一瞬 何の本だろうと思った
いつも立ち寄る本屋で巡り会ってしまった
立ち読みする本ではないから
高いけれど買ってしまったんだよ
そして本を装丁する機会があったら
こんな本の装丁をやりたかったんだ
と
自分の想いと同じ装丁者がいることに
感動したよ
大森 暁生 著
桑名 飛呂伸 装丁
芸術新聞社 刊
3333円+税 定価
詳しくは上の書名をクリックしてもらえば
この本の制作秘話を知ることができるからね
本の全体は
トタン板で保護されていて
マスキングテープで補強されている
書名は金属のネームプレートに納められている
表にも裏にもステッカーやシールが
貼られていて
何の本なのかは手に取らないと分からない
初版発行が2009年6月だから
本好きの方ならば知っている方も多いんだろうな
著者の大森さんは愛知芸大の彫刻科を卒業した
若い彫刻家だよ
本の中ページも画像にして
このブログに公開しておきたいくらい
彫刻作品も最高だし
写真の撮り方も編集内容も素晴らしいんだよ
彫刻家 ブックデザイン 印刷会社の
コラボレーションが見事な本を作った
まるで共鳴の三人(Jun Mats Masmix)が
鉄の作品集を作ったら
この木彫家のような
ビックリする装丁の本になるんだろうね
そして昨年トモダチのPicnic Worksさんが
作った豆本を思い出したよ
彼らの豆本はボクの手元にあるんだ
JUNK好きの仲間たちにも見せてあげたい
いゃぁ参った
まいった
素敵な人がいるもんだ
誰か大森さんをご存じの方がいらしたら
是非紹介してくださいな
当分はこの本に齧り付いているよ