2010年1月24日日曜日

忙中閑あり???-22/友人たちとの集い

不思議な一日


クリエーター達の集いに出席するために

久しぶりに地下鉄に乗ろうとしたら

券売機の所に土日エコ切符が置いてある

だから目的地まではタダで行けた



待ち合わせの時間に2時間前だったから

チョイとロフトに寄り『ほぼ日手帳』を買おうと思い

ロフトのトイレに入ったら3000円の商品券を拾った


手帳を買って近くにある知り合いの

ガーデニングの店に立ち寄ってみたら

生ビール一杯10円という飲み屋を紹介してくれ

オマケに500円の割引券をくれたので早速飛び込んでみた

本体が魚屋さんだけあって美味しい魚も安い


何か変だよ


隣にすわった男性と話していた


八百屋さんの親父さんで

今月末に死のうと思っているという


死ぬのはあなたの勝手だけれど

今はボクと話していて

気持ちよく飲んでいるんだから

それをヨシとしようと 話したら

どうして留めてくれないんだという


ボクは最近身近に起こった話をしてあげた

牛を水飲み場まで連れて行っても

実際に水を飲むのは牛の問題だ・・・と

その牛は自分の意志で水を飲むから

放っておいて欲しいという


放っておいた牛は水飲み場を間違えてしまった


そんな他愛もない話をしていたら

八百屋のおじさんは

あなたは天使か・・と 泣き出してしまった

ここは居酒屋 困ってしまう

ボクは堕天使だよって言いたかった


一杯10円のビールを2杯ご馳走してあげた


そしてボクは外に出た

会計は500円玉でお釣りが来たんだ


10円の生ビールを5杯も飲んでしまったボクは

会合の場所に迷ってしまったんだよ


主宰者に電話をしたところ

若い絵描きの女の子が迎えに来てくれて

クリエーターの集まりに7分遅れて

駆けつけることが出来た。


自殺願望の親父さんのことは脳裏にあったけれど

4月に行なわれるイベントの打ち合わせの

飲み会に盛り上がってしまった


最終電車に飛び乗ると

酔っぱらった八百屋のオヤジがいたんだ

無関係な人に話しかけていた

その人は必死に自殺を留めていたけれど

今度も文句を言っている


乗り継ぎ駅で

友達のシルバー作家の長谷川君と会ったので

八百屋のオヤジに近づくのはやめてしまった


イベントの集まりでは

ボクを必要としてくれる人たちがいてくれた


自殺願望のオヤジにはボクが必要だったんだろうか


昼間見てきた新しいジャンク作家の作品を

色々と拝見してきたのを思いだしたよ


その新しいJUNK作家はボクの助言を求めてくれた

自殺願望のオヤジもボクを必要としてくれた

でも生き方が違っているんだから助言は無理


生ビールを10杯以上も飲んでしまったボクは

新しい出会いに乾杯しているんだよ


そんな不思議な感覚を覚えてしまった一日