2008年10月2日木曜日

タイで見かけた色んなもの-12

久しぶりにバンコク郊外を走るメークロン線に乗ってみた
一日8本しかないのんびりとした列車

マングローブの原野から
広大な塩田を過ぎ
民家がおおくなってくると
列車は極端にスピードを落とし始める

昨日のブログでは警笛を鳴らさないことを書いたが
終点のメークロン駅に近づくと警笛はよく鳴らしている

あまりにゆっくりとした走りなので
乗客は駅を待たずに飛び降りていく人がいる

スローダウンした列車は警笛を鳴らしながら駅の構内に入っていく

しかし、車窓から見ている限りは駅の構内なのか
市場なのか分からない

窓の下には列車ぎりぎりに店が続いている
走っている列車から下を撮ったので少しブレているけど
下の写真がそれ・・・・

右側のブレているのは車体だよ
列車ぎりぎりまで商品があるでしょ




で、列車は市場か駅か分からない場所に着く
下の画像を見る限り普通の駅構内に見えるね



ところが乗降客がいなくなると・・・・・

線路上にイスの露天が現れた




線路沿いに露天の市場が続いている
黄色い衣を着たお坊さんも線路脇を歩いている



線路のすぐそばには露天の料理屋台も陣取っている



線路上に延々と続く市場
次の列車が通るまでこの市場を開いているわけ

そして、列車が来れば店を列車に触れない位置まで店を下げ
列車が通り過ぎれば瞬時にお店はオープン
レールの間を買い物客は歩く

野菜・果物・肉・魚・調味料・衣類・玩具・・・
普通の市場と変わらない品揃えが嬉しくなって
奧まで歩いていったが最終地点まで行けずに
折り返してきた。

で、線路脇の屋台でビールを飲む

市場とタイ国鉄の共存共栄って
ボクにはたまらない幸せ
駅構内を鉄道共済会が占領している某国とは違う・・・






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