2011年1月26日水曜日

新刊であれ中古であれ本は香しい-70 料理本

今日も本屋さんで買ってしまった

その本の紹介は後日に回すよ
古いサライを整理していたんだよ

そしたらね
檀一雄特集が出てきて読みふけってしまった
昭和時代の無頼派作家で
太宰治のような軟弱で女々しくない
坂口安吾と檀一雄の荒ぶる生き方や
作品を漁って読んでいた時期があったんだ

ふと書棚を確認してみたら
無い

檀一雄の本が一冊もない
無いものはしょうがない
引っ越し作業の時に
間違えて捨てちゃったのかも

愛読書がそばにないと精神衛生上
よろしくない でしょ

amazonで探してみたんだ

いまどき流行らない作家なんだろうね
古本が98円という値段

届いたのが以下の3冊
懐かしい旧友に再会したような気分

先日の龍屋さんの新年会が
一品持ち寄りだったので
色々な料理を楽しめた

その中で
若い お友だちのASAちゃんが
かつをのタタキを作っていた

その料理が男性的でワイルドなんだ
かつをもニンニクもタマネギも
ざくざく切って合わせてあって
一番最初に無くなってしまうほど
美味かった

そんな男の料理本といえば
この檀流クッキング
昔 愛読したんだけれど
ワイルドな料理の師匠だからね

読んでいるとお腹が空いてくる
そして何か作りたくなってくる
冷蔵庫の中を点検して
明日は一品作ることにします


檀一雄の娘が女優の檀フミさん
この小説の冒頭でフミさんが描かれている

まだ二歳のフミさんは
ニワトリ小屋の中でエサを横取りしている
そんな書き出しが面白いんだ

この本も一緒に発注した
最近 美味しいお酒が集まってくるから

うまいツマミも作りたくなって
買ってしまった

次回の一品持ち寄りの集いが
待ち遠しくなってくるなぁ