2009年5月31日日曜日

タイフェスティバルへ行ってきたよ

朝まで雨が降っていたので心配だったけれど
だんだんと日差しは強くなってきて
暑いくらい
仲間たちとタイフェスティバルへ行ってきた

今回のタイフェスでは二つのビックリがあった
ひとつは神奈川から友人のイーサン食堂
出店していたこと
10年ぶりくらいの再会だった

今日一緒に楽しんでいた仲間の脇田君と
お店の2階で泊めていただいたことも
思い出した


もう一つ驚いたのは
偶然モンコンに会ったこと
彼もびっくりしていた

もう20年の前になるんだけれど
彼はタイ国留学生協会の会長をしていて
ボクは日本人だけど留学生協会に入っていた

留学生たちとは日本のこと、
タイのこと、タイ語のこと、タイカラオケのこと
色んな事を教えあったりしていた

大学を卒業してタイへ帰った彼は
外務省に入ったと聞いていた
将来は政治家になりたいと夢を語っていた

その彼がなんと出世をして
タイ外務省 一等書記官になっていた

彼もまた ボクが湘南から移っていたことに
驚いていた

明日帰国するというモンコンと
次の再会を約束した

短い時間だったけれど
タイ雑貨の話 貿易の話 観光の話
一等書記官ならではの
密度の濃い話ができて嬉しかった


タイが大好きな仲間だよ
講師の資格を取ったばかりで元気な
ワイヤークラフトのクミちゃん
個展のために忙しいのにつきあってくれたトンボ玉の舞ちゃん
声をかけたら飛んできてくれたシルバーの長谷川君

あっ舞ちゃんからトンボ玉を見せてもらうのを
忘れていたよ


最近あちらコチラでよく見かける
象さんも来ていたよ

タイ古典舞踊の出番を待つ女性を
楽屋に訪ねた

一緒の席で酒盛りをした
インドネシアからの女性二人
イーサン食堂の料理を美味しいおいしいと
さかんに褒めてくれた

後半から一緒に盛り上がってしまった
タイ人 パヌワット君

ボクたちがタイが大好きなグループだと知ると
抱きついて喜んでくれる
久しぶりにタイ人との交流で
懐かしかった

満面の笑顔がまぶしいくらい
タイでの再会を約束した

これまた
あちらコチラに出没しているオレパンダにも
会ったよ
タイ人たちは珍しい扮装に喜ぶ

2009年5月30日土曜日

泉 孝次さんの蔵書票

師匠でもある豆本作家の第一人者
田中 栞さんにお願いしていた
故 泉孝次さんの蔵書票(EXLIBRIS)が送られてきた

田中 栞さんの紹介を引用させていただきます

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泉さんの版画製作技法は、孔版の中でも謄写版である。
謄写版というと、
40〜60代の方には、学校でプリントを刷る方法として、
「ガリ版」の愛称が懐かしいはず。

泉さんの方法は、
その中でもコロジオンという薬品を用いて
筆で蝋原紙に描くことで製版ができる
「コロジオン版」という、極めて珍しい方法である。

 
プリントの仕事をするかたわら、
郷土玩具の蒐集を楽しみ、
それをモチーフとして蔵書票制作の道に入って約10年。
380種で総計1万枚は刷ったというから、驚くほかはない。

2009年3月3日に泉さんは86歳で惜しまれて
お亡くなりになりました

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縁あってボクの手元には
10枚の蔵書票が届いたんだけれど
とても素朴で味わいのある図柄です

現物の蔵書票を見れば
そのコロジオンという技法にも
興味が沸いてくるね

簡易印刷の技法だけれど
消しゴムはんこには無い微妙な色表現が楽しめそうだよ










2009年5月29日金曜日

久しぶりの木彫

あ〜あ・・・

クリエーターズ・マーケットが
あと2週間に迫ってきたというのに
友人からのたまっている仕事が片付かないよ

納期の順番に書きだしてみたら
娘が親にプレゼントするという表札が緊急だった

あとはバレエのパンフレット
便せんと封筒のデザイン
そして豆本制作
カフェのメニュー制作と撮影

飯の種である通常のデザインワークは
先延ばしにしたよ

その間をやりくりして
クリマの作品作りと展示用の什器を作るんだ

でも日曜日は
タイフェスティバルに行って
タイ好き仲間とタイのビールで酔っぱらってこよう




最初の依頼ではお父さんの名前も入っていた
しかし家族会議で名字だけになった
下書は済んでいたのだけれど
描き直しとレイアウト変更

材はとっておきの木曽檜の素敵な柾目材を
つかうことに決めていた


彫りは薬研にすることに決めたよ
ホームセンターで安く作るならば
機械彫りで良いのが出来るんだけれどね

せっかくボクに手彫りの表札を依頼してきてくれたんだから
機械では中々できない深い彫りにしてあげよう


木彫も独学ならば
刻字も独学
そして表札の正式な彫り方なんて知らないね

ボクは刻字のやり方で
表札を彫るんだよ

木工も革細工も独学なんだ
教室に通えば一ヶ月で覚えることを
参考書だけでやってるから
疑問ばかりで能率は悪くて
時間はかかる

だから自然と我流になっちゃう
我流天性(画竜点睛)だよ



奈良で手に入れた墨をすって
膠(にかわ)を溶いて入れ濃度と粘度を調整して
薬研に彫り下げた部分に墨入れをした

このまま一日墨を乾かして
朱墨をすって裏面に入れた落款に彩色

明日は天気も良さそうだから
表札全体に薄くカンナがけをして
裏面に取付用の穴をあけるんだ

それには下のルーターを使う
特殊なビットで穴の中が広いのがあけられるんだよ


2009年5月28日木曜日

クリエイターズ・マーケット-3

2月の 栞展で知り合った仲間のことを
紹介するね

元々は仲間のPICNIC WORKSさんの
お友達でミニクーパー繋がりなんだよ
ミニクーパーの集会に誘われて
生まれて初めて彼のミニに乗せてもらった
車は小さいのに中は意外に広いので驚いたよ

彼も今度のクリマに出すよ
Tontoさんって名前

ブース番号は
M-189
ミニブースゾーンで
ちょうどステージの裏側に当たる場所だよ

栞展の時にもニンジンが画題だった
なぜニンジンばかりを素材として描いているのかは
聞きもらしたけど
何だかホンワリとした絵が可愛くてね

クリマまで あと15日になったけど
一生懸命にニンジンの絵を描いているものだから
今月の30日31日に催される
タイフェスティバル名古屋に誘ったんだけれど
断られちゃったよ

2009年5月27日水曜日

クリエイターズ・マーケット-2

クリエイターズ・マーケットまで
あと3週間を切ったよ

今日も送られてきたブース配置図を見て
自分たちのブースの設営打ち合わせ

来場者用入り口から真っ直ぐ突き進むと
右側一帯が
Eのクラフト・工芸ゾーン
その広い通路の右側の角地でわかりやすいと思う

下の画像に場所を明記したから
クリックして確認してね

仲間のPICNIC WORKSさんのブースも
ボクたちの近くなんだ
今回  彼らのブースは広いから
何を企てているのかすごく楽しみだよ
彼らのブース場所も記してあるからね


明日はブースの設営に必要な部材を
手分けして朝一番で買いに行くことになった
ボクはホームセンターの担当だ

買い物メモのモレはあるだろうけど
まっいいか


2009年5月26日火曜日

クリエイターズ・マーケット

JUNK雑貨クリエーターのAYUMi
一緒に
クリエーターズ・マーケットに出展することになって
着々と準備をすすめてきた

自分が個展や展示会に出展するなんて
何年ぶりだろうか
最後に個展を開いたのは
湘南茅ヶ崎でのこと

今回は絵ではなく
木彫でもない

革と木工の雑貨を出すんだよ

AYUMiは
去年までは雑貨のジャンルで出していたけれど
今年はクラフト作家として出展する

名古屋ポートメッセでのブース番号も
届いたから詳細を発表できるんだ

そして
自分たちのフライヤーも版下が出来た

AYUMiにチェックしてもらったら
送稿するよ

フライヤーが出来てきたら
また紹介するからね

あっ
ボクのブース番号は

E75

イナゴって覚えて欲しいな

そして大好きな仲間
PICNIC WORKSさんのブース番号は
N-17



これがボクたちのフライヤー原稿




これは届いたばかりの
クリマ(クリエーターズ・マーケットの略)の
フライヤー

詳しいアクセス方法は
下の画像をクリックしてみてね


2009年5月25日月曜日

デザイン作業-4

友人のバレェ教室の先生から
発表会のパンフレット制作が舞い込んできたよ

去年の今頃も
このパンフレットを作っていたんだった
一年が早く感じる

自分の作品つくりも大切だけれど
友人からの依頼も大切だからね
しかも超特急なんだ

お嬢さんの写真から
表紙用のシルエットをアウトラインで描いてみたよ

子供たちのバレェだから
大人らしく描いてはいけない
かといって
あまり子供っぽいのは描けない

ラフ案を描き上げて見せたところ
OKをいただいた

これで一安心
あとはページ物のレイアウトを慎重にやっていこう

2009年5月24日日曜日

革細工ただいま修行中 -24

金曜日にLala naturalさんのパーティに
参加したときに
友人の翼君も遅れてやってきた

彼の尻のポケットにはロングウォレットが
格好良く収まっていた

ボクは革を断裁してジッパーまで縫い込んで
そのまま途中で放り投げてある
ウォレットを思い出した
難しそうなので躊躇していたんだ

翼君から刺激をもらったので
ウォレットを完成させようとスイッチを切り替えて
取りかかった
参考書を見ながら組み立てていった

カードを入れる部分
お札を入れる部分
何枚もの革を重ねているので
ひと針ひと針と縫っていくのは神経を使うものだね

ずいぶん分厚く貫禄のある
ロングウォレットが出来上がった

イベントを終えて立ち寄ってくれた
師匠のPICNIC WORKSさんに見てもらった
ジッパーの取り付けに難があるが
一応合格点を戴いたし
色んなアイデアももらった

よおし
あと2〜3点作るぞ

ロングウォレット
シザーケース
メディスンバッグと
ケース物に挑戦する

来月の
クリエイターズ・マーケットに
出品できるように作品作りに拍車をかけようと
新たな気持ちで革と取り組む
YU-さんであった

2009年5月23日土曜日

試作品のスケッチ

昨晩 美容院 アンテナの若い美容師さんと
打ち合わせをした時に描いてくれた
シザーケースの
可愛いアイデアスケッチだよ

若い女の子たちの希望に添えるような
ケースを作ってみたいよ

まずはこのスケッチを元に
ボクなりの展開図を描き上げよう

そして試作品を作ってみることにしたよ
使い勝手やビジュアルにも助言をくれるだろうから
第二案 第三弾と完成度の高いシザーケースを作っていく

今は何度も何度も
このスケッチを眺めてイメージ作りの段階だよ

2009年5月22日金曜日

オーガニックカフェオープン

最近お友達になってもらった
美容院「アンテナ」のオーナーでもあり
鉄などの金属素材でオブジェを作っている
加藤さんからのオイデの声がかかり

オーガニックカフェのオープンセレモニーに
およばれに行ってきたよ

およそ美容院とは無関係なオイラなんだけれど
加藤さんのスタッフの可愛い女の子たちとも
親しくさせてもらっているのが嬉しいね

彼女たちのアドバイスで
シザーケースを作ってみることにしているんだ

24日にオープンするのはこのお店
Lala natural  Organic  Cafe & Deli
まだHPもブログも無いみたいだから
電話番号を書いておくね
052-623-0660
だよ

このショップカードを描いた人のことは
下の方に紹介したからね

ボクが着いたときには
舗道のテラスにも人があふれていて楽しそうに
盛り上がっていた

彼女がLala naturalのオーナー・・・・
イケナイ
名前を忘れてしまった

豆本でメニューを作ろうって言ってくれているのになぁ

パーティには色んな人が集まってきていて
色んな人たちと楽しい会話を楽しんだよ
この女性たちは神戸と大阪から駆けつけたそうだよ

昔むかし、ボクが芦屋のルナホールのこけら落としに
天井桟敷の「書を捨てよ町に出よう」を
上演した頃の話したり
寺山修司の話で盛り上がったり
彼女の一人が住んでいる河内の話題で
八尾の朝吉親分のことでも話が弾んだんだ


そんな参加者の中にはどういう訳か
仲間のマキちゃんもいた
彼女の方もボクが現れたので驚いていた

彼女は料理コーディネーターで
自然食やスパイスの研究家でもある

このお店にも彼女の調整したスパイスや
チャイが並んでいたので
宣伝をかねてワンショット

最近会っていなかった彼女は
ボクが豆本を作っていることや
革細工にはまっていることを知らなかった

機会があればスパイスやチャイのなど
彼女の作品紹介の豆本を作ってみることになったよ

加藤さんのアンテナとこのお店の間にある
ブティックも仲間だという
ここも外に椅子テーブルを出して
盛り上げていた

加藤さんから紹介されて
ボクには縁の薄いブティックの中を探検
原宿にもお店を持っているという

一着150万円のドレスなども見せてもらう
シルクデシンのドレスはとても軽くて
色合いや風合いがよくデザインや縫製もしっかりしていて
とても良いドレスを見せてもらったよ
店内の照明も凝っていて
飲料水のボトルが加工されていて
不思議なムードをかもしだしていた
左側の女性がブティックのオーナーだよ
この夜は素敵な女性に囲まれて
色んな話に花が咲きご機嫌な夜だった

楽しい盛り上がりの中でも
ボクは自分の物つくりに参考になる物を目で追っていたんだ
若い女の子が付けている
バングルやブレスなんかも撮影した

この靴
素敵でしょ

白いハイヒールに仲間の絵描きさんの女の子が
ペインティングしたんだってさ
靴を提供するオーナーも
ペイントする人もすごいよね

繊細で自由な線で構成されていて
ポイントに赤が入っている
その赤はマニキュアだという

この靴に描いた女性が
Lala naturalさんのカードを描いた人でもある
記憶に間違いがなければ
秋に個展を開くと言っていたなぁ

こういった作品を見ていると
自分の絵心がムズムズしてくるんだよ

仲良くしてもらった女の子たちだぜ