2008年11月22日土曜日

はじめての習い事-消しゴムはんこ教室へ行く

小学生の頃には習字やソロバンを習いに行ったことがあるけれど
大人になって初めての習い事

友人の消しゴムはんこ作家の教室があるというので
参加してみた

場所はタイ料理屋さん
このお店には先生の作品も展示即売されている


集まった生徒は男三人に女性が二人
みんな始めてという
自己紹介から教室は始まった
最初に先生が解説しながら
実際に下絵の描き方から彫り方の完成まで流れを
楽しそうに実演してくれる




ボクは木彫をやっているから
流れも同じようだし

なんだ簡単そうだ・・・と思った

すぐ後から間違いであったことを思い知るんだけどね

木と消しゴムでは刀の当たりや手加減が全く違う
木彫の場合には粗取り・粗彫り・仕上げ彫り・化粧彫りと
段階を踏んで完成させていくのだけれど

先生の手の動きをを観察していると
薬研彫りが一発で決まっていて
2度3度と同じ場所に刀を(ここではカッターナイフなんだ)を
入れることはない

刀の深さも中々感覚がつかめない
日頃は固い材を相手にしているので
ついつい力を入れてしまう

厚さ10mmほどの消しゴムはカッターナイフの
手応えがない
どのくらいの深さに刃が入っているのか
感覚をつかむのに時間がかかった

先生の用意してくれた下絵から
自分の好きな図柄を選ぶ

最初は手慣らしということで簡単な図柄を彫ってみた
二つめの作品は時節柄か年賀状向けの画題を選ぶ人が多い


少人数だったので
先生は個々に丁寧な指導をしてくれる

いいねぇ・・・この雰囲気
いつも一人で静かに彫っているオイラにはたまらんね

おっと深く彫り込んでしまったぜ

黙々と彫るボクの木彫とは違って
終始なごやかな雰囲気の中でホリホリは進んでいく

文字の入った下絵の裏表を考えずに彫ってしまい
スタンプをつけて紙に押してみて始めて逆に彫ってしまった人や
カッターで指先を切った人もいた

皆さん手先が器用なのかコツをつかむのが早い
女性達は細かい図柄に挑戦していた



消しゴムはんこ教室が無事に終わり
楽しみの懇親会

タイ料理が次々と運ばれてくる
ビールをグビグビと飲み
かつタイ料理をむしゃむしゃと喰らう
本日参加したもう一つの目的
カオソーイ鍋が出てきたときには嬉しかったね
最後の一滴までスープを飲んだ


気がついたら参加者の彫り上げた消しゴムはんこの作品も
出されたタイ料理も撮影を忘れていた

まあ いつものことだけどね