2009年4月24日金曜日

レトロでジャンクなカフェを発見 -4

ボクの大好きなカフェ&雑貨屋さんを
覗いてみた

無理矢理に進呈したボクの作った豆本が
ほかの小物たちに温かく囲まれているのを見た
本当に居心地が良さそうだった
しかも大切にしてもらっていた

一家言をもったカフェ&雑貨屋さんの場合
自分勝手に何かを進呈する
プレゼントするという訳にはいかない

変な物をさしあげてお眼鏡に叶うと言うことが
少ないからね

もの作りをしていると
褒めてもらうということが大変励みになる
もちろん批判も受けなくては上の段階には
上がっていけない

でもボクの場合には
万人受けなんて狙っていないから
気が楽だよ

今では何でも話せる素敵な友達になってくれた
この店のオーナーは
数少ないボクの理解者になってくれます

なんたって素敵なのは
肯定的に話を聞いてくれること
単純なボクは
それだけで有頂天になってしまうよ



訪れるたびに変化している店内
まるで生きてるみたい・・と前にも
書いたけれど
毎回それを探すのが楽しみになっている

このオブジェも毎回撮っているけれども
毎回ちがう表情を見せてくれる

今日の彼は
なんだか自信たっぷりの生き方をしてるようで
うらやましかったんだ


こんな風に年を重ねていければいいな
こんな風に単純に生きていければいいな
体は錆び付いてきても
この器のように枯淡の域にたどり着ければいいな

味のある人生っていいな


いままで見逃していたのか
気がつかなかった

明かりとりの支え棒に
可愛い小さな靴下が掛かっていたよ
風で洗濯物が飛んできたんだろう

どうすれば
こんな発想が出来るんだろう


数字が大好きという店主だから
ナンバーのついた小物があちこちにある

意識して整然と並べられているわけではない
彼女の無意識な美学が
自由な発想と天衣無縫なレイアウト感覚になっている

ほらこのNo1のナンバープレートなんて
傾きすぎていて
外れそうだぜ


一瞬タイ語かなって思ったプレート
タイ語ではないけれど
カンボジアかビルマか分からないけれど
タイのご近所であることには間違いないね

タイへ行ったらこんな小物と出会う旅にしたいな



お客様の手荷物だと思ったよ


カーテンの明かり取りになっている
このツギハギ布にも
感性と明確な意志があることを
教えていただいた

ボクは ただただ
なるほどねぇ・・と
楽しくなってうなずくばかり