自分だけでは まず見に行くことのない名画を見てきたよ
39さんという感性豊かな若い友人に誘われてのご一緒
入れ替え制の2本立て
「ミツバチのささやき」
「エル・スール」
という
1940〜50年代のスペインが舞台
少女の目を通してみる家族映画だった
バイオレンスやドンパチやカーチェイス主流の
ハリウッド映画とは全く違う静かで穏やかな
趣のある映画
ビクトル・エリセという女性監督が
繊細できめの細かいカット割りが続く
デリケートで情感あふれる作品だったよ
固定カメラと手持ちカメラのアングルの良さが
光と陰をうまく捉えていて
心理描写の表現は秀逸だったよ
いまでも印象的なカットは
目に浮かんでくる
ストーリーを追いながらも
1940年代という設定だから
背景の家具調度品や
古びたジャンクな生活雑貨などの小道具も
楽しめたよ
いまどきの女の子のファッションの源流みたいな
レギンスの上にスカートといった
着こなしも見ることが出来た
0 件のコメント:
コメントを投稿