大好きなミセス・キッチンのヨシエさんから
とても素敵な財布を借りてきたよ
これは彼女の作品
ぱっと見たときに
模作したいと思ったんだよ
クタクタの革といい
色んな色の端革といい
その造作のバランスが彼女のセンスだと脱帽してしまった
仲間のJUNK雑貨クリエーターのAYUMiが
大切にしているクタクタ財布にも通じる
AYUMiの財布も模作したいと
撮影させてもらった
けど
預からせてはくれないよ
AYUMiといい
PICNIC WORKSさんといい
この作者ヨシエさんといい
ボクには無い作品のティーストを持っている
その作品の新鮮な良さを頭では分かっているのに
その風合いが作品に出せないオイラ
さきくな彼女は無粋なボクの申し出に
気持ちよく許してくれた
大切な財布を借りた後
覚王山アパートのMegちゃんに見せたら
その財布の存在を知っていて
どうしてYUさんの手にあるの?
と
すごく羨ましがられてしまった
エヘン!!
鼻高々だね
PICNIC WORKSさんにも感激してもらった
助言ももらった
その財布の雰囲気を取り入れて制作しなはれ
そしてヨシエさんにプレゼントしなはれ
ってね
ボクは当分肌身離さず持ち歩く
手で感触を楽しみ
目で縫い方や革の取り方を学ぶんだ
小銭入れのマチの部分はすごいんだ
真円の四分の一にしてある
これは目から鱗だった
マチ付きを作ろうと思っていても
そのサイズ出しには悩んでいたからね
財布にはモデルになってもらい
色んな角度から撮ってみた
原寸大にスキャナー採寸もしたよ
まあまあ基本的に真っ直ぐに縫えるワザは覚えたから
真行草か
序破急で
いうところの
基本をくずす技法を学んでみようと思い始めていたとろこに
この財布
アサちゃんからもらった言葉が
身に染みてくるんだよ
素敵な場所に行くと、素敵なものに出逢える法則
ヨシエさんの
分身でもあるこの財布
模作がとても楽しみだよ