2011年3月11日M9.0大地震
その日もノンビリと豆本を作っていたんだ
そして船酔いみたいな
立ちくらみのような気分の揺れが襲ってきて
ふと上を見ると電球が揺れていたよ
大惨事の始まりだった
BGM音楽をやめてテレビをつけた
横浜の友人
都内で生活しているタイ人
心配な友人達に安否確認をするが
電話が通じないし
ボクはかってホテルや旅館の
販売促進企画の仕事をしていたから
東北地方にも友人が大勢いる
岩手県の大槌町
三陸の街
大船渡
福島県
全て通じない
こういう災害時には
電話をしてはいけないんだと
気がつき
テレビの速報にかじりついていた
facebook経由でタイの友人達から連絡が入り始める
ナコンサワンのLee Rungkanawoutさんからは
たどたどしい翻訳日本語のメッセージ
【私はあなたの国で起こった災害に
私の哀悼の意を表明する。
日本ではすべての人々の保護をしよう】
毎回タイで会っている仲間たちからの
メッセージに涙腺は壊れた
涙が止まりかけた頃から
在留タイ人達に安否を問いかけて
無事だった人の消息を本国にメール
二日も経つと
北関東や東北地方の友人たちからも
連絡が入り始め
無事を確認
でも救援メールも4通入った
本当にいろんなメールが飛び込んできた
友人からの欲しい者リストを
持ってスーパーへ飛ぶ
でも悔しいかな
被災地方面への宅配便の受付は
停止していた
小さい頃ボーイスカウトで習った
備えよ常に・・・だったかな
泥縄だけど
自宅の防災グッズの確認をしたりして
落ち着かない時間が過ぎていく
そんな夜に
アメリカが支援部隊を派遣したと
オバマ大統領の歓送演説だと
教えてくれた
まるで
映画 インデベンデンスディの
パクリじゃないかと
一瞬笑ってしまったけれど
また涙腺が壊れてしまったよ
************************************
救助に向かう米兵に向かって
語りかけるオバマ大統領の演説
おはよう、諸君。
後一時間足らずで、諸君ら140名は、
おはよう、諸君。
後一時間足らずで、諸君ら140名は、
極東に向かって旅立ち、
史上最強の敵と交戦する。
時を同じくして、世界各地の米兵たちも、
時を同じくして、世界各地の米兵たちも、
他の35隻の原子力空母で、
同様の救助に向かう行う手はずだ。
諸君がまもなく赴く戦いは、
諸君がまもなく赴く戦いは、
人類史上最強の救出活動となるだろう。
そう、人類史上最強の・・・・
人類・・・・・この言葉は、
人類・・・・・この言葉は、
今日、我々全員にとって、新たな意味を持つ。
地球に対する今回の暴虐行為に
少しでも意味があるのなら、
それは我々人類が共有するものの大きさに
それは我々人類が共有するものの大きさに
気づかせてくれた、という点につきるだろう。
今回の侵略は、
この惑星で共に生きることが、
こういうことかを、
新たなる視点から見直させてくれた。
人間同士の無数の差異など
瑣末事でしかないことを痛感させ、
共通の利益というものの意味を
実感させてくれた。
そしてさらに、歴史の方向を変え、
人間であることがどういうことかをも
定義し直してくれた。
今日このときより、
世界の諸民族と諸国家が
いかに深く相互に依存しあっているかを、
我々は決して忘れることがないだろう。
諸君は日本を愛し、
諸君は日本を愛し、
この日本を守り抜くために
自らの才能と技術を差し出し、
命すら投げ出す覚悟を固めている。
諸君と共に戦列に立てることを、
諸君と共に戦列に立てることを、
私は心から誇りに思う。
3月11日は日本の祝日だけではなく、
3月11日は日本の祝日だけではなく、
地球上のあらゆる国家が肩を組み、
こう叫ぶ日となるだろう。
”我々は決して従容と死を受け入れたりしない!
”我々は決して従容と死を受け入れたりしない!
我々は生き続ける!生き続けてみせる!”と。
その日こそ、
その日こそ、
我々は真の独立記念日の祝うのだ!
アメリカ軍作戦名
「Operation Tomodachi」
アメリカ軍作戦名
「Operation Tomodachi」