2010年5月31日月曜日

タイから無事に帰国・・Vol,15 探し当てたJUNK

バンコク市内の繁華街からすぐ近くにあった

まさかマサカと思う様な距離だった
繁華街のビルとビルに囲まれている一角
一区画の町内が全てJUNKな物で溢れてる

とても繁華街がそばにあるなんて信じられない
都会の中のエアポケットみたいな静けさで
さっきまでいた都会の喧噪が嘘みたい

バンコクには色々なスラム街が点在していて
例の赤シャツ部隊のタクシン派国会議員で
アジアのノーベル賞と言われている
マグサイサイ賞を
受賞したスラムの天使である
アンソンタム・プラティープさんが育った
クロントイ・スラムが有名だけれどね

この町はスラムではなく
リサイクル出来る物が雑然と置かれてある
不思議な空間なんだよ

何となく区分はされているようなんだ
家具や建具やモールガラス
中古車より古い車
そしてその車の色んな部品
何に使うのか分からない機械の部品
家庭や工場から出てくるJUNKな廃棄物がごっそりと
次の出番を待っている

半日歩き回ったけれど全容がつかめない
欲しい物だらけなんだけれど
旅の途中に買ってはいられない
場所が分かっただけでも財産なんだ
荷物になる椅子テーブルは次の機会だね
手で持って動ける小物だけを選んだよ






2010年5月30日日曜日

My Dear Friend -107/Lala Natural Organic Cafe & Deli

1周年を迎えたLala Natural Organic Cafeへ行ってきた

昨晩は飲み物と料理一品持ち寄りなので豪華な宴
しかも生ライブ付き
小さなちいさなフリマにも出したよ

外では炭火のBBQもあり
友人の釣り師は取れたてのアマゴ
近所の焼き肉屋からはすじ肉
大きなピーマンのようなシシ唐

色んな飲み物に色んな食べ物と
いつもの仲間たちとの楽しい会話
始めて知り合えた方々もいて
6月19・20日の
クリエーターズマーケットへのお誘い
みんな路上にはみ出しての宴

クリマのBossも出張の京都から駆けつけてきた
途中でお巡りさんもやってきたよ


2010年5月29日土曜日

タイから無事に帰国・・Vol,14 探し当てた場所

この街は革とJUNKな素材に満ちあふれていた

一軒の革の材料店を訪ねて親しくなると
次に行きたい店のことを訪ねてみる

店員さんや家族が集まってきて
ガヤガヤ話し始めだす
ココが良いだの
ここからは少し歩くよ 外は暑いし

なんて話しているのを横目で見ながら
買ってきてくれたビールを飲んでいる

何だか訪問先が決まったようで
なんと店員がバイクで送ってくれた
遠いって言ったってわずか200mだったよ
本当にタイ人は歩くことがキライ

で紹介されたのは革作家で道具類も置いてある
お店だった
仁義を守って彼の作品はカメラに納めない
専門はウエスタンブーツやアクセサリー
店の奥が工房になっている
名刺交換をしてボクの作品集を見せる
彼が見ている間に
道具類や素材を見て回る
ナンだってこんなに安いんだろう

最初の頃 東急ハンズで道具を探していたのが
悪夢みたい

欲しいと思っていたロウ引き糸や
変わった形状の抜き型や革紐は
日本の十分の一以下の値段

革素材はワシントン条約に違反しそうな物もある
象・虎・ワニ・水牛・マンタ・鮫・コブラ
よだれが出そうになるよ




ずいぶん長い話し込んで外に出ようとすると
入口にNO Photoってカービングされた
革が貼ってあった

彼に撮影したことを謝ると
もう友人だから構わないよ・・・って
言ってくれた

再会が楽しみになってきたんだ









2010年5月28日金曜日

久しぶりのイベント出展

やはり天気は今ひとつだったなぁ

40度近い炎天下のタイを歩いても辛いとは感じない
でも5月下旬というのに日本はどうしたの?
Tシャツ一枚では寒すぎる

朝8時からのイベント会場でのブース設営で
少し体も暖まってきた

顔なじみの出展者もいて
オープン前に歓談の輪が広がる

新しく革工芸の作家にも会えたし
JUNKな物を並べているブースにも顔なじみが・・
素材だけを並べているブースでは買い物も出来た
昨日Picnic Worksさんで刺激を受けたから
創作意欲は満々なんだよ
ありがとうPicnic Worksさん

ボクは新作も並べていたので
その反応を楽しむことが出来たし
改善点も把握できたんだ

自分では思っていなかった意外な物が
いろいろと旅立っていった

少し隙間が多くなって寂しくなってきたから
帰ったら制作に没頭できる体制を組もうと
考えながら一人大渋滞の帰り道
決意するのでありました




2010年5月27日木曜日

My Dear Friend -106/Picnic Works工房

伊勢湾岸道路を三重川越で降りて23号線で行こう

そう決めていたのにスイーッと通過してしまった
集中工事をしているから大渋滞なのは知っていた
すぐに渋滞にはまってしまった

Picnic Worksさんのお宅に寄ってから
イベント会場に向かう予定

四日市で高速を降りて
ひたすら一般道を行く
要所要所でPicnic Worksさんからのナビを
受けて到着

見たかったんだ彼らの工房
暗に違わず素敵な工房だった
庭から玄関へと入っていくと
物つくりをやっている匂いがプンプンしてきて
ワクワクしてきたよ

いつも制作している室内も
彼らの作品通りの雰囲気でとても良い
ここからJUNKな作品が生まれてくるのかぁ
ミシンなんか3台もあるんだよ

昼間飲むにはこれが良いんや・・と
出されたのはノンアルコールのビール
疑心暗鬼で始めて飲んだ

バンコクでの赤シャツ部隊の話
革の材料や道具の仕入れの話
楽しい時間はすぐに終わる

彼らのロゴの入ったTシャツを受け取り

イベント会場に向かう
明日は雲行きが悪そうだよ







和風の素敵なホテルに投宿
まずは一服してホテル内の居酒屋さんで
腹ごしらえ

Picnic Worksさんで至福のひとときを
思いだし
忘れないうちにメモをとり
今後の制作に役立てるようにしたよ



2010年5月26日水曜日

タイから無事に帰国・・Vol,13 探し当てた場所

不思議な出会いってあるもんだね

友人に下調べをしてもらった革細工のお店を
訪ねてバンコク近郊の町を訪ねた
地図通りに電車を降りて 
食堂に入りまずは一服
店内はボク一人

焼きそばとビールを終えて
店の主人に ココでタバコを吸っても良いか? と
許可を得てからプカリとはじめた

あとから入ってきた女性が
ボクをにらんでいる
何 ? って聴くと

店内ではタバコを吸うなと言う
オイラは許可をもらって吸ってんだと
やりかえしたが
大人げないからタバコを消したんだ

するとさすがはタイ人気分を変えて
笑顔で話しかけてきた

どこから来たのか
日本人なのか
赤シャツと黄色シャツのどちらが好きか
興味津々で質問してくる
ボクは持っていた作品集の豆本を見せて
今回の旅の目的を話すと表情が変わり
何か分からないタイ語を発した

自分の食べた分と
ボクの焼きそばとビール代まで支払うと
さっさと外に出て行った

早く出てこいと言うのであとをついていくと
近くの店舗に入っていった

なんとナント革の材料店なんだよ
そして女性はその店の娘だという

友人の下調べの地図には載っていない店
卸しかしないけれど
日本から来たのだから
少しでも分けてくれるという

薄暗い店内には革や染料や金具がいっぱい
値段を聞いてはその安さに
歓声をあげて見て回っていると
家族が出てきて喜んでいる
改めて名刺交換をしたんだよ

まだ旅は始まったばかり
田舎にも行きたいからと言って
少しばかりの道具類を買った
いきなり親戚ができたみたいなんだ

偶然の出会いってあるんだよ
やっぱりドコででもタバコは吸ってみるもんだね

オヤジとお母さんは
恥ずかしがってキャーキャー言って
カメラから逃げ回る

知っている作家を紹介して欲しいというと
あちらコチラに電話をしてくれた

そして友人の作ってくれた地図を見せたよ
タイ人は地図を見るのが苦手なんだ
地図に示された場所が分からずに
天地をひっくり返しては家族で話し合っていた

2010年5月25日火曜日

My Dear Friend -105/仿書月刊6月号

本好きの情報探求誌 仿書月刊 6号が届いたよ

先月タイへ出発間際にあわてて送稿した原稿が
雑誌に掲載され6月号が届いたよ

掲載誌ということで10冊もきたので
本や豆本に興味のある方にお分けします
コメント欄かsawatdii@qc.commufa.jpまで
連絡をくださいな

6月号は特集 豆本型録で
ボクの豆本師匠である
田中 栞さんの 豆本を作ろうという講座もあり
豆本作りに役立つ情報や
いろいろな方の豆本作りに関する記事が出てるよ
クリエーター仲間の勇輝クンも書いている

去年の「豆本はじめまして展」で
ボクが購入した 真空管街切抜帳という豆本作家の
佐藤蛙さんの記事もあり
女性だと始めて知ったよ

花ぎれを電子部品のコンデンサーをつかった
とてもユニークで素敵な豆本で
ボクの豆本コレクションになっているんだよ

ボクはいつもの通り書きなぐりで
田中栞さんの改稿を受けて
そのまま編集者に一任したんだけれど
勇輝クンは原稿のレイアウトから版下も自分で制作して
送稿したから掲載原稿が
そのまま彼の作品になっていて一見の価値があるよ


2010年5月24日月曜日

My Dear Friend -104/イベント出展の打合せと・・・

今月26日に開かれるイベントの打合せをしたよ

打合せ場所は大好きなカフェMrs,kitchen
二人で一つのブースを出すんだけれど
什器やレイアウトの打合せをした

精力的に動き回っている彼女を捕まえるのは大変
26日のイベントが終わったら
来月海外に仕入れに行くという


時間に追われている彼女が始めたのは
なんとナント革細工

どうやって時間を作っているのか・・・
オイラとは違ってキチンと教室に通っている
オイラとは違っていていい加減ではなく
基本的なことをマスターしていて羨ましい

いきなり長財布だよ
他にもフリスクケースやキーホルダーも作ってた

刺激をうけたボクは
もっと刺激が欲しくなり
26日のイベント会場にも近いので
前日である明日25日には
大切な仲間でもあり
師匠でもあるPicnic Worksさんの
工房も訪問したいと電話をかける始末

まだタイぼけしてるオイラには強烈な刺激が
必要なんだよ


2010年5月23日日曜日

My Dear Friend -103/ごぜ唄ライブに行ってきたよ

漢字で書くと瞽女さん

20年来のタイ好き仲間の枝さんが仲間たちと
瞽女唄を聴くイベントを東京で始めて3年がたつ

1回目のチラシデザインを任されたのが
瞽女さんのことを知ったきっかけ
なかなか上京してライブに来ないボクに
業を煮やしてボクの近所で企画してくれたんだと
錯覚するほど近い会場だった

瞽女さんのことやライブ会場のカフェ椿館
ついての詳細はチラシの画像をクリックしてね


仲間と出かけたのだけれど
早く着きすぎたので散歩がてら
ビールを探しに出かけ体調を整えたよ

椿館は不思議な空間だった
そして
代表の女性と話していると
知っている知人の名前が出てくるのでビックリ

演奏中の撮影は禁止だから
萱森さんの画像は無し

演目は歌舞伎で知っていた石童丸
刈萱道心との親子の話2段

大正時代の俗謡である
鴨緑江節を瞽女さんスタイルで
演じてくれた

演目の二つとも知っていたので
睡魔に襲われずに聴き入ることが出来た
細い体の萱森さんから発せられる瞽女さんの
独特の節回しと迫力には感動すら覚えたよ

ライブが終わり
お客さんとの交流会で
キチンと萱森さんと挨拶を交わしお話が出来た

取材に来ていた中日新聞の記者さんとも
タイの話から瞽女さんの話へと
縁が繋がっていくエピソードを話してみたよ

2010年5月22日土曜日

タイの話はおいといて・・・

ラブコールがありタイからの帰国報告

少数メンバーで集まろうと
クリマの相羽さんの提案だったが
幹事の大ちゃん呼びかけで
12人も集まった

赤シャツ部隊の占拠地域に入ったことを
無謀だという批判は覚悟していたよ
さすがにバンコク市内での惨状を考えると有頂天で
報告はできないからね

バンコクを離れて田舎を回った話を展開

飲むにつれ話題は当然大飛躍していく
各地のクラフトイベントの現況を聞いたり
愛知トリエンナーレの不備を聞いたり
尽きない話題で場はドンドンと盛り上がる
美味しいビールもどんどん飲み干すよ

JUNちゃん達共鳴グループが
6月19・20日に催される
制作に励んでいるタイムマシン

それと連動させるという
AR(拡張現実)を見せて貰う
Macを持ち込んでくれた大ちゃんの解説付きでね

紙に印刷された記号のようなものを
Macのカメラから読み込むと
アラ不思議

単なる記号から立体物が現れて動き出す
タイムマシンとどうやって連動していくのかは
まったく分からない
あと一ヶ月に迫ってきたクリマでの披露が楽しみだよ

クリマ会場でのタイムマシンはダークブース
チョイと人目に付かない場所だから
クリマの会場での告知アピールが鍵になってくるね

若いクリエーターたちとの集いはサイコー
タダでさえ固い頭が軟化していくのがよく分かる
自分の分野でない話を聞くのは勉強になる
素敵な仲間に囲まれて素敵な時間を楽しんだよ

また集まろうね