2009年4月14日火曜日

ある日の食卓

PICNIC WORKSさんが
自分で掘ってきたという
アサリをたくさん持ってきてくれた
嬉しかったよ

好きなんだよね貝類が
砂は吐かせてあるというので
大きなアサリは酒蒸しにしたよ

おいしい肴で一杯やるのは
至福の時間だね


新鮮なホタルイカもそのまま
ワサビ醤油でいただくことにする


鰯が安かったので多めに買ってきて
ショウガ煮にした少し酢を垂らしたので
骨まで食べられたよ

大根 タマネギ 三つ葉 セロリの葉っぱを
かりかりベーコンと和えてサラダにした

これは豚足
ボイルしてあるのを買ってきた
コラーゲンたっぷりだから
明日はきっと顔がテカテカするね

頂いたアサリのうち小さな貝は
味噌汁にした
夜の作業は中止にして
お酒を楽しんでいる

昼間の作業を頑張ったからね

2009年4月13日月曜日

友人の展示会 -2

ポカポカと良い天気だったなぁ
ジルバー作家の長谷川昌之くんの個展に行ってきたよ
場所は名古屋駅の近くにある
ノリタケの森ギャラリー

彼のテーマは
銀工 瑞祥なもの

個人が元気になって
世間も元気になっていけば
この先も明るく見えてくる

静かで落ち着いた会場には
セレブな方々が静かに鑑賞したり
えっ と思うような高価なお買い上げをしていた

栞展に出品していた作品や

シルバーではなく

錫で作ったアクセサリーもお手頃価格なので

象さんのストラップを買ったよ

これはハンコにしても面白い図柄


ついでに隣のギャラリーも覗いてきた

木彫で牛のモモ肉を作ったのが

気に入ったのだけど

撮影禁止だった



ギャラリーの外は

陽気に誘われて散策したり

ひなたぼっこを楽しんでいる人たちが

赤煉瓦に映えて良い雰囲気


結婚式のパーティもありで

平和そのものだよ


いろんな人たちがのんびりと
くつろいでいる中から
突然タイ語が聞こえてきたんだ

話しかけると
タイからの留学生

いきなり日本人のボクが
タイ語で話しかけたものだから
びっくりしていた

短い時間だったけれど
タクシン派の暴動やら
覚王山日泰寺
タイフェスティバルの話で
盛り上がったよ

アドレス交換をして別れたけれど
このブログを見ると言ってくれた


2009年4月12日日曜日

勇造ライブへ行ってきた-2

久しぶりに 豊田勇造のライブに行ってきた
勇造も60歳を迎える
しかし、そのパワーは全開だった

出来たてのホヤホヤで題名もついていないという
楽曲を披露してくれた

内容は 住所録を整理していたら
いまはもう過ぎ去ってしまった
友のこと
けんか別れをした奴
行方が分からなくなった奴
先に逝ってしまった奴
・・そんな友人達のことを切々と歌っていた

聞いていて感情移入してしまった

アルバムに入ったらキチンと聞いてみたいよ
ジャマイカから帰ってきた古い友人のミクロが
託されてきたジャマイカからのメッセージを届けに来た

ジャマイカと言えばレゲエ
勇造も昔ジャマイカでレコーディングをしたという
その時のセッションバンドに
アール・チナ・スミス(Earl"Cinna"Smith)という
ジャマイカのギタリストがいた

ボクはレゲエの事もチナ・スミスも知らないけれど
ミクロと勇造の話から
レゲエ界では大御所らしい

メッセージを伝え
彼のレコード盤をプレゼントされた
勇造は嬉しそうだった

よく分からなかったボクは
帰宅後 早速ネット上でチナ・スミスのDVDを探した
手にはいるといいな


6月6日に京都丸山音楽堂で
60歳6時間60曲フリーコンサートを
開くという

行きたい
行ってみたい
一緒に祝ってあげたい
集まってきた仲間と飲み交わしたい

でも・・・色んな予定が入りそうで
まだ先のことで予定がつかないよ

2009年4月11日土曜日

レトロでジャンクなカフェを発見 -4

このカフェの豆本第2号を作りたくなってきた

PICNIC WORKS さんのフライヤーのデザインを
完成させてWEB送稿したあと
彼らが行きたがっていたこのカフェに案内した

お気に入りの店に
お気に入りの大切な友人を連れてくることの出来る
幸せっていいな

彼らは車から降りたとたんに
エントランスで魅入ってしまってる

今日のセットは
チーズケーキとフルーツタルト

ボクはいつものようにチーズケーキを・・
でもフルーツタルトが美味そうだった
次回への希望に繋げることにしよう




前にも書いたけれども
いつ来ても どこかが変わっている

全体の雰囲気は保たれているのだが
ボクの目線のせいなのか
生きているような感じがしてしまう

前回とは違う小物の位置
今日のお客様の雰囲気でも変わってしまうんだろうな

あっ 気がついたことがある

他のカフェでは無いことなんだけれど
他の席についているお客さんと目が合うことがあるよね
そんな時に 
ここでは 微笑み返してくれる方ばかり

きっと居心地が良くて
お客も優しい気分になるんだろうな



これは最初に来たときから
ひっそりと変わらない位置にいる
食べ終わったシジミの殻が
可愛い顔に変身している


ちよっとした隙に
伝票を覗いてみた

悔しいけれど格好いい

前回来たときに
フランスの古着を扱っている店を紹介してもらった
そのメモ書きも格好良くてね
無くさないように手帳に挟んであるんだ


ボクも外国の切手が好きで
色々と集まってくるんだけど
同じ図柄をたくさん持っていないので
作品に使うのがもったいなくて
秘蔵(死蔵)しているだけ

こんな風に
さりげなく置かれていると
切手も嬉しそうだよ

不思議な写真でしょ
中空に浮かぶ小さな小さな手作りのボトル

外は
春爛漫だ

ずっとお天気が続いているけど
桜はまだ咲き残っている

そんな春の日差しが
木陰をともなって
カーテン越しにこぼれてくる


見落としていたのか
今回発見した

このオブジェは一人でぽつんと立っているんだけど
決して寂しそうではない
きっと素敵な仲間が待っているんだろうね
立ち話でもしているんだろうか


PICNICさんは
普段あまり取り出さないデジイチを取り出して
いっぱいシャッターを切っていた
彼らのパソコンが退院してきたら
ブログで紹介してくれるんだろうな

どんな被写体を選んでいるのか
楽しみでもあります


珈琲についてくるスプーンも古い物だけれど
可愛くて

ボクのコーヒーカップに
彼らのカップを重ねてみたよ
彼はオタマジャクシと言い
ボクは魚に見える

取っ手が変わっているので
持ち方も色々と変化させることが出来る

こういう持ち方はどう?
いやいや こんなのも良いでしょ

深夜をついてスピード作業をこなしてきたので
そんな たわいもない話が
楽しかった


玄関先においてあった錆さびのカップや
入れない巣箱のような木のオブジェが
このカフェの意志をあらわしているよ


2009年4月10日金曜日

デザイン作業

あと一ヶ月を切った栄のラシックでの
イベントに出展する
PICNIC WORKSさんのフライヤーの製作

パソコンが壊れたというので
メールでの打ち合わせが出来なくなってしまった

フットワークの軽い二人は
さっそく一時間半もかけて急遽来宅

彼らとの大まかな打ち合わせはすんでいるから
ボクは一人でMacに向かう
そばで色々と話されるのはイヤなんだよ

まるで締め切りに追われ
缶詰になっている流行作家みたいでしょ

ボクがデザイン作業をしている間
こんな風に時間を潰してもらっているんだ



今回は納期を急ぐというので
WEB上の格安最速という通販印刷を使うことにした

デザイン OK
文字チェック OK
完全原稿 OK
画像チェック OK
ホルダーの圧縮 OK

WEB送稿・・・・開始
えっ 届かない?

はい やり直しね

ハイ 送信完了

今日送稿すると3日後には
着払いでフライヤーが届く段取り

はい お仕事はお仕舞い

フライヤーはA6サイズだけど
お遊びでA3ポスターも作ってみたよ
それがコレ

自分たちの考えたレイアウトやキャッチコピーに
ご満足のお二人さん

ご苦労様でしたね
ああ 疲れた

さあ 飯食いに行こうよ


2009年4月9日木曜日

新刊であれ中古であれ本は香しい-13

amazonから本が届いた

ロダンの最愛の弟子であり
ロダンの愛人でもあり
愛への苦悩や葛藤があり
不遇とも言える一生をおくった
カミーュ・クローデルの生涯を描いている
この本を探して1年以上経った

wishリストにしていた

大昔 ロダンのダフィニスとクロエという
彫刻を見てから気になっていた



本屋さんでこの本を見つけたときには
手に取ることもなかったのだけれど
強烈な名前だけはインプットされたようで
気になっていた

届いた本のページをパラパラと繰ってみたが
陰惨な描写があるわけでもなさそうなので
安心したよ


表現したり物を作っているので
出来るだけ自分の精神状態は平穏で穏やかに
なるようにしているんだけれどね。

時として刺激的な本を求めることがあるのさ




最近 行きつけの書店では
最近文房具やステーショナリー関連の書籍が
特別コーナーで平積みされている

ブームなのかも知れないな

この手の本は値段が高いので
カフェに持ち込んでパラパラと斜め読みにしているんだけれど

ふとamazonで探してみたら
安い中古本をみつけた

メモ帳や手帳やステーショナリーのカバーを
革で作ってみたくなっているので
参考書として揃えていこうかな



2009年4月8日水曜日

革細工ただいま修行中 -14

革製品のお店ではなく
アジアン雑貨のお店を覗いたら
天井からいろんな革紐がぶら下がっていた

ああ
こういう飾り方もあるんだ と
眺めていたら 
売り物だと分かった
手の届かない上の方にぶら下げてあったからね

タイのチュンカーベンのようなパンツをはいた
店員の女の子と話をしながら色んな革紐を選んだ
彼女が選んでくれた物
ボクの意志で選んだ物

自分では選ばない物を
選んでもらうのも創造性をかきたてられるよ

携帯ホルダーに使おうか
キーホルダーに使おうか
メディスンバッグにぶら下げても楽しいぞ

そう言えば革の組紐の参考書を買ったぞ
組紐でブレスレットも良いかも




これは先日行った関宿で買ったんだよ
もう一週間以上たったんだけれど
行方不明になっていたのが
ひよっこりと
現れてくれた

今時の若い子に
算盤という漢字を書いたら読めなくて苦笑したよ
・・・ということは
これが算盤の玉だと言うことも
知らないはず

だからこれを革製品のビーズの代わりに
使ってみようと思いついたんだ

どう 思う?


2009年4月7日火曜日

春の強化合宿-番外 LACHIC 編

クリエイター仲間のPICNIC WORKSさんが
愛車のミニクーパーを駆ってやってきた

5月の連休に栄のラシックで催される
LACHIC CREATERS FESTA Vol,1に
出展する事が決まったので
それのフライヤー製作の打ち合わせをした

ジャンクな革や布製品を作るPICNICさんは
物の考え方も常人では計り知れない
面白さをもっている

きまじめな( どこが ?? )デザイナーであるオイラは
彼らのラフ案をみて愉快になった

デザインやキャッチコピーは思い切り遊ぼうじゃん
ということで
フライヤーのデザイン骨子は決まった

決まったからには
飲もう・・と

気がついたら朝



遅い朝を迎えて軽い朝食の後は
近隣の雑貨の置いてあるギャラリー巡り

そして ボクの行きつけの本屋さんで
一服

この本屋さんは売り物の本をカフェに持ってきて
読むことが出来るんだ

ねっ みんな本を読んでるでしょ
そこへウサギが跳んできて・・・ではなく
これまた
ジャンク雑貨クリエイターのAYUMiが加わった

それぞれが それぞれの本を書棚から抜き出して
選んできた
本のアレヤコレヤの談義

ボクの選んだ本は後日紹介するね

PICNICさんが選んできたのは
アメリカンインディアンのナバホ族の名誉部族になった
革やシルバー作家のゴローさんの本

ゴローさんとはずいぶん昔からの知り合いなので
びっくりしたよ

大昔に彼から買った煙草入れのポシェットは
未だに現役
原宿のお店の奥に悠然と座っていたゴローさん

インデアンモカシンやベルトや鞄は
無くなってしまったけれど彼の笑顔は記憶の中にある

PICNICさんは当然のようにこの本を買い求めていた
ボクはamazonで探そうとこっそり決めた

(探したよ・・・格安で手に入れたよ)


禁煙や嫌煙の叫ばれている昨今
知ったことではない煙草好きの我々の灰皿は
飛び交う言葉と同じように吸い殻のてんこ盛り

おいしい珈琲と紫煙はとても似合う

物つくり達は我が強いというか
自己中というか
突然何か閃いたAYUMiは
花が咲いている歓談をよそに
突然アイデアスケッチの書き込みを始める



アイデアノートをこっそりと盗撮
訳の分からない呪文やスケッチが描いてある
これが 後々作品になって現れてくるんだよね


これはAYUMiが選んできた
本の一ページだよ
生け花の本だけど
マヨネーズの空きチューブに
一輪活けてある