2008年9月25日木曜日

タイで見かけた色んなもの-7

昨日の続きの画像だよ

アイデアが少し陳腐すぎるから
アップを控えていたんだけど
届いたコメントを読んでいたら

アップしてみようと思いました。

まあ暗示的な絵だとも言える

明るい未来を感じ取るには至らないと思うけどね。

鳥がバンコクを飛んでいるんだけど
その鳥は鳩ではなく
真っ黒なカラスやコウモリだとしたら・・・

ヒッチコックを思い出すまでもなく
不気味な絵になってしまうよね。

画題が「バンコクの未来」だったら
少し怖い

また画題が「鳥も渋滞」だったら
シニカルで笑える

そして画題が「都会に住めない鳥たち」だったら・・・






前にアップした顔のない仏像の画像のことで
4人から直メールを頂きました。
直メールって裏で何かやっているようで
いやなんだけどね。

タイには顔のない仏像もあるという意味で画像をアップしてみました。

これはタイ人達が首からさげている
「プラクルアン」というお守りです。
「ソムデット」や「ロンプーウェン」という
お坊さんの像が御利益があると言われている

でも、この顔無しさんのお守りも素朴で
歴史を感じさせるよね

顔がないと言うことは題名がない絵と同じだと思うのは
ボクだけになのかな
よくある「無題」というのがイイ



絵における画題と同じで仏像も作者の手を離れた時から
作品は一人歩きする物だと思っている。

鑑賞する人の妨げにならないのであれば良いのだけど
大概の画題は作者のメッセージが濃いものが多い

一人歩きした作品は鑑賞者の思惑にゆだねて良いんじゃないかな
題名にこだわってしまうと鑑賞が鈍くなり
鑑賞者の感性を阻害してしまう。

名画「千と千尋の神隠し」に出てきた
顔無しが好きなんだけど

顔のない人物は創造力をかき立てられる。







1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

お顔の輪郭だけの仏像をながめていると、その日その時の 自分の気持ちの顔がみてとれる不思議な感覚になりました。(鏡に映しているよう)

YUさんは絵画鑑賞は題名なしの見るその人の感じる心を大切になさり 素晴らしいことです   が、作者の気持ちもなぜか知りたくなります・・・

                Kより