湘南に住んでいた頃に一冊の本と出会った
10年くらい前のことだけれど
セルフビルド
自分で家を建てちゃう 本を
何冊か読んでいた
その中の一冊がアメリカンハウス
自分自身は建てられずに時間だけが・・
そして
いま親しくしているのが
まつやまたかし さん
軽妙な描写と文章で
読みふけっていた本の作者
知り合って3年くらい経つんだけれど
遊びにオイデよって
誘われていたんだけれど
機会が無くて行けなかった
時期とかタイミングってあるね
晴れ上がった秋の一日に
まつやまさんの
アメリカンハウスを
訪ねることが出来たよ
映画 あの空をおぼえている の
舞台にもなったから
知っている人もいるだろうな
正面の山まで一直線の田園の中に
アメリカンハウスはあった
本の中にも出てくる
ネズミの出入り口もあった
残念なことにトムとジェリーは不在だったよ
何か次のプランがあるようで
朽ち果てたワーゲンも風景に
溶け込んでいるんだよ
ワーゲン以外にもジャンクな物があって
探し出してはカメラに納めるのが楽しくて
アウトドアなんて言葉を知る前から
憧れていたツリーハウスも健在
チョイと年喰ったしまったけれど
トムソーヤになった気分になれるなぁ
ツリーハウスから降りてこないオイラを
まつやまさんは
ハックルベリーフィンのように
目をほそめて笑っていた
あの空をおぼえている に登場した
ツリーハウス
その中には映画制作に携わったスタッフの
落書きや
ツリーハウス見学に来た人たちの
落書きでいっぱい
オイラも落書きして来ちゃった
お昼は
まつやま家 お手製のカレーパンとサラダ
レシピをもらってくるのを忘れたけれど
カレーパンは作ってみたいと思っていたから
嬉しかったね
こういう自家製のパンでおもてなしって
最高だよね
たくさん出来上がったパン
みんなで一緒に食べ始めたんだけれど
もっと食べたくて
意地汚く最後に残ったカレーパンも
オイラが獲得
オイラは思ったね
いつか
カレーパンを作るときには
タイのグリーンカレーを具材にするって
冬ごもり用の薪ストーブもあって
そのための薪をどんどん用意しているんだってさ
大きな切り株が朽ちていた
アックス(斧)で割ってみると
来年のためにブクブクと太った
カブトムシの赤ちゃんがゾロゾロと出てきた
お土産に何か欲しいと思っていたから
素敵な虫くんを10匹ほど選んで
ボクと一緒に帰ることになった