2008年10月15日水曜日

久しぶりに里山へ行ってきた

秋の一日を旧小原村へ行ってきた。
なぜ「旧」・・・なんて言うのか?

平成の大合併が嫌いだからだよ

日本の国家は好きじゃないけど
日本の国土や文化は大好きだ

地名にはその土地の持つ文化や歴史の上に成り立った
その土地の呼び名があった

他国を侵略するように為政者の都合や経済効果のために
由緒ある土地の呼び名を替えられてたまるかい

軍部独裁政権下のミャンマーだって認めない
きちんとビルマと呼んでいる。

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久しぶりに仲間のセンローAYUMi大嶋さんたちと小原村に集まった

それぞれ勝手に昼飯を終えてから
センローの大切にしている宝物披露から始まった

ボクは「書」に関して全くの門外漢
でも刻字をたしなんでいるから興味津々

次々と表装された掛け軸を披露してくれた


書家は幕末や明治維新のころに活躍した人たち
「岡 三橋」「伊藤祐亨」「梁川星巌」
「高橋泥舟」「頼山陽」「佐久間象山」

大嶋さんは書に通じているから色々と解説してくれる

AYUMiは以前茶道具屋で仕込まれたことがあると
いつものようにキャーキャー言いながら
彼女らしい書の見方で反応していた

持ち主のセンローは博識だからその真贋についても
解説してくれる

ボクは古文書のようなくずされた漢字を
判読してみた

判じ絵に興じる粋人の集まりみたい

我々仲間も捨てたもんじゃないな
良い雰囲気だった























いろいろと見せて貰った「書」の中から数文字を
アップで撮ってみた
それは後日「刻字」にしてみたいと思ったのです


健全な文化人のサロンタイムは終わり
いつものように作業着に着替え(ボクはニッカボッカのまま)
裏山に入った

センローとボクは孟宗竹や間伐をはじめ
AYUMiは作品作りのための木の枝を伐採に山の奥に入っていった

久しぶりのチェーンソーは腕に心地よい疲労感をもたらした

自分たちで作ったバーベキュー炉に火をおこし
サツマイモを濡れた新聞紙でくるみ
ダッチオーブンの中の放り込んだ

まあいつもの事ながら
ダッジオーブンも焼き芋も食べ終わってから
撮影するのを忘れてしまったのさ

ブログもアップしたし
もう寝よっと