2010年10月31日日曜日

10月のタイ旅行-6 ある日の移動

日本では奄美大島が豪雨と台風被害が甚大

タイでも雨期の終わりにあたり豪雨で河川の氾濫があり
バンコク周辺の郊外では被害が出ているという

ボク達が行っていた時にも
時折スコールがやってきたんだ
よくバケツの水をひっくり返したという表現をする

今まで歩いていた舗道が川になっていることがあり
オイラはジャブジャブと歩くのが好き

この日はバンコクから遠くの郊外に出かけた
一定の区間だけだったけれど
道路は冠水している

スコールや冠水には慣れているタイ人だから
徐行もせずに突っ切っていく

奄美のことも心配だけれど
ボクは申し訳ないけどタイの事が心配

毎日配信されてくるタイ情報を注意しているよ
チャオプラヤ河に面している
バンコク上流の地方の街には友人達の家が多い
タイは時々停電があるからね
この3~4日 メールが途絶えてしまった友もいる


まあ そんな道路をワイワイ言いながら走っていたとき
前の車の変な物に気がついた

スピードを上げて近づいてみる

日本でもデコトラという満艦飾の車はよく見るけれど
このコンテナ車はシンプルなんだけれど
何かがへばりついている

なんと大きなトカゲをディスプレーしている
シンプルな車体だからよけいにおかしい

なんだか車を止めてお友だちになりたくなったよ

2010年10月30日土曜日

年に一度の集まりだったが・・・

今日は横浜からきた友人家族と温泉に行く

予定だったが台風襲来の予報
宿に問い合わせると道路が寸断のおそれがあるという
キャンセルして朝からの酒盛りにして
ノンビリ過ごすことにしたよ

手抜きのブログ更新は
配信されてきたタイのニュースからのパクリだよ
配信されてきたタイのニュースだよ

タイのパタヤ セントラルフェスティバル内でのこと
携帯電話のカメラで女性を盗撮をして
捕まった男性のニュースが放映されたという

タイのニュースでは加害者がそのまま映し出される
逮捕された中国人男性のプライバシーや人権なんてない
見せしめなんだろうけれど
逮捕された男性の表情が哀れでもあり
滑稽なので苦笑してしまった

撮影画像の消去と被害女性への謝罪
そして罰金500~1000バーツで済んで釈放されたらしい
しかし その様子はYoutubeで全世界に配信されてしまった

オイラも今回のタイの旅ではiPhone4を持って行って
タイで知り合った人たちを写していた
以前持っていた携帯よりも画質が良いので
始めて動画を撮ってはみんなで楽しんでいたんだ

ある日 オイラがタイのニュースに出てしまったら
タイ人の友達は去っていくだろうな
人のふり見て・・・・と言うじゃないか



2010年10月29日金曜日

10月のタイ旅行-5 靴に絵を描く作家 の春画

日本にもあるんだからタイでも当然あるよね

江戸時代の春画集を持っているんだけれど
それに描かれている春画は少しも猥褻ではなく
性行為が誇張されたりしていて微笑ましくなってくる

タイでは性風俗の天国みたいに言われるけれど
絵画や写真 映画などの表現にキビシイ国だから
春画の存在なんて考えたこともなかった

日本でもついこの間までは
具体的な表現をしてある春画は
問題箇所をぼかしたり黒く塗りつぶされていて
かえって官憲の猥褻な価値基準のお粗末さを露呈していたけれど
最近では猥褻と芸術とを区別するようになったのか
書店でも堂々と春画集が並ぶようになった

タイで知り合った画家の作品の春画は
タブーの多いお国柄を現していて
具体的な表現は避けられている

でも絵画から昔のタイの習俗や髪型や刺青を
知ることが出来て面白いと思ったよ





2010年10月28日木曜日

10月のタイ旅行-4 靴に絵を描く作家 の作品

昨日の靴に絵を描く作家の純粋絵画だよ

出身校や経歴が知りたくなって
昨日メールで問い合わせたんだ
その日の内に返事が届いた

彼は昨日更新したボクのブログも見てくれて
日本語でナニが書かれているのか分からないから
恥ずかしいと書いてきた

ボクのブログでのスタンスは宣伝することでも
観光案内をすることでもないから
よっぽどのことがない限り
地名や人名は表現しないし

ボクもタイの絵画や木彫作品が大好きで
油彩の絵や画集を持っている
その旨を伝えたら絵画の紹介も了解してくれた

彼は今年49歳
タイの国立大学のひとつで
美術や考古学研究ではタイ国内では最高峰の大学
シラパコン大学で古代美術の修復や復元を
専攻していたという

詳しいことは書いてこなかったけれど
人生の紆余曲折があったんだろうね
同じ大学に通う娘さんも絵描きなので嬉しいってさ

この絵は油彩で
水上マーケットの にぎやかさが
細かく描き込まれている

いまでも観光名所として水上マーケットは残っている
でも あくまで観光地なので商魂たくましくて
往時のタイ人たちの暮らしをうかがい知ることは
稀だと思うんだ


上の三点は絹を張ったキャンバスに描かれていて
タイの古代絵画をモチーフにしていて
今でもタイの画学生がよく取り上げる題材だね

古代絵画らしく落剥している部分や
変色したり褪色まで表現されていて
下手な鑑定人だったに時代物だと間違えてしまうだろうな


板材に描かれた古代美術の復元
褪色した時代をカンジさせるようなエイジング技法

精緻な筆致や図柄にはガネーシャが描かれているんだよ


明日は彼がニタニタと微笑みながら
描かれた内容を教えてくれ
オイラもニタニタしながら嬉しくなった
特別に撮影を許してくれた 春画を披露するからね

2010年10月27日水曜日

10月のタイ旅行-3 靴に絵を描く作家

ある絵描きさんとも知り合ったよ

その方は芸大出の絵描きさんで
明日 彼の絵画作品を紹介するけれど
その絵はタイのラーマキェンと呼ばれる
古代インドの大叙事詩 ラーマヤナ物語や
失われていくタイの人物や風物や歴史を繊細なタッチで
描いている

なんと春画もあったんだよ

多くは普通のキャンバス地が多いけれど
板材にも描き
年代が経ってしまったようなエイジングも
施してあるから楽しみにしていてね

でも なかなか純粋絵画だけでは食べていかれない

彼が考えたのはデッキシューズに絵を描くこと

無地のデッキシューズにジェッソを塗り
鉛筆で薄く下絵を描いて
アクリル絵の具で彩色していく

その絵は極彩色ですごい図柄のデッキシューズが
並んでいた
龍の化身であるナーガや
孫悟空のモデルになったハヌマンが多い

オイラも昔
ジージャンの背中に絵を描いていたけれど
彼の絵を見ていたらまた描きたくなってしまった


2010年10月26日火曜日

10月のタイ旅行-2 警察署も訪問したよ

今回のタイは友人と一緒だったんだ

ニューヨークへは滞在していたらしいんだけれど
タイは初めてというクリエーターの友人

出会うタイ人やタイの町並み
今まで見知っていた外国の印象とは違うらしく
脱力感や
いい加減さ
やる気のなさ
快楽を求める人たちの多さ
明るくて冗談好き

真面目でストイックな友人は
自分の価値観がひっくり返ったみたいだけれど
良いですねぇ・・の連発

色んなハプニングに揉みくちゃにされながらも
今回のタイを結構楽しんでくれたみたい

下の画像はある島の警察署でのこと
田舎とはいえタイでは地位の高い警察
警察署の前にキャラクター人形がお出迎え

いきなり脱力感を味合わせてくれるたんだよ


昨晩 警察官とは知らずに深夜まで飲み明かしていた
通常タイでは午前8時と夕方6時には
国歌が斉唱されて
公務員やキチンとした人は起立している

昨日友人になった警察署のボスである
SOMBUNという警察署長は
その起立斉唱をよく忘れてしまうらしい

今朝も8時に警察署を訪ねると
案の定 制服も着ておらず
上半身裸のママで
45口径の拳銃からカートリッジを取り出して

一生懸命磨いている

画像をよく見てね
警察署なのに半裸の警察官が仕事してるでしょ





警察署だから当然留置場はある

玄関を入ってすぐの場所に留置場はあった
署長に内部の写真を撮っても良いかと尋ねると
マイペンライと返ってきた

恐る恐る警察内部の撮影を開始
留置場も撮っても良いかと尋ねてみる

鉄格子の中には凶悪犯が閉じこめられていて
すごい形相でオイラを見つめている

なんてウソ
一緒に行った友人を留置場に入れての
ヤラセ写真でした

2010年10月22日金曜日

10月のタイ旅行-1 ジオラマ写真に挑戦

昨日無事に帰国しました

10日間のタイで撮ってきた画像は約2000枚
半日かけて画像の整理をしていた
画像を確認しながら削除作業の開始

結局残したのは340枚の画像
1660枚以上は無駄な画像だったよ

フィルム時代には出来なかったなぁ
まあデジカメの良いところって削除が出来るから
バカバカ撮るってことだね

そして残した画像でやりたかったこと
トイカメラ風にジオラマ的に表現してみたかったんだ

お友だちのマッちゃんがジオラマを作っているし
マイミクのタイ在住の方もジオラマ写真に挑戦してる
そんな二人に触発されてしまった

そのためにどういう画像がジオラマ風になるのか
少しだけ勉強しておいたんだよ

バンコクの空港に到着前の着陸態勢に入った頃から
こっそりと一眼レフを出して撮影開始

そんな風に密かに撮った画像を
加工してみたんだけれど

どうでしょう?

ジオラマ風に表現できているかなぁ?



2010年10月21日木曜日

タイで出会った人や物たち/楽しい雑貨

先日の覚王山アパートでの展示会で紹介したよね

オリジナル作品ではなく
タイで巡り会った面白い雑貨類も展示していたから
来てくれた人は覚えているだろうね

タイ人達のエスプリの効いた雑貨や
え~っこんなのどうするの?
タイにも同じ趣味の人がいるんだ
いろんな反応を楽しめた展示会だったけれど

多分 普通にタイを旅行しているのでは
出会うことの出来ない雑貨ばかりだよ
お土産物としての価値は無いだろうと思っているから
変わった物 変な物を集めてきた

まずタイ雑貨を扱っているお店でも
見かけない物ばかりを選んでみたんだ

今回のタイは春・夏の旅とは違い
10日間と短かったけれど
初めてのタイを楽しんでいた
文字で絵を描いているユウキ君の目にはどんな風に
写ったのか感想が楽しみです

画像を整理しながら更新していくからね
次はいつタイに行けるのだろう



2010年10月20日水曜日

タイで出会った人や物たち/雑貨たち

去年のタイの旅でも画像を紹介したよね

新たに色んなバリエーションのマネキンがあると
気がついて撮ってみた
マネキンを作っているタイ人作家達も遊び心がある

名古屋の大須でも
タイが好きなのか同じマネキンを使っている
お店があるね

やっぱりタイで買ってきているのかな






2010年10月19日火曜日

タイで出会った人や物たち/お料理

カオソーイラーメンのケンちゃんにも話したよ

カオソーイはタイ北部のチェンマイなどに
行かないと食べられないと思いこんでいた

友達のケンちゃんもそう思っていたらしい

でも そこはバンコク
北タイから首都バンコクに来ている人も大勢いるよね
いつかバンコクでカオソーイの店と出会うだろうって

あるマーケットに向かうときに
間違えて迷い込んだ通りにあった
しかも大きなお店
メニューはカオソーイだけ

トッピングの高菜や野菜は自由に食べられる

もちろんビールはあるから
カオソーイが出来上がるまではビールタイムとなる

知らない通りに迷い込んだことに感謝して
ワクワクした時間をすごしたよ



2010年10月18日月曜日

タイで出会った人や物たち/ 作家との宴

バンコクから少し離れた地方都市に行ってきた

タイ人のクリエータから紹介された
革の作家を訪ねていったんだ

電話が入っていたようで早速大歓迎してもらった

そして迷うことなく宴となるんだね
しかもオサレなお店だった

地方都市なのに彼らの頼んだのはHeineken
オイラはタイでも一番安いビールしか飲まないから
嬉しかった

日本でもピッチャーで生ビールを頼むことがある
でも この日 出てきたのはデカイんだよ
ボク達のテーブルにドーンと置かれた
しかも蛇口が付いていた

日本にもあるのかも知れないけれど
ボクは初めて

女性のクリエーターが大きなグラスについでくれる
4人のクリエータ達と飲め飲めと大歓迎の宴は
延々とつづく

タイ人達と飲み始めると時間が長いんだよ
夕方4時頃に始めて
開放されたのが11時だった

もちろんボクは酔ってしまい
ナニを語ったのか覚えていない
明くる日ボクのタイ語の単語集はボロボロになっていた


この作家も工房と店舗が一緒になっている
二日酔いのオイラは写真を撮るのを忘れいていて
下に公開するのは
メールに添付されてきた彼の作品らしいよ

2010年10月17日日曜日

タイで出会った人や物たち/タイのクリエータ

いろんなクリエーターたちとも友人になった

友人の革作家さんは
ボクのある技法を教えて欲しいって言ってくれ
今回訪問するときには
少しだけ材料や道具類をプレゼントすると約束した

そして今回の目的の一つが彼が教えてくれた
色んなクリエーターたちが集まっている通りの
情報との交換なんだよ
タイにはクリエーター通りがあるんだよ

下の一連の画像は
友人の革作家と店舗兼アトリエだよ

思ったよりも少ない道具類で
高度な作品を作っているので驚いた

オイラは革細工で使う専門用語のタイ語を知らないから
会って教えてもらえるのが楽しみだった
メモしたけれど分からない

やっと会えた
お土産も感激してくれた