消しゴムハンコのモリヨが
というお店で
個展を開いているというので
見に行ってきた
この変わったお店の由来も面白いんだよ
1968年、北欧フィンランドで
建築家マッティス・スローネンにより
デザインされたUFO型住宅「フトゥロ」。
57年、ソビエトのスプートニクス打ち上げで
始まる宇宙時代を反映して、
50年~70年代にかけて近未来的なデザインのものが
世界中で数多く生まれた。
「フトゥロ」も、
その世相の中で設計された
強化グラスファイバー製で宇宙船のような形をした
週末型レジャーハウス
アメリカ、ソビエトなど世界中の国々に輸出され、
日本でもライセンス契約が結ばれ製品化されるはずだった。
が
75年のオイル・ショックのため、
あえなく製造中止。
わずか数十軒製造されたのみで、
歴史の表舞台から消え去ったのだった!
実はこの「フトゥロ」、軽井沢にも輸入されているという
スペイン語で未来というらしい
入り口を入ったところには
いろんなインフォメーション・フライヤーが
貼り付けてあり
それを見ているだけでも楽しくなってくる
クリスマスにちなみ
クリスマス川柳も一般公募されていて
それを
カラーマスキングテープで
しつらえた樹に
応募されてきた川柳を発表していた
店内では超特急で・・と
依頼された似顔絵ハンコの制作に取り組んでいる
モリヨがいた
消しゴムはんこ制作の良いところは
いつでもどこでも少しのスペースさえあれば
簡単に制作を始められると言うこと
しかも下絵を描いて
ハンコにするまでの時間の早いこと
店内では消しゴムはんこの実演販売以外に
今回の新しい試みとして
モリヨの五行歌を
消しゴムハンコに託した
表現スタイルをとっていた
当然カフェだから
いろんな飲み物はある
ボクにはよく分からないけれどね
珈琲の上に文様があらわされていた飲み物
ボクはお約束通りの生ビールです
個展を見に来ていたお客さんや
作家とオーナーのママさん達と
楽しい会話に時間を忘れてしまった
近所に面白い雑貨屋さんを紹介して貰い
地図を描いて貰った
帰りに立ち寄るつもりが
道を間違えてしまい迷子になった
結局訪ねられなくて帰宅した
また行く機会があるということだね