2011年10月27日木曜日

新刊であれ中古であれ本は香しい-85/ 蜷川実花ノワール

映画 さくらん を観てから気になっていた

鈴木清順ばりの色彩で
時代考証なんてほとんど無視
監督が蜷川実花という女性だと知って
演出家の娘だと知った

彼女は言う
江戸時代が舞台なんだけど
誰もその時代に行ったことはないし
どんな風に描いても良いんじゃない

口紅は赤く塗っているわ
マニキュアはしているわ
パートカラーになるわ
ビビッドな色彩感覚はどうなっているの?

吉原の花魁と金魚の考察も面白かった

先日買った写真雑誌に森山大道さんと
コラボをやると出ていて
余計に気になっていた

twitterでカメラの話から
彼女の話題まで飛んでいるウチに
彼女の写真集を探しに出かけた


お言葉集まで出ていた
クリエーターとしてフォトグラファーとして
その色彩感覚は
ボクには真似ができないけれど
お言葉集には
自分の感性と似ている部分があるので
笑っちゃった
ノワールときいてフランス映画を思い出す
暗黒街を舞台にした名作もたくさんある
そのノワールという本は
ビニールで覆われていて
中身が見られない

腰巻きには 残酷&キュートな世界とある

アイドルたちを撮った写真集よりも
いいだろう

買ってから中を見ると・・・・
彼女のもっている情念や
ビビッドな色彩が乱舞
こんな写真撮れたらいいな
絶対に撮れない写真だな

久しぶりの写真集だけれど
買って良かった


アップルコンピュータとは
20年近いおつきあいだからね
Macと巡り会わなければ
人生が違っていたんだ
オイラの人生を変えてくれた張本人の自伝
世界中で同時発売で同じ表紙デザイン
日本だけは腰巻き文化を採用して
顰蹙をかっていた一冊

何冊も持っているMac本

よく見たら 第一巻だった
こんなに分厚いのに続編が出るんだよ

一番最初 どこで出会ったのかは
忘れてしまったが
多分 大磯時代だと思う
いつも気になっているアーティストの一人
発言が過激なときが大好き

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