本当は大須の骨董市に行こうとした
あいにくの雨模様だったので行き先を
変更してボストン美術館へ行ってきた
明日から少し忙しくなってくるから
今日は目の保養ってわけ
ボストン美術館の会員になって10年
湘南に暮らしているときの方が良く通っていた
会員は無料のガイドなんだけれど
以前は音声解説だけだったのが
iPod タッチになっていて画像と音声の二つが
展示作品を解説してくれる
大昔やめてしまったボタニカルアート
観察眼が無いボクには長続きしなかったなぁ
今回の版画やイラストレーションは素晴らしかった
写真が誕生する17世紀から19世紀までは
アメリカの庭園に咲く植物を
自然と共に捉えて絵に残していたんだよ
西部開拓史の時代だよ
それを113点の版画と1点の水彩画には
驚かされるよ
日本でボタニカルアートっていうと
花のキレイな部分を写実的に描くんだけれど
この展示はそうではなかった
植物や昆虫の生態学なども取り入れられていて
植物の持つ神秘的な環境などもわかる
展示を見に来ている人の会話を聞いていると
絵描きさんも多いんだけれど
花屋さんやガーデニングに興味のある人もいて
洩れ聞こえてくる会話も面白かった
キレイな庭園のキレイな植物も
描かれているんだけれど
17世紀にJUNK GARDENを作っている人も
いたんだと分かる
ジャンクって思想的にも奥が深いんだね
下の画像をクリックすると大きく見られるよ・・多分