2009年4月30日木曜日

革細工ただいま修行中 -18

オークションで革製作の
道具類を安く落札したよ

革職人が使っていたというプロ御用達の品々
オイラが持っているようなヤワな道具ではなく
鍛造の道具類
錆が浮いてきているけれど
使う分には問題なしだね
いい道具を手に入れるとウキウキしてきちゃう

それだけで満足しちゃうのが
オイラの欠点でもあるんだなア

10年ほど前に木彫を始めたときにも
匠の使っていた古い彫刻刀を手に入れた
刃物だから砥石で研げば新品になり
鋭い刃がよみがえってきたよ

この革の道具類も
暇をつくって手入れをしてみよう

雑誌に出ていたロングウォレットを
参考にして自分のサイズだしをしてから
型紙を描いてみたよ

そして革を断裁して
パーツごとに切り分けて
ファスナーも取り付けてみたよ

あとは順番を間違えずに手縫いにかかるんだ

端革を利用してバングルを作っているんだ
コインパースは以前作ったパターンを生かして
トライバル模様を切り抜き
タイ仲間の友人からもらった
黒のレザーパンツをインレイにしてみた
出来上がってから思ったんだけれどね

切り抜いた柄が バットマンのマークに似ている
今度切り抜くときには
バットマンマークにしても楽しいぞ

ジャンク雑貨クリエイターのAYUMiが
展示会の打ち合わせに来たので
バングルを付けてもらいモデルになってもらった

 手タレって言うわけだよ


2009年4月29日水曜日

新刊であれ中古であれ本は香しい-16

amazonから本が届いたよ

この 「パリ、クリエイターのアトリエ」 という本は
一年も前にウイッシュリストに出しておいたもの
定価が1900円もする高価な本なので
適当に希望価格340円としておいた

どこかの古書店が見るに見かねてか
340円で譲ってくれたよ

ありがとうございました

タイ語で 「ま、いっか」は
マイペンライというんだ
タイ人たちは何か問題が起こると
すぐにマイペンライと連発してしまう

タイ語みたいな本の題名に惹かれて手に入れてみた


この下の本たちは革細工の参考書
トライバルアートにも興味があるからね

バイク乗りたちの小物を紹介している
BIKER MONと言う雑誌は
革細工の先輩たちの作品(すごく高い値段だぜ)が
たくさん掲載されていて 
とても参考になる

技法書ではないから
イメージのヒントは得られても
作り方の順序や大きさは自分で考えなくてはならないし
出来上がりを想像して苦労して型紙も
自分で描き上げるから
それはそれで
勉強にはなるんだよ


この本「ビジュアル版 世界お守り大全」は
 実は言うとボクの本ではないんだ

仲良しのPICNIC WORKSさんから頼まれて
古書界を探していた
めったに出てこない本だから
値段も妥当で良かったと思うよ
引き渡しの前に何度も何度もページを眺めていたよ

自分の本ではなく頼まれ品の本だから
紹介するのは変だな と
思っていたんだけれど
大きな本で分厚い豪華な本だけれど
中身がとても素敵でボクも欲しくなったから
ブログに載っけてみたんだよ

もうすぐお別れだね

2009年4月28日火曜日

久しぶりの木工作業-2

雨と強風もおさまり
お天気もいいから久しぶりの木工作業

革細工をやり始めてから
道具類が増えてきたので
木箱やディスプレー棚が作りたくなった

バングルを飾っておくためのケースも作りたいな


いつも行くホームセンターで
塗料の安売りをやっていた
なんでもニッペとの取引が無くなったので
在庫を半額で処分するのだとさ

普段は使わない色も買ってきたよ
ポイント的に使ってみようと思っている


レジの横に飾ってあった椅子が古そうで可愛い

エイジング加工のやり方が書いてある
よく読んでみるとニッペの塗料を重ね塗りして
サンディングして古く見せる手法

レジのお姉さんに質問したんだ

ニッペの塗料はもう取引が無いんだから
この椅子は出していてもダメなんじゃないの?

お姉さんは担当者に聞いてみると言う

で・・担当者のご登場
交渉開始

不要のサンプルなんだからボクに頂戴な
というわけで

もらって来ちゃった
言ってみるもんだね

2009年4月27日月曜日

野菜を作ってみるよ

去年の夏はタイへ行くので
水やりが心配で野菜作りはあきらめていたけれど
今年は土いじりもやるよ

用土も安いのが売っていたから
畑の土から手入れを始めよう

その前に草取りからだよ
種をまくには遅すぎたので
苗を買ってきた

ゴーヤ 枝豆 トマト キュウリ ナス は例年通り
初めて挑戦するのは落花生
実が地面にもぐって生育するというのが
楽しみだね

あっ瓢箪の苗を買ってくるのを忘れていた
いや苗は無かったから
種を買わなくちゃね



これが落花生の苗
どんな実がなるのか楽しみだなぁ


2009年4月26日日曜日

うれしい手紙とプレゼント

仲間のPICNIC WORKSさんから
小包が届いた

梱包の麻紐をほどいてから しまったと思った
その荷姿も撮影したかったから
開封せずに飾っていたんだ

自分たちの好きなスタンプやラベルが
ペタペタと貼ってあり
それをワックスペーパーみたいな
蝋引きの紙でラッピングされている
このままオブジェとして保管しておきたいと思ったよ

PICNIC WORKSさんから
まだ開けてないの 早く中身を見てよ と
言われたんだよ

何か急ぐ物が入ってるって思うじゃん
渋々 中をひらいてみた

彼らが神戸の雑貨屋さんを訪ねたときの
レポートが入っていた
この雑貨屋さんには一緒に行こうと何度も誘われていて
どうしても時間が合わずにいて
お誘いを断ってばかり

やさしい彼らは
行けないボクのために
リアルタイム的な臨場感あふれる
報告をしてくれたんだよ
写真もありで 実況中継のようなんだ

その写真とテキストの配置の間には
遊び心があふれているマスキングテープの使い方は
見事なコラージュ作品だよ


知らなかったけれど
ケータイで撮った画像をプリントショップでは
ポラロイド写真のように真四角にしてくれるんだね

写っているのは店内や洋書や紙製品
いいなぁ・・・行きたいなぁ
行けば欲しい物ばかりで
帰れなくなるなぁ

次の機会には彼らと一緒に行こう
一緒にこの雑貨屋さんに行きたい人手を挙げて


極秘情報も入っていた
ジェイソン・ボーンからの秘密の報告みたいだな
そう思いながら開封

え〜っ そうなの
知らなかったよ そうだったのかぁ
良いなぁ

極秘情報は漏洩を防ぐために読んだら捨てるのが鉄則

でもね
これも楽しい事が書いてあったから
鍵のかかる秘密の宝箱にしまうよ


そして彼らの選んでくれたボクのためのいろんな紙類
おっ!! これは使えそうだぞ

でも弱ったなぁ・・・素敵な紙類は
コラージュに使えないじゃないか

2009年4月25日土曜日

仲間との映画会

小原村でのアウトドア活動の仲間から
画像添付のメールが届いたんだ

彼の事務所で映画会をやるからオイデと
いう大人たちからの誘い

事務所内には巨大なスクリーンとプロジェクターが
設置してある
前回は 三国志のレッド・クリフを楽しんできたよ

このところ映画館の大きなスクリーンからは
遠ざかっているから
映画好きのボクとしてはお誘いはとても嬉しかった

何よりも上映する前に
仲間たちと一品持ち寄りの料理やお酒を飲みながら
アレヤコレヤと話に花が咲くよ

映画が始まる前には
自分のビールと肴の料理を手元に置いておく
酒飲みの映画好きには
映画館ではなかなか出来ないことなのでたまらんね

今回見たのは
名作 おくりびと

父や親しい友をおくったときのことを
思い出して
こっそりと泣いてしまった




2009年4月24日金曜日

レトロでジャンクなカフェを発見 -4

ボクの大好きなカフェ&雑貨屋さんを
覗いてみた

無理矢理に進呈したボクの作った豆本が
ほかの小物たちに温かく囲まれているのを見た
本当に居心地が良さそうだった
しかも大切にしてもらっていた

一家言をもったカフェ&雑貨屋さんの場合
自分勝手に何かを進呈する
プレゼントするという訳にはいかない

変な物をさしあげてお眼鏡に叶うと言うことが
少ないからね

もの作りをしていると
褒めてもらうということが大変励みになる
もちろん批判も受けなくては上の段階には
上がっていけない

でもボクの場合には
万人受けなんて狙っていないから
気が楽だよ

今では何でも話せる素敵な友達になってくれた
この店のオーナーは
数少ないボクの理解者になってくれます

なんたって素敵なのは
肯定的に話を聞いてくれること
単純なボクは
それだけで有頂天になってしまうよ



訪れるたびに変化している店内
まるで生きてるみたい・・と前にも
書いたけれど
毎回それを探すのが楽しみになっている

このオブジェも毎回撮っているけれども
毎回ちがう表情を見せてくれる

今日の彼は
なんだか自信たっぷりの生き方をしてるようで
うらやましかったんだ


こんな風に年を重ねていければいいな
こんな風に単純に生きていければいいな
体は錆び付いてきても
この器のように枯淡の域にたどり着ければいいな

味のある人生っていいな


いままで見逃していたのか
気がつかなかった

明かりとりの支え棒に
可愛い小さな靴下が掛かっていたよ
風で洗濯物が飛んできたんだろう

どうすれば
こんな発想が出来るんだろう


数字が大好きという店主だから
ナンバーのついた小物があちこちにある

意識して整然と並べられているわけではない
彼女の無意識な美学が
自由な発想と天衣無縫なレイアウト感覚になっている

ほらこのNo1のナンバープレートなんて
傾きすぎていて
外れそうだぜ


一瞬タイ語かなって思ったプレート
タイ語ではないけれど
カンボジアかビルマか分からないけれど
タイのご近所であることには間違いないね

タイへ行ったらこんな小物と出会う旅にしたいな



お客様の手荷物だと思ったよ


カーテンの明かり取りになっている
このツギハギ布にも
感性と明確な意志があることを
教えていただいた

ボクは ただただ
なるほどねぇ・・と
楽しくなってうなずくばかり


2009年4月23日木曜日

素敵な雑貨屋へ行ってきたよ

少し前に仲良しのPICNIC WORKSさんから
紹介された雑貨屋さんに行ってきたよ
ブログに紹介するには
時間がちょいと経ってしまったけれどね

ビルの三階にあるこの店は
なんと先月 エジプト帰り展を見に行った
ギャラリーの上の階にあったんだ

重厚な扉を開けて入ると・・
日本の雑貨ではなく
ヨーロッパからの雑貨でいっぱい


オーナーの方に挨拶をして
PICNIC WORKSさんからの紹介であることを
キチンと告げたよ

そして いつも持ち歩いている
ボクが製作した豆本のいくつかを見てもらった

西洋の雑貨は当然のことで
値段は安くはない
でも よおく探してみると そうでもない


時間の経過を感じさせるような
大好きな紙ものがたくさんあって
あれこれ見ていると全部欲しくなった

商品について 
ひとつ ひとつ質問すると
ひとつひとつ丁寧に教えてくれました

ドコどこの蚤の市で見つけたなんて話を聞いて
紙の香りを嗅いでいるだけでいるだけで
ボクは行ったこともない
異国の路地に迷い込んでしまう



シェークスピアの全集が小さな豆本になっているのを
見つけたときには感激したそうだよ

そりゃそうだろうね
その小さな書架に入ったシェークスピア全集は
値段は高いけれど
価値からいったら全然高くない

無理してでも欲しいけれど
今は他にお金を使いたいので
高額商品は買わないことにしているんだ


異国の人が書いた 直筆のメモや伝票や日記・・
何が書かれているのかは分からないけれど
そそられるものがあるよ


ミリタリー物が好きなんだってさ
ボクも以前持っていたなぁ

ハーネスに取り付けるポウチや弾薬入れ
防毒マスクをいれるケースは
キャンプに行くときなどに重宝したことを思いだした

そういえば随分キャンプにも行っていないなぁ


奥にはカフェもあるけれど
お茶するのは今度誰かと一緒に来たときにしよう



それから少したった頃
ヨーロッパでの買い付け商品が並びます 
という
ハガキが届いた

近いうちに誰かを誘ってまた行ってこようっと