2011年2月26日土曜日

新刊であれ中古であれ本は香しい-74 楽しい読書

乱読 積ん読はある一面楽しいんだよ

届いてすぐに読みたい本は右側に
後日読もうと思っている本は左側に
一応分類はしているんだけどね

自然と左側の本が増えていく
すごい勢いで増えていく

時々分野ごとに分けてみるんだけれど
すぐにゴチャゴチャになってしまう

そんな本に埋もれながら作業をしてる
作業が行き詰まったときにも本を読む

もっと行き詰まったときには
料理を作るか
ケーブルテレビで映画三昧

4月5日からの豆本展の会場を
下見したときに二葉館にも立ち寄った

ちょうど金子光晴展をやっていて
紛失してしまった本が
悔しくてたまらなかった

amazonやヤフオクで探した
amazonは古書なのに高かったから
ヤフオクに入札していたら
最初の指し値で落札できた

届いたのが下の本だよ
太平洋戦争が始まる12年も前1928年に
インドシナを廻った金子光晴

観光旅行ではなく逃避行で放浪の旅

この旅から名作 どくろ杯が生まれたんだ
漢字で書くと髑髏
なんかコワイ字だね

男を知らない蒙古の処女の頭蓋骨
人間のどくろを酒器にしたという

ボクはタイのチェンマイとビルマの国境近くの
山岳民族の村を訪ねたとき
この どくろ杯に遭遇しているんだ
実際にそのどくろ杯で密造酒も飲んだ

貧乏旅行だったので買うことができず
何年も後悔していた

フィルムカメラで撮った写真が
どこかにあるはず
いつか探し出したいと思っているよ


ギャラリー龍屋さんのパーティに
出席したときに
原作者のフカザワナオコさんと知り合い
手に入れた本だよ

読む順番がやっと回ってきたんだ

ゆるゆる独身三十路ライフなんて
書いてあるけれど
ご本人は話し方もおっとりとした美人

オイラは独身女性ではないけれど
漫画の内容にはうなずくことが多い

頭の中がどうなっているのか
知りたいくらい日常生活を
切り取るのがうまい

サインなんか もらっちゃってさ
ミーハーなオイラは嬉しいね