2009年10月12日月曜日

My Dear Friend -9/湯の山温泉とカラオケ

久しぶりにカラオケを楽しんだ

横浜からの友人と湯の山温泉に行き
一生懸命に遊んできたよ

標高2121m御在所岳のロープウェイは
往復2100円もするものだから
友人たちだけ頂上に向かっていった

ボクは日溜まりでビールを飲みながら待っていた
頂上とは10℃の温度差があると言うから
寒さに弱いボクには不向きだね

知らない人のカラオケを聴かされるのは
辛いものがあるけれど
身内のような友がどんな選曲をするのかは
すごく楽しみだよね

この宿ではカラオケルームの貸し切りだった
自分で歌うための楽曲を選ぶのは
その歌詞に
自分の今の心情や希望を託すことが多いんだと思う

28歳と39歳の若夫婦の選曲が面白かった
20代後半はまだまだハヤリの歌を選び
30代後半になると少しは男の生き方や人生についての
歌を選ぶんだよ

多くを語らなくても選んだその歌詞の内容で
気持ちが分かるようだよ


みんなよく飲むよ
ビールを10本ほど飲み
焼酎 いいちこ の一升瓶はすぐに空っぽ
どんどんヒートアップしてくるカラオケ大会



友達が歌った中で
少し気になった歌詞があったよ
若いのにいろんな辛酸をなめている彼らしい
選択だと思い

同じように
今を乗り切ろうとしている
若い人へ送る歌として
オイラも覚えてみたいと思った歌だよ


☆☆☆☆☆☆ 渡哲也「ありんこ」☆☆☆☆☆☆

咲くなら咲け 散るなら散れ 自分できめろ
たったひとつの生命じゃないか
わかっていて できないのが人間ならば
ありんこになって生きてもいいさ
ころげころげながら踏まれ踏まれながら
もっともっと汚れちまえよ
はぐれた ありんこが雨に打たれ
重い夢のかけらをひきずる
バカだね 苦しい旅は捨てて
笑っていれば楽しいものを

降るなら降れ 吹くなら吹け 手かげんするな
どうせまた来る 嵐じゃないか
やるだけやれ 死ぬまでやれ 甘ったれるな
涙なんか ひとりで流せ
街におぼれながら人を憎みながら
もっともっと壊れちまえよ
ひたすら ありんこみたいに歩け
その心を誰かが待っている
また来る明日のために愛は
しまっておけよ その胸の中

迷い迷いながら 叫び叫びながら
もっともっと汚れちまえよ
ひたすら ありんこみたいに歩け
この思いが誰かにつたわる
もう一度かけがえのない愛に
たどりついたら 錨(いかり)をおろせ