久しぶりの木彫だよ
3月4月5月6月とイベントが続き
通常の作品制作もやっていくんだけれど
3月のイベントへの作品作りは完了した
いつの間にか
10年間の間に彫り上げた30体ほどの
お地蔵様は処女作しか残っていない
みんな良い子で素敵な方々に渡っていった
タイにも持って行ったら友人達も喜んでくれた
精神的に少し落ち着いているので
新たにお地蔵様に取りかかっているよ
材は ブナ
カラカラに乾燥させてあるから
すごく固い
作品を彫っている時間よりも
彫刻刀を研いでいる時間の方が多くなるんだ
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木取りをすませて
これから衣に取りかかり
粗彫りが完成するのは今月末頃かな
頭部の粗彫りをすませておくと
衣とのバランスが取りやすくなる
暖かくなってきたから
色々な仏様と巡り会うことも多くなるから
衣の意匠ヒントも得られるだろうね
そして最終的にはお顔の表情
さてさて どんなお顔になっていくのか
ボクにも分からない
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これは10年ほど前に彫った処女作
鬱から胃潰瘍や帯状疱疹で苦しんでいたときに
無心になって彫り続けていたんだよ
そんな頃にインデアン音楽と巡り会い
まるでトランス状態になって彫ることが出来た
完成したときには
3 件のコメント:
私の童地蔵様 初めて手にした時、やんちゃで甘えっ子のお顔に見え 愛おしさを感じました 毎日向き合ううちに 慈愛に満ちたお顔になられ 今では 私の心を映したくださる鏡 いろんなお顔で共に歩んで下さっています。
不思議な感覚です 私だけかしら・・・?
ありがとう
合掌
YUさんの、魂の作品ですね。
童地蔵をあの不思議なタイミングでいただけたのは、あたしには奇跡でした。地蔵菩薩は衆生の救済に人の形をとって希に現れる。
いただいた時は、ほっとしました。
やっと、一息つけると思いました。
図々しいけど、はっきりわかります。来るべくして、うちにいらして下さった菩薩さまです。拠り所を有難うございました。
匿名 さん、Masmix さん:
ボクは煩悩が108以上あり困ったなぁという俗物なのですが、なぜかお地蔵様を彫らせていただくときだけ、全く赤の付いていない自分に気がつきます。
お二人の暖かい気持ちが次の作品へのエネルギーになります。
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