2011年2月6日日曜日

Metal Embossing 事始め-実験

ふと実験をしてみたくなった

twitterでの豆本関連のフォロワーの方から
とても素敵な励ましをもらって
俄然やる気が湧いてきたんだ

メタルエンボッシングのピューターシートの
大きいサイズを発注してあるんだけれど
まだ届かないので
酒のツマミなんかを作っては
グダグタしていた

思いついてはいたんだけれど
動き出せなかった
頭に描いていたことを試してみた

通常メタルエンボッシングに使うメタルは
ピューターは錫93%の合金で0.2mmの
厚さなんだけれど
アルミニュウムとの違いは
詳しく知らない

柔らかい素材として缶ビールを
思いついたんだよ

アルミ缶を切り開いて展開してみたら
錫よりも固いと言うことが分かった

丸くなる癖がついているので
平らにするのも一工夫

印刷面がハッキリしているので
裏側から文様を確認するのには不便
サンドぺーバーでプリント面を剥がす

切り口もエッジが立っているので
サンドペーパーで磨いておいた
こうすれば指が切れることもないからね

それにしても汚いカッターマットだなぁ

ローラーで平らにしたんだけれど
細かい傷が一杯ついちゃった
でも
気にしない

飾りのフレーム文様は
参考書からの引用してみたんだ
Illustratorでアウトラインだけを
トレスして
YU-san's Roomの文字も加えて
そのままトレペにプリントアウト

そして通常通りのエンボッシング作業
ピューターだと柔軟で適当な強さもある

缶ビールはアルミとはいえ固くて
エンボッシングには向かないことが
分かったけれどやり続けたよ

フレームの文様もYU-san's Roomの文字も
納得できるエンボスが出来上がったので
独学ながらも達成感はあるね

表側のふくらみを保つために
裏側からメタルフィリングペーストを
埋めて完成した