいるから売れるんだろうな