2008年7月13日日曜日

版画展に行ってきた

玉村豊男の版画展を見てきた。

その版画はいわゆる木版画や石版画とはちがう
ジクレー(Giclee)といわれる版画だった
吹き付けて着色するという意味のフランス語だそうである。

データとしての「版」があり、現代の科学技術によって
登場した新しい版画の分野です。

版画自体は複製される絵画であり、シルクスクリーンなども
版画の範疇に入る。

最近ではリトグラフも写真製版で原版を制作する。

版画という範疇は日本にしか無く
アメリカではPrintです。
但し、Original PrintとPrintの区別はされている。

次の作品を版画にすることまでは決めていたが
消しゴムハンコにするか
木彫レリーフにするか
多色刷り木版画にするか・・・と

表現方法に悩んでいましたが
ジクレーという方法があることに気がついて
早速、複製芸術である「玉村豊男版画展」に飛び込んだというわけだ。






8月1日からは同じ画廊で
「原田泰治 ピエゾグラフ版画展」が開催される。
ピエゾもジクレーも新しい版画様式である
しかもボクはそれらに手慣れている
表現方向は定まりかけた

しかし、その頃ボクはタイのビーチで美女達に囲まれて
朝から夜までビール三昧

版画のことなんかすっかり忘れているだろう。







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