2009年3月16日月曜日

久しぶりの木工作業

足下はまだまだ冷えるけれど
良い天気だったので半日
木工をやっていた

受注している作品に取りかかる前の儀式として
全く違う物を作りたくなった

朴の材があったので箱物を作ろうかと思ったけど
スプーンとフォークを作ってみようと思い立った
300×45×8mmの材が4本

糸鋸とルーターで荒木取りをしてみた

あとは室内でボチボチと彫っていく

革をやったり
樹脂をやったり
暖かくなってきたので
木工と・・・
そして木彫もね

少しずつだけれども
本業の合間にそれらの作品が完成し始めている


最近知り合った青年から
豆本展に行ってきたという報告をもらった
ボクの豆本を買おうと思ったのだが
あまりの値段の高さに手が出なかったと言う

売る気がない物を作ってはいけないのだろうな
せっかく欲しいと言ってくれた
青年の好意を裏切ってしまった

金がいらないと言えば嘘になる
しかし売るためだけの作品は作りたくない
永遠の命題だけれど

ボクの作品を本当に気に入ってくれた
人にだけは値段を無視して安く提供している
この路線が正しいのかダメなのか

わからない