雨だれ 石を穿つ YU-san's Room
「水滴石を穿つ」ともいう。 固い石でも時間をかければ穴があく・・・転じて、 ボクはコツコツやること 「継続は力なり」と解釈したんだよ。
2011年2月17日木曜日
My Dear Friend -140/2011日本ホビーショー
本の宝石 現代日本豆本作家展
ドカっとフライヤーが届いたよ
4月27日(水)~4月29日 10:00~17:00
東京国際展示場【東京ビッグサイト】
東1~3ホール
このフライヤーを作ってくれたのは
日本豆本協会会長で
豆本作家の田中 栞 さん
フライヤーを切って折りたたんでいくと
現代日本豆本作家図鑑になるという
すぐれもの
ほら こんなに立派な豆本作家図鑑が
出来上がった
愛知県から出展する豆本作家は
オイラ
杏子さん
かくた さん
かとうのぞみ さん
小林勇輝 くん
HOKORI さん
あさ ちゃん
Picnic Worksさん(三重県)
8名の選抜作家たち
東京の豆本展のフライヤーと
名古屋の豆本のフライヤーが
同時に届いたので
明日からは動いて配布に回ってくるんだ
2011年2月15日火曜日
忙中閑あり/イカの塩辛つくり
今時の寒い風を利用するとイイネ
分厚いスルメイカが2杯手に入ったから
開いて酒で拭いて
寒風の中にさらして一昼夜
こうすると水気が飛んでイイ固さになるんだ
ワタは傷つけないように
多めの塩と酒をまぶして
冷蔵庫で保管
オイラはタイから持ち帰った天然の塩を使う
塩だけ舐めても味があるんだよ
伊豆や湘南では
イカのくちばしをメボって言うんだけれど
コチラでは何というのか知らない
一匹に一個しか採れないから
一晩干したら
串に刺して遠火で焼いてさっさと食べちゃう
水気の飛んだイカを切るには
直角に切ってもいいんだけれど
オイラが漁師さんから教わったのは
包丁を斜めに入れていく
この方がワタと絡む面積が多くなるから
旨味がましてくるよ
お店でも美味しい塩辛は
斜めに切ってある
大量生産は直角切りだね
冷蔵庫で寝かせておいたワタと
イカを混ぜる
この時に好みで酒を振ったり
ミリンを少々入れてもイイ
熟成するには2~3日冷蔵庫で
寝かせるんだけれど
待ちきれず
お酒の友となる
熟成して塩とワタとがなじんできたら
ユズを細かく切って一緒に混ぜてしまうんだ
瓶詰めの塩辛なんて食べられなくなる
生臭さもなく
塩辛くもなく
まるで発酵食品のような旨味がでてる
アツアツのご飯でも
熱燗にでも合う逸品の出来上がり
オイラは塩辛にはゲソは使わず
大根と煮ちゃうんだ
イカの旨味が大根に染みこんで
これ また一品の出来上がり
酒が進むんだなぁ
2011年2月14日月曜日
My Dear Friend -139/バレンタインデー
今日はSt. Valentine's Dayとのことです
ボクが酒飲みだと知っているお友だちからは
今年も甘いラム酒やブランデーが届き
チョコレートも大好きだと
おねだりした真新しい友達からは
可愛いチョコレートが届いた
タイからはメッセージもね
バレンタインディにチョコを贈るのは
業界の販促活動の成果
タイでは女の子が花束を贈るらしいよ
本場アメリカではチョコなんて贈る習慣すらない
何だかんだと文句を言ってみても
実際に届くと心がウキウキしてくるよね
作業に没頭していた頭を癒すために
今夜はブランデーとチョコで
英気を養うぞ
赤いチョコがお奨めだとさ
ラム酒は焼酎に一滴垂らすと
カクテルみたいになるよ
2011年2月13日日曜日
Metal Embossing 事始め-エンボッシング
時間を忘れて没頭していたよ
Picnic Worksさんからいただいた
ウサギさんのイラストが火をつけた
5種類のエンボス加工をしていたら
およそ6時間くらい経っていた
面白いし楽しいから
我を忘れ 時間が飛んでいる
でも技術的なことは
師匠がいるわけでもないので
洋書の参考書を見ては
裏表を間違えないようにして
感覚的に作業を進めていくんだ
メタルの裏側からたたき出していくから
油断をすると
凹凸の部分を間違えそうになってくる
昔描いていたガラス絵の手法に
少し似ている
仕上がりを見れば
そうそう間違った技法でもないみたい
同じ絵を元に
サイズ違いも作ってみては
細かいところに使う道具の確認
うまく表現できないので
道具も新しく作ってみたいよ
爪楊枝や
割り箸
絵筆の反対側
スプーンなど
自作できそうなポンチの素材も考えている
メタルのピューターよりも
柔らかい素材でないと
メタルを傷つけてしまう
作業をしながらも
次の題材の絵やエイジング加工にも
想像は膨らんでいくのが
楽しくて
桃源郷に遊んでいるんだよ
やっと一段落したよ
次の絵を描くか
同じ絵のサイズ違いにするか
同じ物を練習するか
楽しい迷いの時間
2011年2月11日金曜日
Metal Embossing 事始め-下絵を描く
出かけようと思っていたら雪
それではと
予定していたメタルエンボッシング用の
下絵を描こうと思い立った
どんな下絵がエンボスにはふさわしいのか
まったく分からないんだけれど
規則なんてあるわけじゃなし
思い浮かんだ図柄を描いていった
Picnic Worksさんから届いた
ウサギさんから始めていくウチに
だんだんと楽しくなってきた
正統的な飾り文様も複雑だけれど
描いてみた
ムーンフェースも描いてみた
クマさんも描いてみたいと思っていたんだ
周りのクリエーターたちのテーマには
意外とクマが多いんだよ
共鳴グループも巨大なテディベアだし
Picnic Worksさんのキャラクターもクマ
プリューシュさんもテディベア
クマの好きな人は多いんだね
エンボス用の下絵はイラストではないから
線画だけで用は足せる
この絵を
32mmの円形の中に納めてから
エンボッシングを始めるんだよ
とりあえず5点の下絵を描き上げた
うまくいったら
今度は豆本用の下絵も描いてみよう
2011年2月10日木曜日
新刊であれ中古であれ本は香しい-73 また本が・・・
どうも気になることがあって・・・
また本屋に行ってきたよ
平台に高く積み上げられていた大人の科学が
あと6冊くらいになっていた
この近所にも
あの本を買う人がいるんだと思うと
お友だちになりたくなってくるね
買いたかった本は
落語の 桂 枝雀のCD
初回は490円というので
早速買ってきた
これをiPodに入れて
作業中に聞くんだよ
カメラの参考書が目に止まったので
これも買い込んだ
ふんわり かわいい写真の撮り方は
理解して実践しているんだけれど
やっぱり欲しくなってしまった
今日の本屋の喫茶コーナーでは
ボクの周囲に座っている人が
みんな英語の本を読んだり
辞書を開いて英語の書き物をしていたり
日本人なのに英語で話していたりして
不思議な空間になっていた
何か英語に関するテストでもあるんだろうか?
どうもカメラ雑誌なんか眺めていても
ケツがムズムズしてくるから
珈琲を一杯飲んだだけで
帰ってきてしまった
自宅にはamazonから
本が3冊も届いていた
昨日も書いた檀ふみさんのエッセイ集と
ホビー関連の参考書だった
ボクの周りにはエイジング塗装の師匠が
沢山いるんだけれど
みんな忙しそうだから
手取り足取り教わるわけには
イカンから独学を始めるんだ
錆サビ感を
メタルエンボッシングに
応用したいんだよねオイラ
でも参考書ばかり集めていないで
実際にやらなければ始まらない
2011年2月9日水曜日
新刊であれ中古であれ本は香しい-74 amazonから
発注していた本が届いたよ
頼んでいたことをすっかり忘れていた
1月26日に檀一雄のことを書いて
なにげにamazonをぶらついていたら
娘で女優でありエッセイストである
檀ふみさんの著作が殆ど1円で出品されていた
檀一雄は文章も料理も独特の世界観
そしてお嬢さんも独特の世界観を持っている
作業を中断して
こたつに入り込み
届いた本を読んでいるウチに
夕方になってしまったよ
まだ頼んである檀ふみさんの
エッセイもその内に届くだろうな
昭和の食文化に書かれた
バナナは皮を食うと本は
目から鱗の話ばかり
植物学者の牧野富太郎さんが
書いているのだから間違いないよ
ボク達が日頃食べているバナナ
これは果実ではなく
バナナの皮であることを始めて知った
バナナを輪切りにすると
真ん中にわずかに黒い部分がある
その部分が種になりきれない実だという
まあ飲み屋でウンチクを語るには
絶好の本という感じ
この本は
革でメモカバーを作っているので
何かヒントはないかと
発注した本ですが
当分は読む時間が無く
積ん読本になりそうなんだ
2011年2月8日火曜日
新刊であれ中古であれ本は香しい-73 実験の参考書
今度はペインティングを勉強しよう
そう思い立ち いつもの本屋さんに・・・
木工や美術関連の書棚に行っても
ピンとくる参考書はないんだ
ボクの周りには
JUNKな作品を作っている
クリエーター達がいて
とても素敵な彩色を施している
TASK君と
MATSUさん達共鳴グループはプロだし
Picnic Worksさんは独特の感性
松岡ミチヒロさんも独創的な作品
F45さんは女性らしい感性で
みなさん独特の錆サビ感を表現してる
彼らたちの作品を思い出しながら
店内を散策しながら物色していた
トールペイントではつまらんしね
目に飛び込んできたのが
モデリングの世界だったよ
確かHobby JAPANという雑誌もあったはず
店員さんに聞いたら売り切れだという
ならば 帰ってからamazonで調べようと
一冊だけ買って帰ってきた
Hobby JAPANのバックナンバーが
amazonから届くまで
この雑誌で勉強しようっと
2011年2月7日月曜日
Metal Embossing 事始め-家の中には
毎日見慣れている物がある
もう何10年も前のことだけれど
タイ チェンマイ奥地のビルマ国境近くの
FANG村に滞在していたことがあった
リス族 アカ族 モン族などの
山岳民族の村を訪ね回っていたんだ
まるでテレビ番組の
ウルルン滞在記みたいな
ホームスティだった
お別れの時に
村の人たちからプレゼントされた
ナイフがある
そのナイフは彼らが山に入るときの
必需品なんだ
メタルエンボッシングを
やり始めて
昨日始めて発見したんだ
山岳民族の男たちからもらった
ナイフのシースには
細かいエンボス加工の装飾が
施されていることに気がついた
今までは単なる飾りとしか
見ていなかったんだけれど
改めて観察してみると
技術的には雑だけれど
どんな道具を使って
こんな細かいエンボスを施していたのか
興味が沸いてきた
タイの土産物屋には
エンボス加工されたピューター製品が
たくさん売られている
高価なものには興味がないけれど
安物のピューター製品が
欲しくなってきたよ
画像右端のナイフのシースには
お箸が一緒に携帯できる
実際に小動物を解体して
食べる時に使っていたのを
思い出した
これは煙草ケースなんだけれど
USAって入っているから
ベトナム戦争時代の
アメリカ軍事顧問団が山岳民族の村に
おいていった物なんだと思うよ
これにも飾りの
エンボッシングが入っているんだ
2011年2月6日日曜日
Metal Embossing 事始め-実験
ふと実験をしてみたくなった
twitterでの豆本関連のフォロワーの方から
とても素敵な励ましをもらって
俄然やる気が湧いてきたんだ
メタルエンボッシングのピューターシートの
大きいサイズを発注してあるんだけれど
まだ届かないので
酒のツマミなんかを作っては
グダグタしていた
思いついてはいたんだけれど
動き出せなかった
頭に描いていたことを試してみた
通常メタルエンボッシングに使うメタルは
ピューターは錫93%の合金で0.2mmの
厚さなんだけれど
アルミニュウムとの違いは
詳しく知らない
柔らかい素材として缶ビールを
思いついたんだよ
アルミ缶を切り開いて展開してみたら
錫よりも固いと言うことが分かった
丸くなる癖がついているので
平らにするのも一工夫
印刷面がハッキリしているので
裏側から文様を確認するのには不便
サンドぺーバーでプリント面を剥がす
切り口もエッジが立っているので
サンドペーパーで磨いておいた
こうすれば指が切れることもないからね
それにしても汚いカッターマットだなぁ
ローラーで平らにしたんだけれど
細かい傷が一杯ついちゃった
でも
気にしない
飾りのフレーム文様は
参考書からの引用してみたんだ
Illustratorでアウトラインだけを
トレスして
YU-san's Roomの文字も加えて
そのままトレペにプリントアウト
そして通常通りのエンボッシング作業
ピューターだと柔軟で適当な強さもある
缶ビールはアルミとはいえ固くて
エンボッシングには向かないことが
分かったけれどやり続けたよ
フレームの文様もYU-san's Roomの文字も
納得できるエンボスが出来上がったので
独学ながらも達成感はあるね
表側のふくらみを保つために
裏側からメタルフィリングペーストを
埋めて完成した
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