タイでは日常茶飯事な光景なので ボクは見慣れてしまった
しかし、初めて目にしたときには
助けに行こうかと思った
画像をよく見てほしい
小さくて見にくい方は
画像をクリックして よぉく見てね
向から電車が向かってくる
決して停まっているのではないよ
ひとりのお婆ちゃんが線路を渡っている
そして
線路脇の椅子にはタイ人が腰掛けている
電車は目前まで迫っている
お婆ちゃんは無事に線路を渡りきり
電車はまもなく通り過ぎようとしている
お婆ちゃんは何事もなかったかのように椅子に腰をかけて
電車は警笛も鳴らさずに通り過ぎていく
線路内に自由に出入りしても
誰も止めたりはしない
タイ人は電車のスピードと自分の歩行スピードを知っているからね
どこかの国のように
「白線までお下がり下さい」とか「列車がまいります」なんて
うるさい放送はない
10年くらい前に日本人青年が
中東でゲリラに襲われて人質になった時に
政府は「自己責任」という言葉を
馬鹿の一つ覚えのように
言っていた。
まるで青年が悪いことをしているような
口調だった
自己責任と言うことを唱える空しさを感じていた
下の画像は
走っている列車内です
車内が熱いからドアを開けているのではない
列車のドアは閉まるときもあれば
閉まらないときもあるのである
乗客も心得たもので騒ぎ出す人はいない
どこかの国ではニュースになるのだろう