消しゴムはんこの作家モリヨと一緒に作業をした
消しゴムはんこと木彫の真剣勝負だぁ
下絵を描き 消しゴムに転写 そして彫り始めるのだけど
素材である消しゴムをクルクルと回しながら彫っていく
ボクはというと・・・
その早いホリホリ(彼女の表現だよ)に見とれていて
自分のカリカリ(ボクの木彫)は進まない
カップルの似顔絵はんこはあっという間に完成
場所がいつもと違っていても集中してしまうのはサスガだった
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で・・・ボクは華麗な指さばきに見とれているばかりで
何をやっていたかというと・・・
胡粉を乳鉢でコリコリ(ボクの表現)と摺り下ろしていた
このコリコリを丁寧にやらないと膠液との相性が悪く
彫り上がった刻字にはうまく色が乗らないんだ
と
自分に言い訳をしている始末
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ボクの似顔絵もハンコにしてもらった
よそ見をしている間に完成していた
これを刻字の落款として使ってみようか・・・
早速 刻字の依頼主である幼なじみに携帯で画像をおくってみた
「YU-さんを信頼しています」とすぐ返ってきた
信頼されるとつらいなぁ
刻字作品としてどこまで遊んで良いものやら・・・
深く反省しているのであった
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1 件のコメント:
依頼主
信頼してOKしましたがこういう事でしたか。おもわず苦笑です でもYUさんらしいですね
刻字に消しゴム落款で現代感覚を出すのなら冠帽(文字の右上に押す印)として似顔絵印はどうですか?
(作品の冠帽はやめる)
「飲笑語楽」で感激してたら次の「瑞気集門」まで彫って下さっているんですね
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