小学生の頃には習字やソロバンを習いに行ったことがあるけれど
大人になって初めての習い事
友人の消しゴムはんこ作家の教室があるというので
参加してみた
場所はタイ料理屋さん
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このお店には先生の作品も展示即売されている
集まった生徒は男三人に女性が二人
みんな始めてという
自己紹介から教室は始まった
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最初に先生が解説しながら
実際に下絵の描き方から彫り方の完成まで流れを
楽しそうに実演してくれる
ボクは木彫をやっているから
流れも同じようだし
なんだ簡単そうだ・・・と思った
すぐ後から間違いであったことを思い知るんだけどね
木と消しゴムでは刀の当たりや手加減が全く違う
木彫の場合には粗取り・粗彫り・仕上げ彫り・化粧彫りと
段階を踏んで完成させていくのだけれど
先生の手の動きをを観察していると
薬研彫りが一発で決まっていて
2度3度と同じ場所に刀を(ここではカッターナイフなんだ)を
入れることはない
刀の深さも中々感覚がつかめない
日頃は固い材を相手にしているので
ついつい力を入れてしまう
厚さ10mmほどの消しゴムはカッターナイフの
手応えがない
どのくらいの深さに刃が入っているのか
感覚をつかむのに時間がかかった
先生の用意してくれた下絵から
自分の好きな図柄を選ぶ
最初は手慣らしということで簡単な図柄を彫ってみた
二つめの作品は時節柄か年賀状向けの画題を選ぶ人が多い
少人数だったので
先生は個々に丁寧な指導をしてくれる
いいねぇ・・・この雰囲気
いつも一人で静かに彫っているオイラにはたまらんね
おっと深く彫り込んでしまったぜ
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黙々と彫るボクの木彫とは違って
終始なごやかな雰囲気の中でホリホリは進んでいく
文字の入った下絵の裏表を考えずに彫ってしまい
スタンプをつけて紙に押してみて始めて逆に彫ってしまった人や
カッターで指先を切った人もいた
皆さん手先が器用なのかコツをつかむのが早い
女性達は細かい図柄に挑戦していた
消しゴムはんこ教室が無事に終わり
楽しみの懇親会
タイ料理が次々と運ばれてくる
ビールをグビグビと飲み
かつタイ料理をむしゃむしゃと喰らう
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本日参加したもう一つの目的
カオソーイ鍋が出てきたときには嬉しかったね
最後の一滴までスープを飲んだ
気がついたら参加者の彫り上げた消しゴムはんこの作品も
出されたタイ料理も撮影を忘れていた
まあ いつものことだけどね
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