足下はまだまだ冷えるけれど
良い天気だったので半日
木工をやっていた
受注している作品に取りかかる前の儀式として
全く違う物を作りたくなった
朴の材があったので箱物を作ろうかと思ったけど
スプーンとフォークを作ってみようと思い立った
300×45×8mmの材が4本
糸鋸とルーターで荒木取りをしてみた
あとは室内でボチボチと彫っていく
革をやったり
樹脂をやったり
暖かくなってきたので
木工と・・・
そして木彫もね
少しずつだけれども
本業の合間にそれらの作品が完成し始めている
最近知り合った青年から
豆本展に行ってきたという報告をもらった
ボクの豆本を買おうと思ったのだが
あまりの値段の高さに手が出なかったと言う
売る気がない物を作ってはいけないのだろうな
せっかく欲しいと言ってくれた
青年の好意を裏切ってしまった
金がいらないと言えば嘘になる
しかし売るためだけの作品は作りたくない
永遠の命題だけれど
ボクの作品を本当に気に入ってくれた
人にだけは値段を無視して安く提供している
この路線が正しいのかダメなのか
わからない