タイを旅しているとおかしなものに出くわす。
バンコクから友人の車でマハチャイという街に
行く途中のこと
友人が左手に奇妙な物が見えてくる・・・と
教えてくれた
左側にカメラを向けて待っていると
出たぁ
デカイ!!!
車と比較するとそのでかさが分かると思う
何だろうと思った
頭の三つある象さんだぁ
タイ人の好事家が自費で作った象だという
タイでは象を嫌いという人に会ったことがない
タイの象徴でもある
インドのバラモン教の中に
象にまつわる数々の神話がある
その中に33の顔をもつ白象の話があり
その象の名前が「エラワン」という
その象から生まれた子供が
三つの顔をもっていた
インドでは「キリメーククラトライダーユック」という
長い名前だったが
その神話の三つの顔を持つ象が長い時間をかけて
タイへ伝わってくるうちに
元々親の名前である「エラワン」と言われるようになった
タイや日本でも「エラワン」と名前の付いた
タイ料理屋やタイマッサージ屋やホテルがあるので
タイを好きな人は知ってるでしょ
下の画像では二つしか顔が見えていないけどね
向こう側にも顔があるんだよ
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もうひとつタイには一般的な象さんがいる。
インドのヒンドゥ教の象神である
プラ・カネート(ガネーシャ神)という
体が人間で顔が象という神様だよ
ガネーシャ神はここでは触れない
画像のガネーシャは
ナコンサワンという街のファッション・ブティックの
店内に鎮座していた
日本でファッション・ブティックの中に
狛犬や龍の置物が飾られていることはないよね
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