2009年1月29日木曜日

自作豆本の世界に魅せられた -8

消しゴムはんこ作家のモリヨの豆本作りの
製本のお手伝いをした

全部で20冊完成
彼女のブログでこの豆本の紹介をしたところ
中身も見ずに注文が入ってきているそうだよ

これは消しゴムはんこを委託してあるお店用の
サンプル豆本


特製化粧箱に入った豆本




製本の合間に2月に出展する「栞展」の作品も
見せてもらった

本人の了解はもらっていないけれど
こっそり紹介するね
電車の中で本を読むときに
切符を栞代わりにすることが多いのだが

電車を降りるときに
栞の切符を外してしまうのが
不便だから・・・・と
アイデアが湧いたらしい



で このように切符を入れておく
そのため透明のスリーブがついているから安心













2009年1月28日水曜日

骨董市へ行ってきた

今年初めての骨董市に行ってきた
昨年末に行ったときに顔なじみになった骨董商の
おっさん達も元気だったよ

春のようなポカポカ天気だったので
人手も多く
市もすごく活気があって賑やかだった


戦前のアメリカ自転車のチェーンを利用した
キーホルダーだよ
日本製の自転車のチェーンもあったけれど
値段の高いコチラを選んだ

自転車のメーカー名は聞いたけれど
忘れちまった

知人の親が病院をやっているので
廃業したときには
医療器具や医療棚を譲ってもらうことに
なっているのだけれど
まだまだご健在で手に入るのは先になってしまう

しかし、骨董市でこんな医療器具に出会うと
心を惹かれてしまう

アルミでできたケースの中には
ポンピングの出来ない大きな浣腸器が入っていた
帰ってからすぐに煮沸消毒した

浣腸器は使う予定が無いけれど
ケースは革細工の道具入れに使おうと思っている



これは象牙でできた和裁に使うヘラも見つけた
このヘラも革細工の筋入れに使えそうだよ

アルマイトで出来た小さな小さなスプーン
これは時計やカメラの部品などと
一緒に封じ込めたいと思っている


何に使われていたのか店主も知らないと言っていた
白磁の細い円筒
たくさんまとめ買いをしたので
欲しい人がいたら分けてあげるよ

ボクはこれも革細工の道具に使おうと
思っているんだ


何かの部品だと言っていた
この店主は昨日撮影に行った雑貨屋さんのことを
知っていて話が盛り上がった

で・・買ってきたこの部品
楽しいアイデアが次々と湧いてくる

並の物作りだと板や瓶に縛り付けて
作品というのだろうな


これは浣腸器ではなく
小さな注射器だよ
シリンジともいうんだけれど
樹脂加工やアクリル加工をするときに
接着剤を流し込むのに使えるのでは・・・と
買い求めてきたんだ


アメリカ製のブックマッチのカバー
たくさんあったのだけど
デザインの可愛いのだけを選んできた

帰ってから
買い占めてくればよかったと反省している

60年代位のマッチだと思う

2009年1月27日火曜日

ちょいと変わった雑貨屋さんに行ってきたよ

豆本を作ろうというボクの提案を
受け入れてくれた友人の雑貨屋さんに行ってきたよ

一般的な雑貨屋さんを想像してはだめだよ

自宅の一部を改造して
長年集めてこられた雑多な物が陳列されている
その数の多いこと多いこと

一見JUNKにしか見えない物
今となっては懐かしくもある昭和レトロ
すべては生活感に溢れていて
集めてこられたオーナーの確かな鑑識眼には
敬服してしまう

撮影カット数は600枚を越してしまった
戻ってから300枚以上を泣く泣く破棄したよ
豆本制作のためだから
取捨選択にはまったく困ってしまった
どこを選んでも絵になるんだ
豆本作りが楽しくなってくるぞ

雑貨屋さんだから売り物も撮ったけれど
敷地内に放置・・・モトイ・・配置されている
雑多の物・・・モトイ・・宝物には
目を奪われてしまった

一緒に行ったJUNK雑貨クリエイターのAYUMiも
歓声を上げっぱなし

オーナー自身もクリエイターでもあるので
おいおい作品や商品も
このブログで紹介していくことになるけれど

いまはプロローグといったところだね
何を撮影してきたの?と
思う人は多いだろうね












2009年1月26日月曜日

栞展のご案内

2月に始まる「栞展」のDMが届いた。

2月1日が納品締め切りなんだけれど
間際になっても作り続けている

ボクの作っている栞は・・・

マスキングテープやタイの新聞やスタンプなどを革にコラージュ 
革とマホガニーの薄板(2種類)を組み合わせた栞
一般の人が見たら決して栞だとは思ってくれないだろうな

完成するのはギリギリの月末だね


2009年1月25日日曜日

自作豆本の世界に魅せられた -8

豆本作家の田中 栞さんのブログを拝見していたら
「miniture books」という稀観本の紹介があった

お薦めのようだったから早速手に入れた
すごい本だよ

豆本の歴史(英文だから分からないけどね)や
珍しい豆本がたくさん載っている豪華な本だった
その中には日本人作家の豆本も出ている

西洋ではミニチュアブックというんだね

本だから紙はもちろんだけど
革や金属を使った豆本も紹介されている

豆本にこだわる人は持っていても損はしない本だよ

ムラムラと豆本に対する創作意欲が湧いてきたよ



2009年1月24日土曜日

自作豆本の世界に魅せられた -7

消しゴムはんこ作家のモリヨが
泊まりがけで製本にやってきたよ

20冊製本する予定だったのが楽しいお喋りで
5冊製本しただけで時間切れ

でも、その5冊を持って帰り
自分のブログやHPに載せたら
続々と欲しいという注文が入ったと
連絡があった

すぐに残りの冊数を製本しなくては・・・

3月にある「豆本展」に出展するまでには
増刷になりそうな気配濃厚だ


モリヨの豆本はなんたってストーリー展開があるから
ページを繰っていっても楽しいんだよ

2月になったら
自分自身の豆本も作り直そうと思っている
ハードカバーにも挑戦したいしね
内容の構成も新たに練らなくては


2009年1月23日金曜日

革細工と栞展

革細工に取りかかったのだから
2月に催される「栞展」に出品する栞も
革で作ってみようと考えた・・・

そして木工や木彫をやっているんだから
革+材=しおり
という構造式が完成した

木工用の焼き印もある
手縫いの練習にもなる

・・・・で 出来上がった試作品がこれです
赤いリボンはありあわせの生地

材は画像では分かりにくいけど
マホガニーの薄板をつかった



これは相方が私も参加したいと言い出して
何やらゴソゴソ作り出したので
その栞を刺しておく筒を革で作ってみた

2πrという数式を思い出せず
筒の円周は現物合わせにしたら
革の厚みを計算に入れず失敗したので
ミスった裏側は公開しないよ


2009年1月22日木曜日

楽しい素材が集まってきたよ

時計を譲ってくれませんか? ・・・と
友人や知り合いに声をかけていたら
続々と時計が集まり始め・・・

その内に、カメラはいかがですか? ・・・と
提案をいただき
カメラが送られてきた
そしてバラされて出番を待っている

思い出や人生の軌跡を封じ込めると
言ったものだから
大切にされていたであろう
色々な素材がプレゼントされたよ

アクセサリーや貴金属
生地も何種類かに丁寧に分けられて
それぞれに思い出まで書き添えられていた

若い女の子に見せると
「わぁ可愛い」「これ欲しいよ」なんて言い出す
争奪戦が始まる前に
ダメダメこれはあげられないからね と釘をさす

アクセサリーや貴金属類を使った作品は後回しにして
いくつかの生地は豆本の表紙として
生き返りそうだよ








2009年1月21日水曜日

豆本と革細工のある日

3月に催される「豆本展」に出展する
ワイヤークラフトとトンボ玉の作家二人が
遊びにきてくれた

ボクは突然収集を始めた
豆本の参考書や豆本を見せてあげた

二人は元々バックパッカーで
リュックを担いで世界中を歩いている
当然タイはお気に入りである

キーワードは・・・
タイ・豆本・トンボ玉・ワイヤークラフト
そんな話で3時間は あっという間にすぎていた




彼女たちが帰ってから
革工作をはじめた

手始めに革包丁のケースをふたつ作ってみた






画像のうち下にあるのは
骨董市で手に入れたチビた革包丁

確か200円くらいだったと思う
サビサビで売っている親父は何か知らなかった
元々木彫に使えないかと思い買っておいた

錆を落とし 砥石で研ぎ上げると
鍛造の素敵な刃が現れた
素人さんが2本の革包丁を持っているって訳だ

これだからやめられないね
骨董市まわり


2009年1月20日火曜日

お供で雑貨屋へ

JUNK雑貨クリエイターのAYUMiが
雑貨屋さんで個展&即売をやっている

好評のようで展示作品が次から次へと
買われていってしまい
追加納品するというので連れて行ってもらった

雑貨屋のオーナーもコラージュ作家なので
話していても楽しく参考になる話が聞ける

2月にある栞展に出品するために
オイラはコツコツと栞を作っている
その中にコラージュを取り入れたいと思っているので
ありがたい話を聞くことができた

文化芸術など全方位に関心をもつこと
テーマカラーを決めること
日頃から素材は収集しておくこと
自己満足でいいこと
評価なんて気にしない
楽しむことが一番
上手で無くてもいい
無理しない
がんばらない

近いうちにまた行きたくなってくる