クリマも終わったからまたタイの報告だよ
タイで自分を見つめ直すことが良くある
今回は革作家やJUNK作家との出会いを
求めていたんだけれど
案ずるより産むが易しって感じで遭遇した
その作家と出会った瞬間に
この彼はネイティブアメリカンかなと思ったほどの
荒々しく豪快な風貌でちょっとひいてしまった
初日の出会いでは革の作品のことよりも
インデアンの話や映画の話で意気投合したんだよ
見た目には感じられないほどの繊細な物の考え方
次回の訪問にはボクが大切にしている
アメリカンインデアンの絵画集を持って行く
その作家はジェロニモの骨太な生涯に憧れている
タイに滞在中に3日間も訪ねていった
二日目には水ではなく
わざわざ買ってきてくれた
冷たく冷えたビールが次々に出てきた
三日目には・・・・
ビールで乾杯する頃にはボクも
すっかりくつろいでしまった
タイで作家に出会えたときのために
ボクが用意してきた自分の作品をプレゼントすると
彼は彼で
自分の作品をどっさりと持たせてくれようとする
悪いから少しは買うからと遠慮すれば
破格の値段で譲ってくれた
ボクの作品のウチでホックやジャンパードットが
固くて着脱がきつい物はその場で直してくれた
そのやり方もタイ人らしく荒技でびっくり
こちらも帰国後にじっくりと彼の作品を確認してみると
そこはマイペンライのタイ人気質
日本人の革作家のようにきめ細やかな技術ではなく
感性のおもむくままに作ってあるのがよく分かり
嬉しくなっちゃった
ボクの尊敬する友人のPicnic Worksさんや
共鳴グループと出会ったときの感動を
思い出させてくれた
時間とお金に余裕があればピクニックさんたちを
連れてきて引き合わせたいとつくづく思ったよ
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