2011年8月30日火曜日

新刊であれ中古であれ本は香しい-81/ 武井武雄の本

展示会で知った本が届いた

先日の武井武雄展で
販売していた本
豆本仲間の知人から教わった本
彼の作品は季刊 銀花でしか
知らなかったけれど
知人の見せてくれた
本とその周辺 は手に入れたいと思った

一般的な本という概念ではなく
本に関する技法を駆使して
童画、文章、版画、装幀、製本という
流れだけではなく
エッチング、象嵌、布もの、木彫、木工と
あらゆる芸術活動を我がものにして
それも完成度の高い名作を作り出した
武井武雄のものの考え方や
生き方を知りたくなったんだよ

師匠の田中 栞さんは
安直にamazonで買わないで
古書店で探して買ってね と
言っていたけれど
不良弟子のオイラは教えを破ってしまった
作者のものの見方や
考え方を知るだけではなく
その家族が
武井武雄のことをどんな風に捉えていたかも
知りたくて
この 父の絵具箱 も手に入れちゃった
ミュージアムショップでも売っていたんだ

下の二冊は展示会で買ってきた本
版画集と刊本作品集の二冊

この本を手元において
本の周辺や父の絵具箱を読めば
少しは理解の役に立ちそうでしょ